見た目を気にしないなら雨よけは

裂果状態のトマト

台風が過ぎ去ってから雨続き。

気温もだいぶ下がりました。

あの茹だるような暑さはどこへ行ったのでしょう。

予報では、梅雨末期のような天候が、まだ1週間ほど続くとのこと。

〈個人的には〉このまま秋になってほしいですな。

 

さて、台風が過ぎ去って以降、はじめてトマトを収穫しました。

50個ほど収穫したでしょうか。

そのうちの1/5が裂果状態でした。(右上写真)

【トマトの裂果】
… 裂果は根が一気に大量の水分を吸収したときに、実もその水分で急激に大きくなるんだけど、その時に皮の成長が追いつかないというのが原因なんだねえ。それで皮が割れてしまうんだよ。
特にしばらく天気が続いた後に、大雨が降ったりすると一気に実が割れてしまうんだねえ … … 。
〈ネット : ヒゲおやじの気まま流野菜づくり日記 より〉

 

… しばらく天気が続いた後に、大雨が降ったりすると … …

今回はまさにそれを地で行くような天候でした。

そして、図らずもトマトの裂果と天候の変化の因果関係を目の当たりにすることとなりました。

 

で、裂果したトマトを口に入れてみると、

味にまったく遜色はなく、むしろおいしいくらいです。

つい10個ほど立て続けに食べてしまいました。

集落では、ほとんどがトマトに雨よけを施しています。

が、見た目を気にしないならそうする必要もないのでは、

と思った次第です。

問題は私の体がいつもで持つか

草刈りができるほどに膝と腰が回復しました

右膝と腰 … 痛みが完全に取れたわけではありませんが、軽作業ができるほどに回復しました。

※ 右膝と腰については、前回のブログ記事をご覧ください。

 

午前中2時間半ほど薪棚前の草刈りをしました。(右上写真)

草刈りをしていると、

… いつまで木立や菜園などの手入れができるんやろか …

と、ふと頭に浮かんできました。

 

前回のブログ記事でお伝えしたように、今後の木立や菜園などの手入れは、ほぼ私一人でしていくことになります。

具体的には、

①木立〈面積:約5,000㎡〉 … 自宅から約0,5㎞
②菜園〈面積:約1,600㎡〉 … 自宅から約3㎞
③畑〈
面積:約70㎡〉 …  自宅から約1㎞
④山林〈面積:約10,000㎡〉
 … 自宅から約2,5㎞
⑤自宅〈敷地面積:約200㎡〉

の手入れをすることになります。

※ 都会では大地主ですが、田舎ではむしろ少ない方です。
金に換算しても二束三文でしょうな。
〈まず買い手がいない〉

 

④について
周りが全て山林で境界線も曖昧。
放置しておいても何とか … スミマセン。

⑤について
妻に任せて大丈夫。

①~③〈合わせるとちょっとした学校の運動場並み〉
いずれも周りに人家があるので放置できない。
作物をつくらないにしても、年間4~5回の除草が必要。

問題は、私の体がいつまで持つかですな。

突き出た分の実は自然に返す

棚から突き出た小玉トマト

トマトの棚をつくったのは7月半ばでした。

棚の材料の竹やネットなどは、ブルーベリーに使っていたものをそのまま利用しました。

※ 詳細については、7.14付ブログ記事『夏の楽しみが一つ増えました』をご覧ください。

 

そのときからやがてひと月になろうとしています。
〈おかげさまで今のところ鳥害なし。〉

見てよし、食べてよしのトマト … 豊作です。

上記に … 夏の楽しみが云々 … とありますが、十分に楽しんでいます。

 

が、一つ問題があるのです。

棚をつくって以降もトマトの茎は伸び続け、

今やほとんどの茎が、2m高の棚の上部を覆っているネット〈網目30㎜〉を突き抜けています。

そして、それらの茎から分かれた枝にはたくさんの実が付いています。(右上写真)

ネットに覆われていない実です。

今はまだ青い段階なので大丈夫ですが、そのうちに色づくと、カラスやヒヨドリに … 。

で、近いうちに鳥よけテープを張ろうと考えていました。

※ 鳥よけテープ … スイカ畑やウリ畑でよく見かける、風にあおられてキラキラ光るテープ。

 

すると〈前回のブログ記事での〉友人が、

「鳥よけテープ? … べつにトマトで生計立てとるわけでないし、 … それに十分に収穫もあって楽しんだんならそれでええではないか。 … オレなら … 突き出た分の実は自然に返すけどのお … 。」

と。

いずれはみんなで楽しみたい

山桜の木立

帰省している友人が訪ねて来ました。

開口一番
「この暑さどうにかならんかのお。 … 暑うて屋敷の手入れが進まんで困ったわ。 … 作業しとる時間よりシャワー浴びとる時間の方が長いくらいや … 。」

※ みなさん状況はよく似ていますな。

 

山桜の木立を歩きながら話しているときでした。(右上写真)

「オマエんとことオレんとこ、暑いのは同じやけど、木立がある分蝉の声よう聞こえるわ。 … 蝉の声うるさがる人もおるけど、オレは好きや。 … 豊かな自然に包まれとるいう感じや。 … … 〈上を見て〉枝もえらい広う張っとるし、ええ木陰にもなっとる。 … この木、山桜か? 10本ほどあるみたいやな。 … 伐らんとって残しといた方がええと思う。 … … 蝉の声はよう聞こえるし、木陰に涼まれるし、風除けにもなるし … そして、夏の木立からの風は涼しいし、春には花見もできるわ。 … おまけに草も生えにくいし、いいことずくめや … 。」

 

… … 同感。

私が5~6年かかってたどり着いた考えを、彼は一瞬のうちに言い放ちました。

テーブルと椅子を置いた3m四方の屋根のある簡易な休憩所を設けたい、と前々から思っています。

もちろん昨日倒れた簡易テントよりもっとがっしりしたものを … 。

山桜の木立 … ひとりで楽しむには贅沢過ぎ … 。

いずれはみんなで楽しみたいですな。

面倒がらずに最悪の場合を想定しながら

突風で倒れてしまった簡易テント

ここ10日ばかり茹だるような暑い日が続いていました。

その間、天気予報は、毎日のように

「今日は、午後、ところによっては天候が不安定になり、雷、突風、大雨 …」

というようなことを繰り返して言っていました。

… が、一向に雨は降らず …

 

今朝の天気予報もそうでした。

そして、相も変わらず猛暑 … 。

午前の作業を終えた後、自宅に走り、水風呂に浸かりました。

 

プレハブに戻って昼食を食べていると、雲行きがだんだんあやしくなってきました。

「今日もいつものパターンで降らないだろうな。最近の天気予報はまったく当たらないからな … 。」

そう思いつつも、一応車と物置小屋の窓だけは閉めました。

「簡易テントも」と思いましたが、そのままにしておきました。

※ 簡易テントの後片付けは10分ほどでできます。
が、面倒なのと天気予報は当たらないだろうとの思いもあり、そのままにしておきました。

 

しばらくするとポツリポツリと雨が降り出しました。

そのうちに大粒の雨になってきました。

雷が鳴り響き、風も強くなってきました。

小一時間続いたでしょうか。

外へ出てみると、

何と、簡易テントが倒れていました。(右上写真)

幸いにもどこかへ飛んで行って他人様に迷惑をかけずに済みました。

面倒がらずに最悪の場合を想定しながら事に当たることの大切さを改めて痛感した次第です。