イノシシ防護用の電気柵を撤去

除雪の妨げにならないところは、電線だけ外し、支柱を残しました。

集落の有〈13名〉が集い、イノシシ防護用の電気柵撤去作業をしました。

設置したのは6月中旬、 … 合羽をまとい、汗ぐっしょりになりながら一日中作業をしたのを思い出します。

早いものであれから4か月半が経ちました。
〈今日は11月1日ですからね〉

電気柵が功を奏したようで、その間、イノシシの被害について聞くことはありませんでした。
〈足跡を見た人は何人かいたようです〉

 

雪が積もらないところなら電気柵をそのままにしておいてもよいのですが、私の住んでいるところは、そのようなわけにはいきません。

早い年は、12月上旬に積雪になる場合もあります。

で、例年、稲刈りが終わった頃に撤去しています。

 

まず、電線に電流を流す元になっているバッテリーを外しました。
〈撤去作業のリーダーの方がなされました〉

次に、参加者がいくつかのグループに分かれ、支柱から電線を外してリールに巻いていきました。
〈電線の総延長は6㎞を超えます〉

除雪の妨げになるようなところは、電線を取り付けていた支柱も抜き、そうでないところは残しました。(右上写真)

最後に、集落の倉庫にリールに巻いた電線や抜いた支柱を持ち寄り、後片付けをしてから解散となりました。

3時間ほどの作業でした。

… 賢いイノシシ … 撤去した途端に現れるかも …

収穫したものをいかに上手に保存するか

3畝すべてにマルチシートをかぶせました。苗を植える穴は全部で1,005個でした。

先日タマネギ畑を耕しました。

その後、父が施肥をし、畝をつくりました。

そして、今日、父と私の2人でその畝にマルチシートをかぶせました。

3畝にかぶせるのに小1時間かかりました。

※ 昨年の記録には、4畝にかぶせるのに4時間余りかかったとあります。
2人とも初めてっだったので、勝手がわからなかったんですね。
今年は1畝減ったにしても、小1時間ですから大躍進です。

 

で、父に、今年はどれだけの苗を植えるのかと尋ねると、

「去年より少ないけど、タマネギはみんな欲しがるし、やっぱりある程度の数は植えんならんやろな。」

とのこと。

シートの穴の数をかぞえると、1,005個ありました。(右上写真)

近いうちにそれだけの苗を買って来るとのことでした。

何やかんやいって、1,000本台の苗を植えるとはたいしたものです。
〈ちなみに昨年は1,400本植えています〉

今まで通りなら、来年の初夏の収穫時も豊作間違いないでしょう。

 

ただ、 … … その後が … 。

※ 昨年のタマネギ収穫後の経過につきましては、10.29付ブログ記事『タマネギの苗を去年ほど植えないわけ』をご覧ください。

… 収穫したものをいかに上手に保存するか …

タマネギだけでなく、すべての作物についていえることではないでしょうか。

無報酬だけれどうれしい

残った公有地の杉とモチの木〈写真では見にくいのですが、すぐ後ろに電線があります。〉

昨日と一昨日、木立の杉とトガを合わせて20本ほど伐採しました。

 

で、伐採し終わった後、気にかかったことがあったのです。

木立〈私の所有地〉に隣接する公有地の2本の木です。

胸高径12㎝、高さ12mほどの杉と胸高径13㎝、高さ7mほどのモチの木です。

伐採してすっきりしたところに、その2本の木だけが残ったのです。

しかもすぐそばに電線とケーブル線が走っています。(右上写真)

伐採前は、杉とトガが風除けになっていましたので、公有地の2本の木はそれほど揺れなく、電線に触れることもありませんでした。
〈例年台風時の強風は、木立から公有地に向かって吹いています〉

が、今やもろに風に当たるようになってしまいました。

電線に触れる確率が高くなり、下手をすると木が倒れたり寄りかかったりするかもしれません。

また、日当たりがよくなったこともあり、木の成長が早まると考えられます。
〈木が大きくなると伐採もたいへんですからね〉

 

で、今日、その旨役所に連絡してみました。

2人の職員の方がいらっしゃいました。

そして、結局、私が伐採することに。

昨日、一昨日の伐採で倒された杉やトガの状況を見て、私に頼んだという様子でした。
〈無報酬だけれどうれしいですな〉

おかげさまで2本とも無事に伐採できました。

今回も無事に伐採作業を終えホッとひと息

ロープで引っ張って伐採しました

昨日の午後と今日一日、杉とトガ、大小合わせて20本ほど伐採しました。

大きいものはすべて幹にロープを結わえ、パワーウインチで引っ張って伐採しました。(右写真)

※ 径18㎜の新幹線ロープと4tのパワーウインチを使用。
径18㎜で20m長のロープとなるとけっこう重い。
持ち運びや操作に難儀する。
パワーウインチもネットで購入した大きめのもの〈ホームセンターで売っているものはほとんど2t〉なので、これまた重い。
が、木を引き倒すとなると、安定した力を発揮してくれる。

 

幹のできるだけ高い箇所をロープで結わえれば、少ない力で伐採できます。

が、高いところは怖くて … 。

ふつうの4mほどの長さのはしごを使い、震えながら5m弱あたりを結わえているのが現状です。(右上写真)

それでも、余程傾斜している木や太くて高い木でない限り、たいてい伐採できます。
〈その日の風向きもしっかりチェックしています〉

幸いにも木立にある木は、大きいものでも胸高径30㎝、高さ20m程度です。

今のところ、私の伐採能力の範囲内ギリギリにに収まってくれています。

伐採能力を超える場合は、悩むことなくプロの方にお願いすることにしています。
〈切り倒すだけなら、1本につき3,000円~4,000円程度〉

 

今回も無事に伐採作業を終え、ホッとひと息ついています。

タマネギの苗を去年ほど植えないわけ

タマネギの苗を植えるのに畑を耕しました

久しぶりに菜園に行きました。

※ 【菜園】
自宅から約3㎞ほどの距離にあります。〈車で7~8分〉
手入れはほとんど父がしています。

近々タマネギの苗を植えるということで、耕運機で畑を耕しました。(右上写真)

耕した広さは、約60㎡ほどでした。

で、

「今年も去年みたいに1,400本の苗を植えるんか?」

と尋ねると、

「いや、今年はそんだけも植えんのや。」

と、えらくトーンの下がった返事。

※ 昨年のタマネギを植える準備をしていたときの様子につきましては、2019 11.2付ブログ記事『タマネギの苗を1,400本も植えるとは』をご覧ください。

 

【トーンの下がった返事の理由】

昨秋植えた1,400本の苗は、ほとんど順調に育ち、実も大きく、大豊作となりました。

今年の初夏、家族〈4人〉総出で収穫をしました。

そして、暑い中、〈吊るして保存するために〉タマネギの茎をひもで結わえる作業も行いました。

親戚中にいっぱい配りました。

それでもたくさん残り、車庫の天井に吊るすと、それはそれは見事なものでした。

… … が、

夏の長引く異常な暑さで、それらは腐食して次から次へと落ちていきました。

今日現在〈10月28日〉、1個も残っていません。

落ちたタマネギの後始末がたいへんだったことを、最近妻から聞きました。

 

うまくいかんもんですなあ … 。