とことん好きなことをしたらええわ

まさにモーニンググローリーですな

今日もアサガオを眺めてから一日がスタートしました。(右写真)

 

午前中、木立前道路脇の除草をしているときでした。

ワゴン車が止まりました。

近所の男が車から降りてきました。

「おはようございます。 … 昨日は畔草刈りで今日はここで草むしりですか。 … 暑いさ中、毎日精が出ますね。」

「今じゃ勤めもないし、除草も大事な仕事の一つや。 … ところで、アンタ、最近定年になったそうやけど、長い間ホントにたいへんやったのお。お疲れさま。 … 雇用延長はするんかいのお … 。」

「ありがとうございます。 … 雇用延長ですか。 … … 私が勤め始めたころは、まだ家の近くに営業所があり、そこに通っていました。 … が、10年ほど前にそれがなくなり、県庁所在地に一営業所だけとなってしまいました。 … で、ここ10年ほどは、毎日片道1時間半ほどかけてそこに通っていました。 … が、定年〈60歳〉後もそれが続けられるかというと … 何だか自信が持てなくて … 結局雇用延長をしないことにしました。」

「そうか。 … 思うようにいかんもんやのお。 … まあ、働くだけ働いたんやし、しばらく休めや … 。」

「はい、そうしようと思っています。」

 

別れ際に彼に一言。

「ワシもそうしとるけど … 人に迷惑かけん程度にとことん好きなことしたらええわ。」

『もう一人の自分』が健在である限り

畔草を刈り終えました

頼まれていた田んぼの畔草を刈り終えました。(右写真)

あとで係の方が報酬を持っていらっしゃいます。

報酬は草刈機の償却代と油代程度といったところでしょうか。
〈ホントに安い〉

半ばボランティアですな。

※ 他集落では刈る人がいなく、除草剤で済ませているところもあるようです。
当集落も、いずれはそうなるかもしれません。
除草剤で茶色に枯れた1mほどの畔草に囲まれた田んぼ … 田園風景とは言えないですな。

 

畔草刈り … 少々雑な作業をしても、報酬にはまったく影響しません。

やり直しをさせられたという話もこれまた聞きません。

楽をしようと思えば、できないわけでもありません。
〈一応係の方が除草跡を見にいらっしゃいますが〉

 

では、頼まれたからといって、報酬が安いからといって、半ばボランティアだからといって、お座なりでよいのか?

それはできませんな。

たとえ係の方が許してくれても、心の中の『もう一人の自分』が許してくれませんな。

 

見かけの自分は、歳とともに目、歯 … 等、体のいたるところが衰えてきました。

が、心の中にいる『もう一人の自分』は、かつての仕事に対する姿勢をいまだに保っているようです。

それゆえに今回の畔草刈りも、なんとか恥ずかしくない程度の仕上がりとなりました。

 

『もう一人の自分』が健在である限り、畔草刈りを続けたいと思っています。

コロナの影響がこんな田舎にまで

遅れて咲いた一輪のヒマワリ

昨日の午後6時頃でした。

作業を終えて行きつけの理髪店に行きました。

入り口のドアに

『まことに恐れ入りますが、県外のお客様はお断りいたします。』

との貼り紙がしてありました。

そのようなことは初めてでした。

 

〈もちろん私はそれに該当しませんので〉店に入りました。

すると、主が、髪を切っていた手を休め、

「〇〇さん〈私のこと〉ゴメン。 … 今日はもう店仕舞いです。 … いま時短営業しているんです。」

きょとんとしていると

「コロナ感染防止のために先日からいつもより1時間早く店を閉めているんです。 … 申し訳ありません … 。」

「ああ、そうでしたか。 … いやあ、木立に籠ってばかりいると世間のことに疎くなりますわ。 … また出直します … 。」

と言って、店を後にしました。

こんな田舎にまでコロナの影響が及んでいるんですな。

ホントに驚きました。

 

話は変わりますが、2~3日前に一輪のヒマワリが咲き始めました。(右上写真)

そのヒマワリは、他のヒマワリに比べて成長が著しく遅いので気にかかっていました。

が、どうでしょう。

見事に花を咲かせました。

他のヒマワリはすべてうなだれてしまい、そのヒマワリだけが堂々と正面を向き、ひときわ輝いています。

赤、紫、ピンク、白のアサガオの隣に鮮やかな黄色のヒマワリ … 。

晩夏の木立前をいっそう彩っています。

果たしてウチの温州みかんの味は

温州みかんの実

昨日カボチャの周りの草刈りをしているとき、温州みかんの実がついているのに気づきました。(右写真)

5個ついていました。

 

温州みかんの苗木は5年前の秋に買いました。

当時は木立の手入れもほとんど進んでいなく、とりあえず杉と杉の間に植えました。

当然といえば当然ですが、日当たりが悪いために一向に大きくなりませんでした。

で、孟宗竹を伐採した年〈2年前〉の秋に、日当たりのよい伐採跡地に植え替えをしました。

※ 植え替えをしたときの様子については、2019、11.16付ブログ記事『竹やぶ跡に温州みかんを植えました』をご覧ください。

 

温州みかんの場合、初夏に白い花が咲きます。
〈隣家の畑に温州みかんが植わっていますので〉

が、私のところは今年も花が見られず、まだ早いのかなと諦めていました。

ところがどうでしょう。

知らず知らずのうちに実がなっていたのです。
〈たぶん花を見落としたんでしょうな〉

直径4㎝ほどの硬そうな緑色の実をいきなり目の当たりにし、驚くと同時にうれしくなりました。

 

昨秋、近所の人からもらった温州みかんを食べたことを思い出しました。

「雪が積もる寒いところでも、こんなにおいしいみかんができるのか」

とびっくりしました。

実の色がだいだい色になると食べ頃だそうです。

果たしてウチのみかんはどんな味でしょうか?

今からワクワクしている次第です。

町会費の扱いの難しさがよけいにわかる

プレハブの裏 … 連日の雨で草だらけ

今日も雨。

プレハブの裏は一面草だらけ。(右写真)

明日から晴れるそうですので、しばらくは草刈りの日々ですな。

 

で、室内で町会費の納入案内をつくることにしました。

※ 当集落では、町会費の納め方として、3月に1年分全額を納める方法と3,5,8,11月に分割して納めるという二つの方法をとっています。
で、今年3回目の案内を分割納入者に出そうとしているところです。
ちなみに分割納入は、全戸数の1/4といったところでしょうか。

 

つくっているときに先日訪ねて来た友人との話を思い出しました。

※ 友人は他集落に住んでおり、ふだんは都会で生活をしています。

「オレ、ほとんど田舎におらんで家は空き家同然やけど、町会費はしっかり払うとる。 … そやけど、その遣い道がぜんぜんわからんのや … 。」

「そんなことないやろ。 … たいてい年初めの総会で会計報告がなされとるはずや。 … そして、欠席者には会計報告が載った資料が届けられとるはずや … 。」

「ふつうはそうやろな。 … そやけど、オレ、そんなの見たことないけど … 。」

「一度町会長さんに聞いてみりゃどーや。 … 大事なお金を納めとるんやし、すぐに教えてくれると思うわ … 。」

「聞いてみるわ。」

 

町会費の扱い … 難しいですな。

世話係をしているので、よけいにわかるのです。