定年退職後も仕事〈無報酬〉が山積

昨年切り落とした杉の枝葉がそのままに
焼却用ドラム缶の傍まで運びました

1 杉、トガの枝葉の処理
2 薪割り
3 伐採した杉の玉切り及び積み上げ
4 3年前に積んだままになっている竹等の処理
5 隣家の傍の伐採した栗と山桜の処理及び玉切り
6 シイタケ、ヒラタケの植菌
7 竹の間伐
8 重機で木立を整地
9 他、諸々 …

しなければならないことが山積しています。

ざっと頭に浮かんだことを並べただけでも、上記1~9のようになります。

風邪をひいている暇もないくらいです。
※話は逸れますが、退職後野良仕事等が多くなったせいか、体が強くなったようです。風邪をひくことも少なくなりました。

ただ天候だけが問題です。
ほとんどが屋外作業ですので、作業の進捗状況は天候にかなり左右されます。
とくに〈日本海側は〉冬の天候が芳しくありません。
晴れる日はほんのわずかです。
晴れ間を縫って少しでも作業を進めているのが現状です。

午前中小降りでしたので、昨年切り落としてそのままになっていた杉の葉(右上写真)を運びました。
敷地のすぐ横がアスファルトの公道になっていますので、そこを引きずりながら運びました。
焼却用ドラム缶まで70mほどの距離でしょうか、10往復ほどして、何とか全部運びました。(右下写真)

退職直後の生活はみんな暗中模索状態?

うっすらと雪化粧ををした山桜
あれだけ晴れていたのに急に雪が …

うっすらと雪化粧をした山桜が、朝日に照らされて輝いていました。(右上写真)

せっかくの好天、昼食の時間も惜しく、パンを齧りながら、野外焼却をしました。

焼却を終えてしばらくすると、知人が訪ねてきました。

はじめは野外焼却の温もりの傍で話していたのですが、雪が降り出したので、小屋の中で話の続きをしました。(右下写真)

※ 訪ねて来るのは、たいてい同年代の退職した人たちです。

話の内容は、ほぼ退職後の生活の様子についてです。

… 職業人のときは生活スタイルが確固としていたが、退職後は暗中模索の状態 … というのが共通点のようです。

もっと具体的にいうと、
… 退職後、自分なりの思いを持ちながら生活しているのだけれど、 ” 拠り所がなく、地に足が着かないような頼りない ” 生活をしている …
と、大なり小なりどの人も感じているようです。

私も『無所属の時間』というブログを偉そうに書いていますが、
… こんなんでほんとうにやっていけるのかなあ … と思うことが時々あります。

1時間ほど話して知人は帰って行きました。

知人の後姿を見ながら、自分の後姿もよく似ているのかなあ、と思った次第です。

退職後初めて隣町の山林へ

田んぼの先の方の奥が隣町に有する山林です

先日、隣町の方が、通りすがりに、「山、行っとるか … 。秋になったら、マツタケが出るかもな … 。」と、あいさつがわりにおっしゃいました。

その方がいう山というのは、隣町にある我が家の山林〈約0.5ha〉のことです。
〈山林というほどでも〉

この隣町の山林ですが … 、

… 他人の山と自分の山の境界がはっきりわからないのです。 …

それで、数年前、境界を確認すべく隣町の山林に詳しい方といっしょに現地の近くまで行きました。

… どこの山もほとんど手入れされていなく、途中で歩けるような道がなくなったので、近くまでしか行けませんでした。 … 

マムシがたくさん棲息していることも、踏みとどまった理由の一つです。

公図も見ました。しかし、はっきりした境界線まではわかりません。
【公図:税金の課税根拠となる土地台帳の付属図面。そのほとんどが140年も前、明治時代の地租改正時に引かれた図面】 … 季刊地域(農文協出版)P40より

昨日久しぶりに隣町の山林に行ってきました。〈退職後初〉(右上写真)

