夏の楽しみが一つ増えました

トマトをネットで囲いました

5月中旬に植えた9本のトマト。

幸いにも一本も枯れることなく、実を付けるにいたりました。

日毎に濃く色づいてきました。

今のところ、まだカラスやタヌキに気づかれていないようです。

… が、それも時間の問題 … 。

集落の人の話によると、彼ら〈彼女ら〉は、誰が教えたわけでもないのに食べ頃になるとしっかりやって来るそうです。

 

除草も一段落しましたので、トマトをネットで囲うことにしました。

ブルーベリーの収穫時期も終わり、ブルーベリーを囲っているネットや支柱などを解体し、それらを利用することにしました。

午前のうちに解体し終わり、午後トマトの囲いづくりに取りかかりました。

途中、支柱に使う竹〈真竹〉が足りないことに気づき、木立から一本切って持って来ました。
〈近くに材料になるものがあると便利ですな … 時間もかからなく、しかもタダ〉

新たに竹を適切な長さに切るのに若干の時間を要しましたが、

ほかは、ネット、支柱、結わえるひも、鉄杭 … どれもほぼ解体したままの状態で使いましたので、夕方までに〈トマトの〉囲いが出来上がりました。

幅1m、長さ6m、高さ2mといったところでしょうか。(右上写真)

 

9本のトマトはいずれも小玉と中玉の品種。

鈴なりになった真っ赤な実 … さぞかし映えるでしょうな。

もちろん食べてよし。

夏の楽しみが一つ増えました。

自分からももっとお伝えしていかないと

2週間ほどで青々となったサツマイモ

午前中ずっと草刈りをしました。

午後はトマトの棚をつくる予定でしたが、急に3日後の『偲ぶ会』の進め方が気になり出しました。

進行のシナリオを作成したけれど、自信が持てないのです。

※ 『偲ぶ会』の進行については、前回のブログ記事をご覧ください。

 

で、『偲ぶ会』の経緯をよく知っている町会長さんに相談することにしました。

わざわざ出向いてくれました。

作成した〈進行の〉シナリオを見せると、2~3か所サッと直してくれました。

疑問に思っていたことにもていねいに答えてくれました。

おかげさまでそれまで抱いていた不安も解消しました。

 

町会長さんを見送った後、サツマイモの畝に目をやると、2週間前とは見違えるほどに青々と生い茂っていました。(右上写真)

2週間前の様子と言ったら … それはもう ” 寂しい ” としか言いようのない状態でした。

※ 2週間前のサツマイモの様子については、6.26付ブログ記事『ホントにありがたいご指摘でした』に掲載の写真をご覧ください。

野菜づくりの経験豊富な方の的を射たアドバイスで、短時日で見事にサツマイモが蘇りました。

 

シナリオといい、サツマイモといい、みなさんからあれこれ教えてもらい、ありがたいことです。

… が、何かもらってばかりで申し訳ないですな。

自分からもみなさんにもっとお伝えしていかないと。

無事に終わってほしい

色づいた小玉トマト〈千果〉 … 甘酸っぱくておいしいですな

午後、集落の集会所に行きました。

今月の半ばに行われる『お亡くなりになった方を偲ぶ会』の事前打合せをしました。

※ 『お亡くなりになった方を偲ぶ会』について
集落では、例年7月半ばにこの一年間で亡くなられた方を偲ぶ会を執り行っています。
その準備や運営は、集落を構成する  ” 班 ” がしています。
今年の当番班は、私が属する班です。

 

集まったのは10人 … 。
〈班の戸数の半分以下ですな〉

で、その中で、『偲ぶ会』当日にお世話をできるのは、6人 … 。
〈休日でなく平日開催なので少ないのかな?〉
〈いや、休日開催でも、せいぜいが10人ぐらいか〉

何しろ当日〈4日後〉は少人数で準備、運営等をしなければなりませんので、早めに打合せをし、準備に取りかかったというわけです。

当日準備するものを確認したり、お布施に対するお返しの注文をしたりしているうちにあっという間に3時間が過ぎてしまいました。

 

プレハブに戻って来ると、もう〈午後〉5時近くでした。

畑をひと回りしました。

小玉トマト〈品種は千果〉を見ると、けっこう色づいているのがありました。(右上写真)

