退職後すぐに作業兼物置小屋を作ってよかった

家の再修理に伴う廃材等 出た廃材等の5分の1ぐらいの量かな?
昼ご飯を飯盒で炊く
作ってよかった作業兼物置小屋

築60年の自宅 … 。

仏間と座敷以外にも修理する箇所がでてきました。

大工さんが再び修理をはじめました。

それに伴い以前より多いくらいの廃材等が出てきました。(右上写真)

今回は廃材だけでなく、棚やタンスまで出てきました。

たくさんあるので、しばらく屋外に置いてシートを被せておきたいのですが … 。

積雪のためそれもできなく、すぐに処分しなければなりません。

釘があまり付いていないような角材は、親戚に持って行きました。〈薪風呂用〉

残りは、昨年自作した作業兼物置小屋に運び入れました。

まず釘を抜き、薪にできそうな木はストーブに入るよう短く切りました。

合板やプラスチックなどは別にしてまとめました。〈処分場行き〉

昼ご飯は、飯盒を薪ストーブの上に乗せて炊きました。(右中写真)

廃材等の処理は全部できませんでしたが、厳寒の中、小屋で一日中作業をしたり食事をとったりすることができました。

自宅の修理に伴う畳や廃材等の処理、また、近年まれに見る大雪 … 。

小屋があるので何とか対応できています。

退職後すぐに作業兼物置小屋を作ってよかったと思っています。(右下写真)

【遺言:養老孟司著】を読んで

遺言:養老孟司著 新潮新書
プレハブ内:個人的空間

【遺言:養老孟司著 新潮新書】(右上写真) を読みました。

… 通常の家というのは、共有空間と、個々別々の個人的空間が折り合わされている。それを意識と感覚と表現してもいい。共通性つまり意識が強い場所もあるし、個室のように個人性つまり感覚が強い場所もある。 … … 共有性空間を当たり前だと思ってしまう人は、都市型の生活に適応がいいはずである。逆に個人空間しか存在しないのに近い人は、田舎暮らしが合うと思う。いわゆる方向オンチの一部は、共有空間の概念が弱い人を含むに違いない。 …
P125~126

私は、退職後9か月余り、一日の大半をプレハブ(右下写真)及びその周り〈所有地:ブログでは、木立という表現をしています〉で過ごしてきました。
養老氏のいう『個人空間しか存在しないのに近い人』です。
方向オンチな面もあり、田舎暮らしが合っているとも思っています。

今思うと、退職時に再び仕事をすることを希望しなかったのも、  意識 ” が強く支配する職場〈共有空間〉にいることが苦手だったからかもしれません。

※ 職場を悪く言っているのではありません。
かつて仕事に関係したみなさんには今でも感謝しております。
すみません。
著書全体を通してまとめて書くべきところを、一部分だけ抜き出して、勝手に自分のことに当てはめてしまいました。

もちろん、養老氏は、世の中全体の将来のことをお考えになり、 ” 意識 ” と ” 感覚 ” について深く思索をめぐらし、本をお書きになっています。

… 意識自体も確実に定義されているわけではない … P164
… できることは、意識がいかなるものか、それを理解することである … P179

みなさんも、ぜひお読みになってください。

遺言。 (新潮新書)

木片を見える化して作業の効率を上げる

溜った木片
ちょうどよいところに棚を作るスペースがありました
木片の見える化になっているようです ついでに帽子掛けも付けました

いろいろなものを作るうちに、たくさんの木片が溜りました。(右上写真)

木片にはいろいろな用途があります。

で、溜った木片を、そのときの用途に応じて使おうとするのですが、適当な大きさの木片を見つけるのに手間取ることがよくあります。

かごを全部ひっくり返して探したこともありました。

適当な大きさの木片があるにもかかわらず、新しい角材を切ったことも多々ありました。

… 木片の見える化ができないものだろうか? … 

小屋の中に、ちょうどよいスペースがありましたので、そこに木片が見える化できるような棚を作ることにしました。(右中写真)

単管タルキ用金具で、コンパネの波板側〈奥〉の方を固定しました。

コンパネが垂れ下がらないように、手前の方は、洋灯吊金具を取り付けて鎖で吊り上げました。

木片を積み上げてみました。

見える化になっているようです。

思ったより頑丈な棚になりましたので、ついでに帽子も掛けられるようにしました。(右下写真)

これで木片を探すためのエネルギーとストレスが少なくなり、そのぶん作業も捗りそうです。

コンクリート板で自作の小屋に簡易食器棚を作る

ブロックの穴を塞がないと何か落ちたら困ります
コンクリート板がずれないように木をボンド(コンクリート用)で貼りました
コンクリート板をブロックに乗せました これで簡易食器棚の仕上がりです

小屋の薪ストーブを使うようになってから、昼食はほとんど小屋の中でとっています。〈以前はプレハブ内でした〉

鍋や食器等を置く場所がないので、ストーブの熱を遮るブロックの上に置いていました。

しかし、場所が狭く、ブロックに穴もあるので、何か落としたら困るな、という心配もありました。(右上写真)

そこで、食器等を置く場所を広くするとともに穴も塞ぐために、コンクリート板〈20㎝m×20㎝×3,5㎝〉をブロックの上に乗せることにしました。

乗せた後ずれないように、木をコンクリート用ボンドでコンクリート板の裏に貼りました。(右中写真)

ボンドが乾いてからコンクリート板をブロックに乗せました。(右下写真)

広さは、ブロックだけだったときと比べ、だいたい2倍になりました。

簡易食器棚の仕上がりです。

コンクリート板は、1枚100円弱〈税込み〉でした。

改めて写真〈右下〉を見ますと、選んだ色もよかったようです。

モスグリーン、コンクリートと同色、臙脂の3色の中から選びました。

退職後は体が動く限り年中無休の何でも屋

小屋への電気は窓を開けてとっていました
鉄板に穴を開けられる電動ドリル用の刃(ホールカッター)
プレハブから小屋へ電線を引っ張りました

今年自作した小屋 … 、
電気は?

プレハブ内のコンセントから、窓を開けて小屋に電線を引っ張っていました。(右上写真)

そして、自宅に帰るときは、逆に電線をプレハブ内に戻していました。〈施錠のため〉

不便!

プレハブの壁に穴を開け、そこに電線を通していつでも電気が使えるようにすることにしました。

市販の電線に付いているプラグの幅は約3cmです。そこで、それが通るような塩化ビニルパイプを穴に取り付けました。

外径が3,8cm〈内径3cm〉の塩化ビニルパイプですので、それより少し大きめの穴〈直径4cm〉が開けられる電動ドリル用の刃を買ってきました。

税込みで3,000円ほどしました。(右中写真)

鉄板が薄いので容易に穴が開けられました。

その穴に塩化ビニルパイプを短く切って入れ、ぐらつかないようにすき間にパテを詰めました。

最後にプラグの付いた電線を通して終わりです。(右下写真)

4月から無所属の時間の中で生活するようになり、できるだけお金をかけないように土運び、溝掘り、小屋づくり、木の伐採等、自分でできることは何でもしています。

今日は、プレハブの壁に穴を開け、電線を通しました。

何でも屋です。〈利益は全くなく、出る一方  年中無休〉

今回買ったドリルの刃も、私にとっては大出費ですが、この4月に開業した何でも屋の初期投資の一つかなと考えています。

体が動く限り、営業を続けます。