一種のノブレスオブリージュと思えば

水路脇の草は刈るわ、水路に入って泥を掻きむしるわ … とにかくたいへんでした

昨晩までの雨で、木立前の水路脇の草がいっぺんに伸び、草刈りをしました。

今回は草を刈るだけでなく、U字溝のつなぎ目に生えていた草も抜き取りました。

※ 水路は、幅30㎝のU字溝でできています。
作られた当初は、U字溝のつなぎ目にコンクリートが塗られていたようですが、時の経過とともにほとんどが剥がれてしまったようです。
そして、それら剥がれた箇所に流れてきた泥が溜まって草が生え出し、流れを堰き止めんばかりに増えてきました。
木立前は100mほどに渡って水路に面しており、その間至るところに草が水面から頭を出していました。
で、草刈りを終えたあと水路に入り、それらの草の根っこが付着している泥を搔きむしるようにして抜き取っていきました。(右上写真)
幸いにもヘビさんと遭遇することはありませんでした。

 

公有地に面したところに下手に土地を所有しているとたいへんですわ。

その土地の所有者が、公有地の手入れの一端を担うことになるんですから。

 

が、そのような関係にあるのも何かの縁 … 一種のノブレスオブリージュと思えば、腹も立たなくむしろ誇りに思うかも … 。

※ 【ノブレスオブリージュ】
財産、権力、社会的地位を持つものは社会的義務が伴うことを意味するフランス語。
… ネットより

ちまちまと草むしりを

タマネギとジャガイモが植わっていたところの草むしりをしました

道路脇の畑の草むしりをしていると、軽トラが止まりました。

集落の人でした。

「精が出るのお。 … 草刈機でいっぺんに刈ってしもうたら楽でええのに … 。」

「そうしたいのですが。 … ウチの耕運機は小〈ち〉っこて馬力がないんで、地面に根っこが残ったままだと耕せんのですわ … 。」

「そうか。そりゃー、たいへんや。 … まあ、蒸し暑い日が続いとるし、熱中症に気ぃつけてやれや。 … ワシも、今から家へ帰って草刈りや … 。」

 

3日間菜園に通い、それほど広くもない80㎡ほどの畑を、のべ10時間もかけて草むしりをしたことを思い出しました。

結局は、ウチの小っこい耕運機で耕せるようにしたかったんですわ。

耕して均して、ど真ん中に木を植えたかったんですわ。

※ 木を植えることについては、7.8付ブログ記事『今後のことを本腰を入れて考えないと』をご覧ください。

木を植えた後、つまり今後は、もう畑として使いませんので一々草をむしる必要はなく、草刈機でサッと除草を済ますことができます。

 

が、今日草むしりをしたところは(右上写真)、これからも畑として大いに使っていきたいですな。

ウチは作物を売って生計を立てているわけでもないので、小っこい耕運機で十分。

体力が続く限り、ちまちまと草むしりをしていくつもりですわ。

人それぞれの好み

本日の収穫

ブルーベリーの収穫もそろそろ終わりに近づいてきました。

それと交代するようにアイコ〈ミニトマトの品種名〉やピーマンが生り出してきました。(右写真)

 

で、今回は、アイコについての思いをお話します。

トマトを栽培するようになったのは一昨年から。

それ以前は、「トマトはつくるのが難しい」「ネットを施すのが面倒」などの先入観が強く、トマトづくりを避けていました。

が、JA販売店の店員さんの

「ミニトマトなら初心者の方でもけっこう行けますよ。ネット張りもブルーベリーほど気を遣う必要がないんですよ … 。」

の言葉で、トマト〈ミニトマトですが〉を栽培することに。

 

実際にアイコと千果〈ミニトマトの品種名〉をつくり始めると、店員さんのおっしゃった通りになりました。

一昨年も、昨年もそれなりに収穫があり、とくにアイコは味を保ちつつも10月末頃まで実を付け続けてくれました。

今年はアイコのみの栽培に絞り、その代わりにと言っては何ですが、黄色い実の生るアイコ〈イエローアイコ〉もつくってみることにしました。

 

5月上旬に植えた20㎝ほどの苗が今や2m近くにまで伸び、立派な実を付けるまでになりました。

食べてみると、

赤い実の方は甘みの中にも本来のトマトらしい酸味があり、黄色い実の方は甘みが勝っているように感じられます。

いいとか悪いとかではなく、人それぞれの好みですな。

杉の流木を見て

今日は断続的によく降りました。 2023 7.12 4:00PM 木立前で

よく降る雨だなあと思いつつ、プレハブ内であれこれしているうちにもう午後4時。(右写真)

幸いにも今のところ災害にまでは至っていなく、ホッとしています。

※ 明日、明後日も降るとのことで、この先どうなるかはわかりませんが … 。

 

ニュースを見るに、とくに北九州地域は被害が大きいようです。

で、いくつかの大雨関連のニュースを見ていて思ったこと。

如何に杉の流木の多いことか。

私の住んでいる地域もそうですが、戦後、杉が儲かるということで、全国至るところで植えられたんでしょうな。

 

ふと中学校の遠足時〈今から50年余り前〉のことが思い出されました。

たまたま引率の先生の所有林の近くを通りかかったときでした。

「こりゃー、ウチの杉や。 … 売れば、1,000万円するんや。」

とおっしゃいました。

「先生の家ってでかいこと〈たくさん〉杉があって、金持ちなんやなあ。」

と思ったのを覚えています。

※ 今も1,000万円といえば大金。当時はもっともっと価値がありました。

 

その先生は、残念ながら若くしてお亡くなりになりました。

で、その後の杉のことについてはわかりません。

ただ、現在私の木立にある杉についていうと、価値はほとんど0です。

薪ストーブや薪風呂の燃料に使わなかったら、完全にマイナスの価値ですな。

竹チップを有効に活用

ブルーベリーのネット内を除草

竹やぶ跡にあるブルーベリー … 収穫したいけど、ネット内は草丈50㎝前後のものがぼうぼう状態。

 

たしか防鳥ネットを張るときにすっきりと草を刈ったはずだが。

過去のブログ記事を調べてみるとありました。

5.26付ブログ記事『途中で終わった支柱の組み立て』に掲載の写真をご覧ください。

ブルーベリーの周りは、草のない地面が露わになった状態でした。

それが1か月半ほどで … 自然の力に改めて驚かされる次第です。

感心してばかりいられません。

〈防鳥〉ネットの中に入って草をむしることにしました。

 

実際にむしり始めると、ボッ、ボッという具合に簡単に草が抜けました。

土が柔らかいのです。

ミミズもたくさんいます。

かつて孟宗竹が生えていて固い地面だったところが何で?

考えられるのは、今ブルーベリーが植わっている周辺に、竹チップを厚さ10㎝ほどに敷き詰めたことです。

※ 4年前の春に孟宗竹を伐採したとき、それらをすべて竹チップにしてもらいました。
そして、その一部を伐採した年の初冬に敷き詰めたことを思い出しました。

 

” 竹チップはいい ” とは聞いていましたが、今回の草むしりでその威力を知ることとなりました。

竹チップはまだけっこう残っています。

有効に活用していきたいですな。

 

そうそう、草をむしり終わるのに丸3時間かかりましたわ。(右上写真)