ありがたいことです

師走の穏やかな日差しの中で         2023 12.13 2:00PM

お世話になった方の葬儀の手伝い〈受付係〉をするために、朝の8時半に自宅を出て葬儀場に向かいました。

10時開始の葬儀とはいえ、9時前に香典を持って来る方もいらっしゃいました。

※ 昨晩の通夜時も同様でしたな。
コロナが収まっても、早めに香典を持って来てサッと焼香を済まされ、式に参加することなくお帰りになる方がけっこういるんですわ。

 

出棺も終わり、木立に戻ったのは正午少し前。

葬儀でいただいた精進弁当を食べた後、木立をひと回りしました。

頭の中は、お世話になった方が早く亡くなられた無念さでいっぱいだったけれど、師走の穏やかな日差しがそれらを幾分和らげてくれました。(右上写真)

 

【木立回りをしながら思ったこと】

お世話になった方にお返しをするといっても、そう簡単にできるものではありません。

心の中でどれだけお礼を言っても、やはり目に見える形で何かをしたいですな。

といって、お金を渡したり贈り物をしたりすると、かえって失礼になる場合もあるし … 。

その点、昨晩の通夜、本日の葬儀と、受付係としてお別れの式のお手伝いをできたのはよかったですな。

… 慌ただしく動き回るご親族のみなさんの一助となることを通して、お世話になった方へごく自然な形でお返しができた。 …

ありがたいことです。

師走の寒風で倒れたトウガラシが …

木立前の畑に植わっているトウガラシ

今〈午後2時半〉一日を振り返ってこのブログ記事を書いています。

一日を振り返るにはいささか早いかな。

出かけなければならない急用ができたからです。

 

昨日、夕食を食べ終わったときでした。

かつて勤めていたときに、とてもお世話になった方が亡くなったとの連絡が入りました。

で、明日、葬儀に行くつもりでいました。

が、今朝、突然彼〈かつてお世話になった方〉の息子さんから、通夜〈今晩午後7時開始〉と葬儀〈明日午前10時開始〉の受付をしてほしい旨連絡がありました。

※ 彼の息子さんともお互いによく知っている間柄です

 

二つ返事で引き受けました。

それで、通夜に間に合うように、いつもより早めにブログ記事を書いているのです。

※ ブログ記事を書き終わった後、ケンタ君〈飼い犬〉の散歩もしなければなりません。

 

聞いたところによると、死因は脳の血管が詰まったとのこと。

1週間ほど前に、彼と彼の奥さんがケータイで話していたとき、急に彼がしゃべられなくなったらしい。

救急車で病院に担ぎ込まれて即入院、で、4~5日ベッドにいて死亡 … あっという間の出来事だったらしい。

 

享年72歳。

早過ぎる死が残念で寂しい。

弔いでの彼のやさしくきれいな死に顔が唯一の救い。

戻って木立前に佇んでいると、師走の寒風で倒れたトウガラシが、彼と重なって見えました。(右上写真)

買い物すら一人でできなくなるかも

木立前のパプリカ

最高気温は10℃を少し下回る程度か。

この時期らしい気温で、雨が降らなければ、外で作業をしてもそれほど寒さは感じない。

が、今日は北風が強く、また、一昨日知人から褒められたこともあり、終日休養することに。

※ 褒めらたこと、休養することについては、前回のブログ記事をご覧ください。

 

午前中は本を読んだり録画したものを視聴したりしていましたが、座ってばかりいるのは体によくないと思い、昼食後、買い物に出ました。

百円均一店、ホームセンター、〈新刊〉書店、家電量販店、古本屋の5つの店を回りました。

ホームセンターで作業着を2着買っただけで、あとは見て回ったという感じでした。

 

ただ、百円均一店の帳場がセルフに変わっていたことには驚きました。

若い人たちは、買った品物をセンサーに当て、難なく会計を済ませていました。

… が、慣れていない人は〈ほとんどが高齢者〉、店員さんに教えてもらいながら支払いをしていました。

※ 今回はたまたま何も買わなかったからいいものの、次回は私も教えてもらって支払いをすることになるでしょうな。
〈覚えられるやろか?〉

 

… そのうちに買い物すら一人でできなくなる時代が来るかも …

と、不安な気持ちを抱きつつ帰ってきました。

木立に着き、夏からずっと変わらない赤と黄色のパプリカを見たとき(右上写真)、何故かしらホッとしました。

2学期は通知簿の5段階評価でいうと5か

4か月ぶりの野焼き

予報通りに穏やかな天気になりました。

で、4か月ぶりに野焼きをしました。(右写真)

〈午前〉7時頃から燃やし始め、わずか40分ほどで終わりました。

 

例年この時期は、伐採杉の枝葉を焼却するために連日のように野焼きをしていました。

が、今年の秋は伐採を一切していませんので、焼却物がほとんどないのです。
〈今年は春先に伐採を済ませていますので〉

伐採をしなく、それに付随する枝葉の焼却作業もないと、その分の時間を他の作業に回せます。

それで、今秋は、キウイの棚〈縦8m、横12m 高さ1,9m〉、丸太を使った土留め〈全長42m余り〉、いつにないガッチリした温州ミカンの雪囲い〈3つ〉をつくることができました。

 

昨夕、久しぶりに知人が訪れました。

プレハブに入る前に、木立をひと回りしてきたらしく、

「木立、しばらく来ん〈来ない〉うちにえらい様変わりしたなあ。びっくりしたわ。あんだけの〈あれだけの〉キウイの棚つくるのたいへんやったやろ。ミカンの雪囲いにしても、少々の雪や風ではびくともせんと思うわ。 … ホントにええなった。」

と、珍しく褒められました。

 

… 2学期は、通知簿の5段階評価でいうと ” 5 ” ですな。 …

自分へのご褒美 … 今日は、野焼きの後、作業をしないで休養しました。

もう一ついいことが。

お昼に親戚から弁当の差し入れがありました。

人間関係って難しいけど避けて通れない

午後、野焼きの準備をしました。

最高気温20℃近く。

南寄りの暖かい風が吹き、空気も乾いていてホントに気持ちがいい。

若い頃東京にいたけど、、そのときの天気を思い出します。

 

明日は今日ほどの天気ではないまでも、風が穏やかだそうで、野焼きをすることにしました。
〈久しぶりの野焼きです〉

で、午後、木立に散乱している枝葉を掻き集めました。(右上写真)

2時間近く作業をしましたが、 … … ようやく気分が収まりましたわ。

 

気分が収まったってどういうことかって?

実は、午前中、次年度の班長を決める話し合いがあったんですわ。

※ 集落は11班に分けられていて、各班ごとにまとめ役として班長がいます。
ほとんどの班は年ごとに班長を交代しており、私の班もそのようにしています。
が、私の班のみ次年度の班長が決まっていないのです。
〈班長の指名報告は12月末まで〉

結論を先に言うと、一応決まったんだけど、すっきりした決まり方ではありませんでした。
〈ちなみに私に決まったわけではありません〉

都会の方で、マンションの管理当番の成り手がいなくて揉めるという話をよく耳にしますが、田舎もそれと変わらないところがありますわ。

 

で、そのときの何かすっきりしないモヤモヤとした気分が、木立で作業をしているうちに徐々に収まってきたというわけ。

人間関係って難しい。

けど、避けて通れませんな。