地震の怖さを改めて知る

中途半端に終わったジャガイモ畑の草むしり

今月下旬にジャガイモを植えますので、畑づくりに取りかかりました。

まずは草むしりから。

※ 大きな耕運機ならすぐに耕せるのですが、馬力の弱い小さな耕運機なので、草の根っこがはびこっていると耕せないんですわ。

昼食を食べ終わってからむしり始めました。

が、風が冷たくて鼻水が出てきましたので、2時間ほどで止めました。(右上写真)

続きは明日します。
〈明日は暖かくなるとのこと〉

 

今日は午前中から草むしりをするつもりでいたのですが、雨が降っていたのでできませんでした。

で、ホームセンターに買い物に行きました。

そのホームセンターへ行ったのは、1月5日以来でした。

※ 1月5日に行ったときは、〈元日の〉地震直後ということもあり、『営業停止』でした。
〈1.6付ブログ記事『まさに ” 無常 ” ですな』を参照〉

 

今回は営業はしているものの、店内は閑散としていました。

陳列商品の数も地震前の2割程度〈大半は地震で破損してしまったのかな〉。

トイレも使えないという有様〈断水状態が続いているとのこと〉。

目当てにしていた物もなく、早めに店を出、近くの町中を通って帰ろうとしたら、

全壊、半壊の家が至るところに。

 

私の集落とは車で10分ほどしか離れていないのに。

断層の違いか地盤の違いかわかりませんが、地震の怖さを改めて知った次第です。

2か月半近くなのにまだまだですな

災害ごみをワゴン車に積む … 3回目ともなると量がぐっと減りましたわ

さあ、災害ごみ運び。

まず、昨日解体したベッドを運びました。

ベッドの枠の木材とマットの中に入っていたバネだけでワゴン車〈トヨタ・ボクシー〉の後部が満杯になりました。

※ バネについては、前回ブログ記事掲載の写真をご覧ください。

で、処理場に着くと、係の方から、「これは何のごみですか?」と尋ねられました。

「一人で持ち運べるようにベッドを解体したんですわ。」と答えると、「よく解体できたもんですなあ。」と感心されました。
〈それもそのはず、解体に丸一日かかりましたからな。〉

 

2回目は、ベッドのマットの布とスポンジ、そして、使いもしないのに置いてあった布団や毛布など、これまた車が満杯になるほど運びました。

2回で運び終わりたかったのですが、どうしても積み切れず、残りは3回目に回しました。(右上写真)

 

3回目に処理場に着いたとき、係の方に、

「家が傾いているので、まだ処理すべきものがけっこう残っているんです。近いうちにまた持って来ますわ。」

と言うと、

「みなさんいっしょみたいですなあ。 … 実は、私は〇〇〈震源地近く〉に住んでいて、家では安心して寝られる部屋は一部屋しかなく、夜になるとそこにみんなで寝ている状態ですわ … 。」

 

地震から2か月半近くが経とうとしていますが、まだまだですな。

ベッドを解体するのに丸一日

もらい手もなく運びようもないベッド … 何と中にはバネが

昨晩、妻が何気なく、

「あの〈元日の〉地震以来、シンクの水の流れに偏りができたみたい … 。」

というようなことを言いました。

 

… ということは、家が傾いているということですな …

地震後の家屋の調査では、『準半壊』という判定でした。

解体するほどではないとホッとしましたが、かなり傷んでいることには間違いないですな。

建て直す甲斐性はまったくなく、といって、十分に安心できる状態でもありません。

※ 今までに何度かお伝えしましたが、元日規模の地震が再来した場合、我が家は完全にアウトです。
そうならないことを願いつつ、私の代までは今の家で暮らしていく予定でいます。
〈幸いにも子どもたちはみな家から出て自立〉

 

さしあたってできることは、2階に置いてあるものを少なくして〈できればなくす〉軽くすることでしょうな。

で、まず誰も使っていない重くて大きいベッドから処分することに。

長さは2mを優に超え、幅は1,5mほどもある代物です。

業者さんに頼むとけっこうな費用がかかりますので、自分で処分することにしました。(右上写真)

 

災害ごみ処分場に持って行くといっても、自分一人で持ち運びができるような重さにし、ワゴン車〈トヨタ・ボクシー〉に積めるような大きさにしなければなりません。

解体するのに丸一日かかりましたわ。

徐々に体を慣らしていきたい

草むしりが終わりました

氷点下の寒い朝でした。

が、8時過ぎから氷が解け始め、10時を過ぎる頃には、気温も10度を超えるほどに暖かくなりました。

イチゴ畑の草むしりを再開することに。

※ イチゴ畑の草むしりに取りかかったのは3月1日でした。
少しむしった時点で雨が降り出したので作業を中断し、畑はそのままの状態になっていました。
今日、10日ぶりに草むしりを再開しました。
〈3月1日の草むしりの様子については、3.2付ブログ記事『まことにおそまつな記憶力』をご覧ください。

 

午前に1時間半、午後に2時間と、3時間余りをかけ、ようやくむしり終わりました。

寒かったので草もそれほど伸びていなく、見た目も大したことはないように思っていましたが、むしった草を一輪車に集めるとけっこうな量でした。(右上写真)

 

草を処分した後、施肥をしました。

イチゴの苗は90株前後植わっているのですが、それぞれの株の両脇に手で小さな穴を掘り、そこに鶏糞を一握りずつ入れて土で埋めていきました。

全部入れ終わるのに小一時間かかりました。

で、後片付けに入ったのは〈午後〉4時少し前。

 

今日はトータルで5時間ほど屋外で作業をしたことになるでしょうか。

久々ということも手伝い、けっこう疲れましたわ。

冬ごもりもいよいよ終わり。

外での作業に耐え得るべく、徐々に体をならしていきたいと思っています。

人生って思い通りにならんもんですな

雪化粧の木立前  2024 3.10 7:40AM

いつまでも寒いですな。(右写真)

例年なら正月に〈薪風呂の〉親戚に数人の近しい者が集まるのですが、今年は元日に地震があったために、それができませんでした。

で、遅ればせながら今日集まって会食をしました。

 

食べているときに、震源地に近いある親戚のことが話題になりました。

その親戚は、現在夫婦だけの2人暮らしで共に80歳ぐらい。

身を粉にして働いて2人の子どもを育て上げ、家も建ててローンも払い終わっています。

それが、今回の地震で壊れ、安心して住めないほどになってしまいました。

で、近々町に住んでいる子どものところへ移り住むそうです。

 

2年前にその親戚の家を訪ねたときのこと。

主曰く、

「小〈ち〉っこい家やけど、わしにとっては城や。いっぱい年金もろとるわけやないけど、ぜいたくさえせんとけば、何とか食っていけると思うとる。 … わし、酒好きやし、たまにだけやけど、昼間から飲んでもええかなとも思うとるんや。 … まあ、そんな感じでのんびりと残りの人生を楽しませてもろうわ … 。」

 

達成感に満ち、うれしそうに言っていた主の顔が、まざまざと思い出されました。

それがまさかこんなことになろうとわ。

決して他人事ではなく、元日規模の地震が再来したら、今度は私の家も完全にアウト … 。

人生って思い通りにならんもんですな。