もういつ雪が降っても大丈夫

雪囲いがすべて完了

昨日と打って変わっていい天気。

暖かい穏やかな日となりました。

〈午前〉9時頃から温州ミカンの雪囲いの続きをしました。

※ 温州ミカンの雪囲いについては、前々回のブログ記事をご覧ください。

 

蔽いを被せるための骨組みを施していない樹が2本残っていましたので、まず、その作業をしました。
骨組みについては、前々回ブログ記事掲載の写真参照〉

小1時間で終了。

 

次に、蔽いを被せる作業をしました。

蔽いに使ったのは、ビニルハウスに新しいビニルを張るときに取り外した〈古い〉ビニルです。

※ 〈古い〉ビニルについては、3.22付ブログ記事『天気がいいと声をかけてくる人も多い』をご覧ください。

90㎝高の台型脚立に上ってビニルを被せていくのですが、温州ミカンが植わっているところは少し斜面になっていて脚立が安定しなく、とにかく落ちないように慎重に作業を進めていきました。

全部に被せ終わったのは、正午過ぎでした。(右上写真)

 

これで、レモン5本、キンカン3本、デコポン1本、温州ミカン3本と、柑橘類すべての雪囲いが完了しました。

もういつ雪が降っても大丈夫です。

 

あっ、そうそう車のタイヤ交換がまだでした。

交換前に、道路が凍結したり雪が積もったりしたら、自宅から木立まで〈距離は500m〉歩きますわ。

勤めている頃は、そんな悠長なことは言ってられませんでしたな。

前向きな話は大いにけっこう

風もようやく収まりました … 木立前で  2023 12.7 3:00PM

予報通りの大荒れの天気。

唸りをあげていた風も、午後3時頃に少し静かになりました。

外に出ると、木立前は冬の光景そのもの。(右写真)

 

午前10時頃でした。

雨風がプレハブを叩く中、知人が訪ねて来ました。

今日は仕事が休みで屋敷の掃除をしようとするも、あいにくの天気だったので、遊びに来たとのこと。

 

彼〈知人〉は、数年前に40年余り勤めた会社を定年退職しました。

※ 雇用延長したかったけど、勤めていた営業所が統合のあおりを受けて遠くに移ったため、諦めたとのこと。

営業畑を歩んで来たせいか、ネガティブな面がほとんど見られません。

過去に拘ること少なく、他人の悪口も言わず、

広い屋敷をどうやって維持管理していくか、できれば高齢の両親を最期まで世話したい、体が動く限り仕事〈アルバイト〉を続けるつもり、地域の人たちが気持ちよく交わるにはどうしたらいいのか、 … 等、

常に未来に目を向けているという感じです。

 

それらのことについて話しているうちに、あっという間に2時間近くが過ぎました。

彼と話していると、自分の歳のことも忘れ〈私は現在67歳〉、「ワシもまだまだやれるぞ!」という気持ちになってきます。

もちろん今日もそうでした。

 

前向きな話は大いにけっこう。

いつでも遊びに来てほしい … 大歓迎です。

温州みかんの雪囲いに取りかかる

竹を三脚に組む

好天 … 予定通り、温州みかんに雪囲いをすることに。

 

温州みかんは今年よく伸びましたわ。

昨年より50㎝ほど伸び、今や樹高は約2m。

 

これだけになると、レモン〈樹高1m〉やキンカン〈樹高0,7m〉に雪囲いをするようなわけにはいきませんな。

まずは、蔽いを被せるための骨組みをこしらえないと。

で、竹やぶから直径7~8㎝の真竹を切り出し、3mほどの長さに切っていきました。

温州みかんの樹は3本あり、それぞれに3本の竹棒を三脚の形に組んでいきますので、全部で9本の竹棒を準備しました。
〈切り出した真竹は3本です〉

 

それなりの太さの3m長の3本の竹棒を三脚の形に組むって、けっこう難しいですな。

で、どうしたかって?

3本の竹棒を等間隔になるようにしてみかんの枝に斜めに寄りかけ、竹棒の上部〈三脚の頂点の部分〉をひもで結わえました。

地上高2mぐらいの高さのところで結わえることになりますので、台型脚立〈90㎝高〉に上って作業をしました。
落ちないように気をつけて〉

それだけでは風で倒れるおそれがあり、竹棒の足元にそれぞれ杭を打ち、ひもで結わえつけました。(右上写真)

 

今日は急用が入ったこともあり、一つの骨組みをこしらえたところで終わってしまいました。

残り二つの骨組みと蔽いを被せる作業は明後日にする予定です。
〈明日は終日荒れ模様の天気だそうです〉

たわわに実を付けた樹を想像しながら

レモンに雪囲いをしました

予報では、しばらくは暖かい日が続くはずだったのに … 。

今朝はえらい寒かったですな。

木立に来るとき、田んぼには一面霜が降り、車の温度計は2℃を表示していました。

 

雪囲いをするか否かの目安の温度は一応2℃。

「雪囲いをしなければ」という気持ちはあるんだけど、寒くて体が付いて行かない … 。

で、午前中は暖房の効いた温かい室内であれこれと。

午後になってようやく外に出ました。

 

レモンに雪囲いをしていると、集落の高齢〈90歳近く?〉の方が通りかかりました。

「寒いのに精が出るのお。 … それゃー、何の樹や。」

「レモンです。 … 慌てて雪囲いをしているところです。」

「そうか、レモンやったか。 … レモンならウチにも1本植わっとるわ。 … 今じゃ、でか〈大きく〉なってしもうたけど、実がほとんど生らんのや。 … 〈私んとこの樹を見ながら〉樹がちっこいときにアンタみたいにまめに世話をしとれば、いっぱい実が生ったのにのお。 … まあ、がんばれや … 。」

「ありがとうございます。」

 

彼が去った後、しばらくして5本のレモンの木の雪囲いを終えました。(右上写真)

ケンタ君〈飼い犬〉の散歩までにまだ時間がありましたので、キンカン〈3本〉の雪囲いも済ませてしまいました。

幹が折れるかと思うほどたわわに実を付けたレモンとキンカンの樹を想像しながら。

手間のかかる施肥作業

竹チップの中にいたカエルとカブトムシの幼虫

風も収まりました。

午後になると気温が上がり、日も差し始めました。

外に出て作業をすることに。
〈1週間ぶりです〉

雪囲いをと思っていましたが、まだしばらくは暖かい日が続きそうですので、先に果樹に施肥をしました。

 

施す肥料は竹チップ … 4年前の春に孟宗竹を伐採し、それをチップにして木立の中に積んであったものです。

今や竹の原形を留めることなく、色も黒ずみ、一見ふかふかの土と見紛うほどです。

まあ、ふつうの土との一番の違いは、中にカブトムシの幼虫が棲んでいることでしょうな。

※ 4年前、つまり竹を伐採した年のちょうど今頃〈初冬〉、竹チップの中にカブトムシの幼虫はまったく見られませんでした。
が、その翌年からたくさん見られるようになり、それが今日まで続いています。
〈いったいいつまでいるんでしょうな〉

 

一輪車6杯分の竹チップを掘り起こす間に、20匹近くの幼虫が出てきました。

おまけにと言っては何ですが、冬眠中のカエル〈1匹だけですが〉まで出てきてびっくりしましたわ。(右上写真)

※ 5㎝を超えるくらいの体長で、『モリアオガエル』と思われます。

 

出てきたカブトムシの幼虫とカエルをそのままにしておくと、たぶんカラスなどに食べられるでしょうな。

で、すべて竹チップの中に戻しました。

ホントに手間のかかる施肥作業ですわ。