薪ストーブ 様様 の一日でした。

昨日割った薪を仮の薪棚に積み上げました

ブログ記事の投稿を終え、外に出たのは〈午前〉9時前 … 、

ちょうど車が止まりました。

その車の窓から、

「えらい数の薪を割ったな。 … そのままにしておいたら腐ってしもうわ。 … 早う積み上げて、雨に濡れんようにせんとな。… まあ、あんたの元気な顔も久しぶりに見たし、… ほなら仕事に行くわ。」

と言うや否や、忙しそうに去って行きました。

※ 知人でした。
… 薪の心配までしていただき感謝しています …

 

知人の忠告に従い、さっそく薪を積み上げる作業に取りかかりました。

薪棚は、半分は今シーズンの薪で、そして、あとの半分は、第1弾で割った薪でうまっています。

で、ブロックの上に、直径10㎝ぐらい、長さ1,5mぐらいの2本の丸太を平行に置いたものを2組つくり、その上に順に薪を積み上げていきました。(右上写真)

最後に上からブルーシートをかぶせ、風に飛ばされないように丸太や石をおもしとしました。(右上写真)

仮の薪棚の完成です。

昼食を挟み、5時間ほどかかりました。

それが終わると、煙突掃除に取りかかりました。

ストーブと煙突のつなぎ目が外れず、いつもの倍近い時間〈約2時間〉がかかってしまいました。

それでも夕方までまだ時間がありましたので、ストーブの焚き付け用に、枯れた杉の葉を拾い集めました。

薪ストーブ 様様 の一日でした。

来シーズンの薪づくり第3弾

今回は1日で薪を割り終わりました

〈午前〉10時ごろから薪割りを始めました。

来シーズンのための薪づくり第3弾です。

※ 第2弾につきましては、1.29付ブログ記事『来シーズンの薪づくり第2弾』をご覧ください。

 

いつものことながら、薪割機を作業をする場所まで運ぶのに一苦労でした。
薪割機にイヤが付いているとはいえ、80㎏は重い!〉

今回は、薪の太さが今までの倍ほどになるように割りました。

※ 薪ストーブを焚き始めて6シーズン目。
適切な薪の太さがだんだんわかってきました。
杉の場合、倍の太さにしても、今のうちに割っておけば、来シーズンまでに乾くこともわかりました。

 

で、2日間予定していた薪割りが1日で終わってしまいました。(右上写真)
〈太さを倍にすると割る回数が半分になりますからね〉

いつもならブルーシートをかぶせて一晩そのままにしておく薪割機も、元の場所に戻しました。
〈出すときより重く感じますね〉

すべての後片付けが終わったのは、〈午後〉5時過ぎでした。

せっかくの貴重な好天 … 、

昼食もそこそこに7時間近く作業をしました。

屋外でこれほど体を動かしたのは、2週間ぶりです。

今、プレハブ内で本ブログ記事を打っているのですが、

心地よい疲れと、ストーブの暖かさで、まぶたが落ちそう。

あとは、自宅に帰っておいしい夕食を食べ、風呂に入って寝るだけです。

【金島書】を読みたい気持ちがますます募る

立原正秋全集第24巻〈角川書店〉とその箱

前々回のブログ記事で、【金島書:世阿弥著】を読みたいと書きました。

〈菜園横の〉物置に【金島書】がないか見に行ってきました。

ありませんでした。

で、そこの本棚に並んでいた本の背表紙の中に『立原正秋〈小説家1926~1980〉』の名前を見たとき、ふと、氏が、世阿弥について書いていたことを思い出しました。

【金島書】に関わるような箇所がないか、ページをめくっていると、次のようなくだりに目が止まりました。

… … 七十二歳で佐渡に流されるまで、次男の元能が藝道を捨てて遁世し、長男の元雅が伊勢で客死している。私が世阿弥の生涯でもっとも心惹かれるのは、彼が仙洞御所演能を禁じられた六十七歳以降である。 …
立原正秋全集 第二十四巻(右上写真) P94より

【金島書】を読みたい気持ちがますます募りました。

確かに【秘花:瀬戸内寂聴著 新潮社】からも世阿弥の晩年の暮らしぶりがわかるのですが … 、

※ 彼女も、世阿弥の晩年に関しては、【金島書】をはじめ資料があまりにも少ないので、どう小説にまとめ上げるのか苦心されたとのこと。
〈このことはネットで知りました〉

 

世阿弥の場合は、どちらかというと人災でしたが、

私たちは、現在、地震、津波、洪水 … 等、想定外の自然災害にいつ巻き込まれてもおかしくない時代に生きています。

自分がそのような事態に遭遇したとき、どう生きていくのか?

