集落の一年がいよいよスタートします

好天のせいか総会には多数の人が参加しました

午後、集落の総会がありました。

今年は、好天のせいか(右写真)多数の人が参加しました。

会は、2時からはじまり、スムーズに進みました。

が、途中で、資料の中の人名に間違いがあることに気づきました。

本来 ” 淳 ” であるべきなのが ” 敦 ” になっていたのです。

〈私は書記ですので〉
すぐにみなさんに訂正をお願いしました。

「お名前を間違えてしまい、申し訳ございません。 … … 一見よく似た字ですが、正しい漢字は、左側がサンズイで、右側の上がナベブタで、真ん中がクチで、一番下が子どものコになります。」

と伝えました。

みなさんの反応は今一つでした。

そこで、

「歌手の桜田淳子さんのジュンです。」

と言い直しをしました。

すると、

「そりゃ年寄りならわかるけど、若いもんはわからんかもしれんぞ。」

という声が上がりました。

クスクス笑っている人もかなり見受けられました。

まあ、なんとか事なきを得ました。

議長さんの上手な進行も手伝って、たくさんの議件にもかかわらず会は1時間40分ほどで終わりました。

その後、簡単な親睦会もあり、和気あいあいとしているうちにお開きとなり、今しがた〈5時30分〉プレハブに戻って来ました。

集落の最も大きな行事ともいえる総会が終わり、ホッとひと息ついているところです。

いよいよ集落の一年のスタートです。

今年も一度の雪かきもなしで春を迎えるのか

新たに作業小屋近くに積み上げた丸太

午前中、昨日の作業の続きをしました。

※ 昨日の作業につきましては、前回のブログ記事をご覧ください。

台座を設け、重い丸太から順に積み上げていきました。

崩れると危険ですので、両脇に直径25㎝、長さ2mほどの丸太をそれぞれ4本ずつ斜めにして寄り掛けました。(右上写真)

積み上げが終わったのは、正午でした。

午後は、仮の薪棚にあった薪を本薪棚に移し替えました。

… カメムシにはほんとうに困りました …

すべての薪というわけではありませんが、中には、10匹ほどののカメムシがこびりついているものもありました。

その都度落としていましたので、作業が夕方までかかってしまいました。

でも、なんやかんやいって、

この大寒の時期に、昨日今日と2日続けてフルに野外作業ができるのは儲けものです。
〈真夏と比べれば天国です〉

ただ … 、

ただ … 、

喜んでばかりもいられないのです。

昼過ぎのことでした。

近所の人が、カブ〈蕪〉をくださいました。

どこに出しても恥ずかしくないような直径10㎝ほどの立派なのを、野菜かご〈30㎝×50㎝×30㎝〉一杯ぶんです。

暖冬のせいで大きくなり過ぎ、出荷するときの規格に合わなくなったとのことでした。
〈大き過ぎてもダメなんですね〉

… 昨年に続き、今年も雪かきを一度もすることなく春を迎えることになるのか …

ほんとうに?

夕日を見て無事一日が終わりそうです

久々に夕日を見ました

朝、自宅を出るとき、濃い霧が立ち込めていました。

案の定、3月上旬並みの暖かい日になりました。

竹やぶ跡に積んであるトガの丸太を作業小屋近くまで運ぶことにしました。

丸太の長さは、すべてストーブの薪の長さに揃えてありますので、長さは45㎝です。

ただ、太さが60㎝近いものはとても重く、持ち上げて一輪車に乗せるのに一苦労でした。

でも、一度一輪車に乗せてしまえば、あとは緩やかな斜面を40mほど下るだけですので、スムーズに作業ができました。

〈午前〉9時半ごろから運び始め、途中昼食をとり、運び終わったのは、〈午後〉2時ごろでした。

で、今度は、それら運んだ丸太を再度作業小屋近くに積み上げる作業をはじめました。

地面の上に直接積み上げますと、丸太が湿り気を帯びて腐食が早くなりますので、台座を設け、地面から30㎝ほど浮くようにしました。

※ そうすると風通しもよくなって木も乾き、虫がたかることも少なくなります。
除草もしやすいです。
〈再来シーズンの薪にする予定です〉

 

けっこうな量の丸太、

そして、中には持ち上げるのに難儀するするほどの太いものもあり、

積み上げている途中で日暮れ時となってしまいました。

でも、そのおかげとでも言いましょうか、

久々に木立の間に夕日を見ることができました。(右上写真)

心地よい疲れの中で、無事一日が終わりそうです。

所有山林確認を通して放置山林の縮図を見る

山林の確認のための公図

昨日、所有山林に行ったことを父に告げると、

「おまえ、あんなとこ、よう一人で行ったな。 … ホントにうちの山やろな。 … 間違って他人の山に行かんかったやろな。隣との境界の印の木があるはずや。 … わかったんか?」

ということでした。

… … … そこまで言われると、返す言葉がありませんでした。
〈父は、高齢のために現地まで行く気なし〉

そして、

「うちの山に隣り合っとる家は3軒あるけど、どの家も主が亡くなってしもうて、山のことわかっとる者は誰もおらん。 … … まあ、隣在所の山をよう知っとりそうな者に聞いてやるわ。」

と、言いました。

6年前の5月にも、隣在所の山に詳しい方といっしょに山林を確かめに行ったことがありました。

が、マムシに噛まれるかもしれないということで、実際に山林に入りませんでした。

手前の山道から、「あの辺りがあんたんとこの山や。」と、説明を受けただけでした。

で、今回は、その時の説明と、固定資産税課税説明書に記された地番、地図、公図を頼りに所有山林に行ったのでした。

※ 公図(右上写真)といっても粗い描き方なので、位置の詳細まではわかりません。

 

先日よりけっこうな時間をかけて広くもない山林を確認しているのですが、いまだに境界がはっきりわからないのが実情です。

世間の放置山林の縮図を見ているような気がしています。

子どもの頃に戻ったかのようなうれしさが

自分の所有山林に立って空を見上げると見事な雑木が!

よい天気になりましたので、隣の集落に所有する山林に行くことにしました。

山道から高圧線の鉄塔に至る細道に入り、そこから所有する山林に向かいました。

※ 高圧線の鉄塔に至る細道につきましては、前々回のブログ『自分の所有する山林に行ってみないことには』をご覧ください。

 

で、方位磁針を持って、真西に向かうべく木立に分け入ったのですが、

… … 急斜面を10mほど上ると、今度は急な下り斜面になっていて、そこからまた急な上り斜面になっているという具合で、

地図上では100mほどの距離ですが、

実際に歩く距離となると、2倍や3倍では済まないように思われました。

また、目的地がまったく見えず、方位磁針だけでは自信が持てませんでしたので、そのコースは諦めました。

で、以前からのコース〈もう1本の山道〉に切り替えました。

行く手に立ちはだかる葦やススキや低木などを折ったり踏んだり引きちぎったりしながら進みました。

※ 行く手に立ちはだかる葦やススキや低木などにつきましては、1月20日付ブログ記事『そうこうしているうちに放置状態の山林に』をご覧ください。

 

で、なんとか自分の所有山林にたどり着き、そこに立つことができました。

空を見上げると、見事な雑木が!(右上写真)

子どもの頃に戻ったかのようなうれしさが込み上げてきました。