みなさんもアサガオを楽しんでね

今回の雨で棚が一挙にアサガオでいっぱいに

春以降、短時間〈半日〉でこんなにも雨が降ったのは初めてです。

幸いにも今のところ、集落での雨による被害は聞いておりません。

※ 集落の世話係ゆえ、何かあった場合には応援に行かなければなりません。

 

例年この時期になると、草の成長に衰えが見えはじめるのですが、今年は季節外れの大雨の影響か、ますます勢いを増している様子が覗われます。

先日除草したばかりの薪棚前も、あちこちに青いものが目立ちはじめています。

ほかのところは推して知るべし。

まさに草、草、草 … … という感じです。

雨は明日まで続くとのこと … 明後日からは一週間ほど草刈りの日が続きそうです。

 

が、その一方で、よいこともあります。

今回の雨でアサガオのつるも一挙に伸び、棚が埋まりました。(右上写真)

※ 一週間前の8.11付ブログ記事『先人の言う通り体が一番』に掲載の写真と見比べてみてください。

あとは赤、紫、ピンク、白の鮮やかな花がいっぱい咲くのを待つだけ … 。

晩夏の清々しい朝、澄んだ空気の中で、〈横6m,高さ2,5mのサガオの大パノラマを見られるかと楽しみです。

 

棚をつくったとき、

アサガオにこんなデカい棚 … ちょっとやり過ぎかな?」

と思いました。

が、今やそんな思いは一切なし。

アサガオ棚は木立前道路から丸見え … みなさんもぜひ楽しんでね。

親戚の主

木立に戻ると 2021 8.16 6:40PM

【6年前の冬】

私がまだ勤めていた頃、1月の雪の積もった日曜の午後のことでした。

親戚の主が風呂の薪にするために丸太を取りに来ました。

私の手伝いも断り、彼一人で、長さ約1m、直径20㎝前後の丸太を20本ほど軽トラに載せ、さっさと帰って行きました。

 

【3年前の冬】

私が定年退職し、はじめての冬を迎えた頃のことでした。

当時、彼〈親戚の主〉は運転免許証を返上しており、病院や買い物への送迎は私がしていました。

彼 … 車の運転ができなくとも、凍った道路を上手に歩いて宝くじを買いに行くほどに足腰はそれなりにしっかりしていました。

※ その後彼の子どもが同居するようになり、私の役目は終了。

 

【昨日】

午後、彼の家族から連絡がありました。

3時間ほど家を空けるので、その間彼を見ていてほしいとのこと。

※ 今や彼は、車に乗るほどの体力も気力も失せてしまったようです。

彼の家に行くと、横になって眠っていました。

しばらくするとやおら起き上がり、虚ろな目で私を見ました。

私が誰だかわかったようでした。

冷たいお茶を差し出すと、ほんの少しゆっくりと口に入れ、

「ありがと … 」と、微かな声で言うと、また眠ってしまいました。

 

木立に戻った頃には、辺りはすでに薄暗くなっていました。(右上写真)

※ 親戚の主は、今年の秋に満94歳を迎えます。

秋はまだしばらくおあずけのよう

木立の山桜に止まっているアブラゼミ

朝、木立前の道路を歩いていると、軽トラが止まりました。

集落の住人〈建設業:自営〉でした。

「おはようございます。たいへんですね。お盆も仕事で … 。」

「なんもや。いま、墓参りの帰りや。… ここしばらくは、雨で仕事ができんのや。 … 今日も仕事なしや。 … アンタこそ、いつも草刈りようしてたいへんや。 … お盆に草刈機のエンジン音出したら目立つし、今日はじっくり休んだほうがええわ … 。」

 

おっしゃる通り。

地獄の閻魔様もお休みになるという日〈8月15日〉に草刈りをする気はありません。

お言葉に甘えてじっくり休むことにしました。

 

ユーチューブに飽きると外に出て、アサガオを眺めたりミニトマトを捥いで食べたりしながらのんびりと過ごしました。

彼〈住人〉が言ったように、草刈機、チェンソー、トラクターのエンジン音は一切なく、人工音は、時折木立近くの道路を通る車の音だけでした。

その分セミの声が、いつもより大きいように感じました。

 

で、そのセミですが、以前は少し近づいただけですぐに逃げたのに、

最近はかなり近づいても逃げず(右上写真)、また、動きも緩慢になってきたようです。

最期にさしかかっているのでしょうか。

 

ということは、秋?

でも、予報によると20日過ぎからまた暑さがぶり返すとのこと。

秋はまだしばらくおあずけのようですな。

集落の平和祭の日に思う

雨でくすぶる木立前 2021 8.14 5:00PM

昨晩からずっと雨。

で、例年忠魂碑の前で執り行われる集落の平和祭も、神社内で行われることとなりました。

※ 集落の平和祭については、前回のブログ記事をご覧ください。

遺族の出席者は〈28名中〉10名でした。

集落の世話人も合わせると16名で、少人数ながらも厳かな雰囲気のうちに式典が終了しました。

※ 訂正 … 前回のブログ記事で式典の進行内容を紹介したとき、③献饌〈けんせん〉、④降神〈こうしん〉としましたが、順を入れ替えるように神主さんよりご指摘をいただきました。
… 一つ一つが勉強ですな …

 

戦後76年。

今日の式典の出席者をみると、実際に戦争を経験なされた方は、80代半ばのおばあちゃん一人のみ。

あとは経験していない人ばかりで、私もその中の一人。

が、例年この時期になると、小さい頃に聞いた身内の戦争体験の話を思い出します。

※ 身内の戦争体験談については、2018 8.15付ブログ記事『今後もずっと昔の記憶であり続けてほしい』をご覧ください。

 

夕方、雨でくすぶる木立(右上写真)を見ていたとき、

退職後、ホントに好き勝手な生活さしてもろうとるな。 … そりゃ、確かに家族の理解があるわな。 … けど、大元は先人の多大な犠牲によって築き上げられた平和があるからやろな … … 。」

と、ふと思いました。

ユーチューブに驚きました

〈ユーチューブ〉地鎮祭デモンストレーション より

明日、集落で平和祭が行われます。

※ 平和祭 … 集落では、例年この時期になると、日清戦争から太平洋戦争までに戦死なされた方を追悼する式典を執り行っています。
それを平和祭と呼んでいます。
28名の方が亡くなっており、それらの遺族の方をはじめ、集落各種団体の世話人が出席します。
遺族の方で出席なされるのは7~8名といったところでしょうか。

 

ここ3年〈今回は4年目〉、私が進行を務めています。
〈集落の世話係として〉

その内容は、

① 開式
② 修祓〈しゅうばつ or しゅうふつ〉
③ 献饌〈けんせん〉
④ 降神〈こうしん〉
⑤ 祝詞奏上〈のりとそうじょう〉
⑥ 祭司〈さいし〉
⑦ 玉
串奉奠〈たまぐしほうてん〉
⑧ 撤
饌〈てっせん〉
⑨ 昇神〈しょうしん〉
⑩ 閉式

です。

恥ずかしい話ですが、上記②~④及び⑧⑨を進行する段になると、神主さんの言葉や振る舞いがはっきり区別できないのです。

で、はっきり区別すべく、式典が始まる前に、神主さんに要のところで目配せをしてくださるようお願いしています。

明日もそのようにお願いするつもりです。

 

が、その一方で、 … いつまでもそんなんでは情けない … という気持ちもあります。

ユーチューブを覗いてみました。

驚きました。

ユーチューブって何でもありですな!(右上写真)