世阿弥の晩年における生き方を探ることに、意義があると思っています。

世阿弥の【金島書】が読みたくなりました

この4日間、世阿弥に関する本5冊を〈左から順に〉読みました。

この4日間冬らしい日が続いています。

寒さ〈最高気温3~4℃〉にかこつけ、プレハブにこもっています。

読書オンリーといった感じの生活です。
〈昨日の午後のみ、集落の文書作成に時間を割きました〉

世阿弥に関する本を5冊読みました。(右上写真)

読んだ順にいうと、

①【新訳 風姿花伝】世阿弥著・観世清和編訳:PHP研究所
②【処世術は世阿弥に学べ!】土屋恵一郎著:岩波書店
③【秘花】瀬戸内寂聴著:新潮社
④【まんがで楽しむ能・狂言】増田正造監修:檜書店
⑤【夢幻抄】白洲正子著:世界文化社

です。

※ 上記④⑤については、世阿弥に関する箇所のみ読みました。

おかげさまで、

” 初心忘るべからず ” ” 秘すれば花 ” … 等、日頃よく耳にする言葉について、世阿弥の言わんとしていたことを改めて知るところとなりました。

と同時に、現役で働いている方にぜひ読んでいただきたいと思いました。
〈現役時に読まなかった自分が言うのもおこがましいかな?〉

で、現役を退いた私にとって最も心に残ったくだりは、

… 老年に至って島流しになることは、想像以上に辛かったに違いありませんが、創作欲が旺盛な世阿弥は、佐渡でも『金島書〈きんとうしょ〉』という謡曲を七篇作っています。 … … 一種の紀行文ともいえますが、そこには、 … … 静かな諦観に達したともいうべき透徹した明るささえ感じられます。そういう意味で、遠島の手すさびに書いたような『金島書』は、世阿弥を知る上に貴重な遺品だと思います。彼は単なる芸道の達人ではなく、人間としてみごとに完成した事実を物語っているからです。 …
【夢幻抄】白洲正子著〈上記⑤〉 P253~254より

でした。

※ 世阿弥の佐渡における生活の様子等については、【秘花】〈上記③〉の中で、瀬戸内氏の豊かな知識、想像力などがいかんなく披露され、読者を引き付けるべく内容となっています。

 

今度は【金島書】が読みたくなりました。

新鮮な空気と木々の間からの早春の夕日

新鮮な空気と木々の間からの早春の夕日

作業小屋前のたらいの水が、朝から夕方まで凍ったままでした。

寒い一日でした。

午前中は読書をし、午後は、集落の各家庭に配布する文書作成をしました。

3つの配布文書を作成しました。

その中の2つは、昨年のものに、期日と曜日の上書きをするだけでしたので、すぐに済みました。

あとの一つに手間取ってしまいました。

今回初めて配布する文書で、しかもお金が絡む内容ですので、どんな言葉をつかってどのように表現すれば、集落のみなさんの理解を得られるのか、四苦八苦しました。

要は、

… 『町会費』を口座振替で納める場合、昨年まではその振替手数料を集落が負担していたが、今年からは各家庭に負担してもらうことに …

というような内容です。

もちろん、そのような大事なことにつきましては、

集落の総会において、昨今の金融機関等の事情も説明しながら、賛同を得ています。

でも、文書にして改めて出すとなれば、

同じ『町会費』を納めてもらうにしても、” 少しでもいい気持ちで納めてほしい ” という思いにもなってきます。

そういうことで、プレハブにこもってもたもたしているうちに夕方になってしまいました。

久しぶりに室内に夕日が射し込んでいました。

急にそれが見たくなり、外に出ました。

新鮮な空気と木々の間からの早春の夕日 … 。

しばらくそこに佇んでいました。