雑草が生い茂り、マムシが怖いので、山林の手前で引き返してきました。

退職後時間に余裕ができましたので、キノコの原木になる木(ブナ、ナラ、サクラなど〉を伐りたいと考えているのですが … 。

いつになることやら … 。

退職後といえども仕事は効率的に

正面から見た退職後の居場所の全景
手前の田んぼは違います

前回は退職後の勤務場所とも言えるプレハブ及びその周りの木立や草地について紹介しました。

何しろ5,000平方mほどの広さがあります。
退職後で時間があるといえども、手入は効率的にしたいものです。(右写真)

現在手入れに使っている道具は、草刈機、チェンソー、鎌、鋸、鍬、一輪車などです。手入れをするだけならこれらの道具でほとんどの間に合います。

ただ、手入れにはとても難儀しています。
でこぼこな土地のために草刈りをするにしても、その刈った草を一輪車で運ぶにしてもスムーズに作業が進まないのです。
おまけに至るところに倒木や伐った竹の根元があるという始末です。竹の切り口で何度長靴をダメにしたことやら … 。
人力だけでは限界があります。
※台風が過ぎ去った後、10m以上もある大きな〈立ち枯れしていた〉松の木が3本も倒れていたことがあります。

また、今は還暦を過ぎたばかりで、まだそれなりに体力がありますが、数十年先を思うと … 。
前もって何か手立てを講じておく必要があります。

そこで、要のところだけでも平らにして軽4トラックが入れるようにすれば、作業効率は大幅にアップすると考えました。

… でこぼこな土地を平らにするには? …
… 最もお金がかからないようにして …
… 退職後、自分でするのはいかがなものか …

それで、退職した翌日、ある重機の教習所に受講申し込みをしました。
新しいことは、意欲のあるうちに〈老い過ぎないうちに〉1日でも早く取り組んだ方がよいと考え、躊躇せず申し込みました。
受講できる旨返事が来ました。

自宅から遠く、教習所の寮を借りることにしました。
宿泊費〈5日ぶん〉、飲食費、講習料など、合わせて15万円ほどかかりました。

今思うと、教習所へ行ってよかったと思っています。

どうよかったのかについては、次回にお話をします。

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定年退職後の主な仕事は約5,000㎡の土地の手入れ

手入れが行き届かない約5,000㎡の土地

現在日中過ごしているプレハブは、約5,000㎡の土地〈地目はほとんど山林〉の片隅にあります。
小規模な学校の運動場に匹敵するぐらいの広さのところにあるプレハブを想像するとわかりやすいかもしれません。

そのプレハブのある土地が学校の運動場のようにすっきりしていればよいのですが … 。

実際は木立があり、地面は段差があってでこぼこ、至るところに枯れ葉や枝が散乱し、倒木まであります。ちょっと目を離すと草が伸び放題という状態です。(右写真)

手入れを怠ると、木の枝が隣接地や公道に被ったり、草が生い茂って虫が湧いたりして近隣の迷惑になります。また、地域の景観を損ねることにもなります。

退職前までは、職場に行く前に毎日のように寄って、近隣や地域の迷惑になっていないかチェックをしていました。
雪の重みで竹がしなだれて公道にはみ出ていたり、暴風雨で飛ばされた杉の葉が用水路を埋め尽くし、用水路の水が道路に溢れ出ていたりしたこともありました。その都度携帯で父に連絡をし、対処してもらっていました。(私は職場に直行)

おかげさまで近隣の人や地域に大きな迷惑をかけることなく、定年退職の日を迎えることができました。
そして、その翌日より、約5,000㎡の土地の手入れが私の主な仕事となりました。つまり定年退職後のメインの仕事になったわけです。今やプレハブとその周りの木立や草地が私の新たな職場になったというわけです。

勤務時間も休日もとくに定まっていません。ひょっとして年中無休かも … 。
給料は家族の暖かい応援といったところでしょうか。

ということで、約5,000㎡の土地の手入れが退職後の主な仕事となりました。

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