捥いで口に入れました。

打合せでの疲れがいっぺんに吹っ飛びました。

そうそう、『偲ぶ会』の進行役も仰せつかったのでした。

… 無事に終わってほしい …

心地よい疲れに包まれた夕べのひと時

午後木立前の草刈りをしました

朝まで降っていた雨も、〈午前〉8時過ぎに上がりました。

午前中は畑の草むしりを、午後は木立前の草刈りをしました。(右写真)

日射しがなくとも気温も湿度も高いので汗ぐっしょり。

自宅に戻って水風呂に浸かり、出直すことにしました。

 

水風呂と言っても、昨晩の残り湯ですが … 。

残り湯にお湯を足してから浸かりました。
〈真夏ならそのまま浸かるのですが、この時期はまだ少し冷たいですな。〉

10分ぐらい浸かっていたでしょうか。

浴槽から上がり、シャワーで汚れを落としたあと体を拭くと、

洗濯したての下着、薄手の綿の作業ズボンにこれまた綿の半袖作業衣を着て

再びプレハブに。

 

ブログ記事の下書きをすべくパソコンに向かうと、

キーボードを打つべき手はアイスコーヒーの入ったコップをいつまでも持ったまま。

そして、目は、パソコン画面でなく、ずっと窓外の景色に。

1mほどにまで伸びたヒマワリ、棚を少しずつ這い上がってきたアサガオ、鈴なりの青い実を付けた小玉トマト … … 。

時折聞こえる小鳥の鳴き声 … 。

薄手の作業衣を通して私の体に触れてくるエアコンの乾いた空気 … 。

心地よい疲れも手伝いいつしか瞼が … 

ふと時計を見ると、針は〈午後〉6時を回っていました。

 

梅雨が終わろうとしている頃の

〈換言すると〉

真夏を迎えようとしている頃の

夕べのひと時でした。

【そして、人生はつづく】川本三郎著 を読む

【そして、人生は続く】川本三郎著:平凡社

終日雨。

【そして、人生はつづく】川本三郎著:平凡社(右写真)を読み終わったところです。

印象に残ったくだりを紹介します。

 

… 自分の人生も限られていること。それまでに何が出来るのか。何をしたいのか。終わりを見据えて、逆算して生きてゆくことが大事になる。時間が限られてきているから、物事に優先順位をつけてゆかざるを得ない。 … P68

… 日本にやって来たキリスト教の宣教師は、「聖書」の「愛」をどう訳したらいいか苦労した。ようやく考えたのは「大切」だった。坂口安吾の「恋愛論」にそうある。 … P111

… 下町に生まれ育った大西さん〈写真家〉は徹底して東京の小さな町を撮り続けている。海外になどまず行かない。大自然や秘境とも無縁。町場のありふれた日常風景にカメラを向ける。身近な町を見続けることで普遍へ近づこうとする。 … … まず普通の人間なら汚いと無視してしまう風景のなかに、静かな寂しい美しさを見出してゆく。
… P208

… 書名〈そして、人生はつづく〉は、イラン映画、アッバス・キアロスタミ監督の「そして人生はつづく」に倣った。1990年、イラン北部を襲った大地震のあと、監督自身が大きな被害を受けた村を訪ねてゆくドキュメンタリー風作品。どんなに悲劇に遭ったとしても生き残った者は、昨日と同じように今日も生きてゆかなければならないという切実な思いがこの言葉にはこめられている。 … P278

… 頭の中にはともかく、暮らしのなかには修羅を持ちこまないこと。静かな生活を心がけること。 … P279

… ずっと元気に仕事をしていたいとは思う。同時に、あるところで隠棲したいとも思う。そんな時は、静かな小さな町に住みたい。
… P280

 

当ブログ記事で川本氏の著書を紹介するのは2度目。
〈1度目は、2019.2.11付[『半歩遅れの読書術』が川本三郎氏にも] にて〉

氏の文章では、 ” 静かな ” という言葉がよく散見されます。

散見されるだけでなく、文章全体に ” 静かな雰囲気 ” が漂っています。

で、読んでいるこちらの方も、” 静かな気持ち ” になってきます。

氏同様、私も静かな生活を心がけていきたいと思っています。