そんなときもありましたわ

31年間使っている冷蔵庫〈プレハブ横の物置にて〉

今年はブルーベリーの豊作年。

家族だけでは食べ切れなく、親戚や知人に配り、それでも余った分は冷凍保存している。

プレハブ横に置いてある冷蔵庫のフリーザーは、すでにブルーベリーで満杯。

妻に聞くに、自宅のフリーザーはまだ若干の余裕があるとか。

が、今後の収穫量〈約1斗〉を思うと、はたして全部収まり切るか。

一方で、ブルーベリーを詰めたはいいけど、プレハブ横の冷蔵庫の冷凍機能が心配される。

 

何しろ31年前に買った代物。(右上写真)

※ たまたま保証書と領収証が残っていたので、購入年月日〈1993  7.19 〉がはっきりしました。
買った当初は、セカンド冷蔵庫として自宅の車庫に置いてありました。
9年前に木立前プレハブ横の物置に持ってきました。

 

保証書と領収証を見た途端に、冷凍機能云々の心配は薄れてしまいました。

そして、意識は1993年の夏に。

私が37歳で、若いお父さんだったときです。

妻も若く、子どもたちは小学校と保育園に通っていた頃でした。

両親も、今の私より若かったんですな。

冷蔵庫の値段は69,800円で消費税が2,094円 … 消費税がまだ3%の時代でした。

そうそう、夏休みに子どもたちを海水浴に連れてへ行きたかったんだけど、冷夏で行けなかったのでした。
〈信じ難いけど〉

 

そんなときもありましたわ。

なんでヒマワリを植えているかって?

ヒマワリが2mを超えるほどにまで伸びました

ヒマワリに水をやっていると、集落の人が訪ねて来ました。

用件を済ませると、

「 … ところで、あんたがいま水やっとるのヒマワリやと思うけど(右写真)、いったいどれだけ伸びるんや。」

「3mぐらいですかね。」

「えらい高なるんやな。 … で、そんなん植えてどうするんや。」

「 … … どうするって … 見て楽しむんです … 。」

「 … ふーん … そうか … 。」

まるで不思議な話を聞いたかのような表情で帰って行きました。

 

今までにもよく似たことが何回かありました。

推測するに、みなさん、

… 儲かりもしないのに、大きな棚までつくって支柱を立て、暑いさ中にせっせと世話をしてただ花を見るだけか … わからんのおー …

と思っていらっしゃるようですな。

 

どちらかと言うと、私も『花より団子』タイプです。

が、定年退職後、木立の手入れのために四六時中屋外で作業をするようになり、夏のあまりの暑さに辟易しています。

で、「暑い夏に心に涼をもたらしてくれるものは何かないやろか」とあれこれ考えてみました。

何故かしら、幼い頃に夏休みによく目にした大きなヒマワリが思い出されました。

 

5年ほど前から、毎年ヒマワリを植えるようになりました。

夏の青空をバックにした鮮やかな黄色い花を見上げると、妙に懐かしく涼しくなったような気分になるのです。

不動産でなくて負動産の家や土地

今年2回目の草刈りをする

先日知人と話していると、空き家の除草のことが話題になりました。

彼〈知人〉曰く、

「わしんとこの近くに空き家があるんやけど、そこの屋敷から葛〈のつる〉がいっぱい道路にはみ出して来とるんや。で、はみ出した分はその都度切っとるんやけどきりがないし、いっそのこと庭に入って葛の根元を断ち切ろうと思うたんや。 … けど、親父が余計なことをするなって言うし … 。」

「難しい問題やのお。 … 近くにその空き家の親戚はおらんのかいな。 … まあ、おれば、つるが伸び放題になることもないわなあ。 … 一度町会長さんに相談してみればどうや … 。」

 

他人事ではありません。

私の場合は、空き家ならぬ空き地〈耕作放棄地と言った方が正確かも〉ですな。

自宅から離れたところに、かつては畑だった土地があるんですわ。

ほったらかしにしておくと草が伸び放題になり、彼の近くの空き家同様、近隣の人たちに迷惑をかけてしまいます。

で、年間5回草を刈っています。
〈今日はその2回目でした
(右上写真)〉

 

何も生み出さない土地だけど、所有しているだけで固定資産税を払わなければならなく、また管理もしなければなりません。

タダであげると言っても、もらい手もないのが現状です。

彼の近くの空き家もよく似た状況とのこと。

今や不動産でなく負動産の家や土地もけっこうあるんでしょうな。

梅雨も終わっていないのに真夏そのもの

強い日差しですわ!〈薪棚前で〉       2024 7.5 10:00AM

真っ青な空に強い日差し!(右写真)

9時には軽く30℃を超え、畦草刈りの続きをする予定だったけど、明日することにしました。

で、午前中に屋外でしたことといえば、水やりとカボチャの座布団き。

※ 【カボチャの座布団敷きとは】
カボチャを生ったままにしておくと、底部が黄色く変色したり、長期間湿った地面や草に接触することにより水腐れや病気になったりします。
それを防ぐために、カボチャの底部に薄い発泡スチロールの台座を置きます。
そのことを ” 座布団を敷く ” と言っています。

 

あとは冷房の効いたプレハブ内で、ユーチューブを視聴したり本を読んだりしていました。

 

〈午後〉1時半にブルーベリーの収穫をするために外に出ました。

気温は33℃超で、相変わらず強い日差し … 。

正直言ってずっと室内に籠っていたかったのですが、ブルーベリーが熟れ過ぎるおそれがありますので、収穫に取りかかりました。
〈収穫は1日置きにしています〉

作業時間は3時間、ちなみに今日の収穫量は3升2合。
〈今年はホントに豊作ですな〉

夕方まで少し時間がありましたので、1升余りを親戚に持って行きました。

 

先ほど帰ってきました。

冷房を入れずにこのブログ記事を書いています。

梅雨も終わっていないのに、真夏そのものですな。

カエルもヘビもトンビも精一杯生きている

田んぼの畔草を刈る〈まだ半分残っています〉

集落から頼まれた田んぼ〈現在はカボチャ畑として使われています〉の畔草刈りですが、何とか半分終わりました。

昨日は1時間40分ほど、今日は3時間ほどかけて、田んぼと道路に挟まれた排水路の脇の草を刈りました。(右写真)

 

排水路の長さは約80m、たいていの場合、半分に水が溜まり、あとの半分は乾いた状態になっています。

右上写真でいうと、奥の方に水が溜まっていて〈見えませんが〉手前の方が乾いています。

水が溜まっているといっても深さ5㎝ほどですが、そこには藻が生えていて、トノサマガエルがウジャウジャいます。

排水路を歩きながら脇の草を刈っていると、カエルがぴょんぴょん跳ねて逃げていきます。

「こんなにもカエルがおるんか」とびっくりするほどです。

 

で、カエルがたくさんいると、その捕食者がいることが十分に考えられます。

そう、ヘビですな。

幸いにも今日はヘビと出会うことはありませんでした。

… が、世の中にはヘビと出会いたくてしようがない人もおるんですわ。

〈人ではありませんが〉トンビ〈標準語はトビかな〉ですわ。

 

電柱の先に止まり、草刈りをしている様子を鋭い目でジッと見ていました。

運悪く草刈機の刃に当たって動けなくなったカエルやヘビがいないかと … 。

 

カエルも、ヘビも、トンビも、みんな精一杯生きているんですな。