失敗の主な原因は体力の衰えと無計画

収穫したトウモロコシ

100本近く植えたトウモロコシ。

収穫できたのは20本余り。
〈収穫率2割〉

しかも実がまばらにしか付いていないもの、満遍なく付いていても一部が虫に食べられているもの … 等、お店に並んでいるようなきれいなものが一つも無い。(右写真)

残念だけど、これが今の私のトウモロコシ栽培の実力です。

 

【どうしてうまくつくれなかったのか】

① 消毒を一度もしなかった
ユーチューブ画像に消毒の時期と薬品名がわかりやすく紹介されています。
② 土寄せをしなかった
強風と旧盆前の大雨で半分が倒れてしまいました。
② ネットを張らなかった
実る頃になると決まってカラスが食べに来るんです。

 

上記のごとく栽培の要がある程度わかっているにもかかわらず何で失敗したのかって?

酷暑ですわ。

最も世話をしなければならないとき〈7月〉に、草刈りやブルーベリーなどの収穫に追われ〈ちなみにブルーベリーの収穫量は4斗余り〉、それに尋常でない暑さが加わったことでトウモロコシに向ける体力が尽きたのです。

つまり、やる気があるのに体がついていかなかったということになりますな。

 

もう一つ。

ニンニクとタマネギを収穫した後、それらの畑を遊ばせておくのがもったいなく、興味本位でトウモロコシを植えたんですわ。

加齢に伴う体力の衰えを鑑みず、無計画にことに当たったことを反省しています。

買い物一つするのも楽ではない時代に

手鏡〈左〉とスタンドの付いた鏡〈右〉

手鏡が欲しく、先日3軒の店を回ったけど、いずれも扱っていませんでした。

で、今日百円均一店に行ってみると、いろいろありました。

手鏡1個とスタンドの付いた鏡1個(右写真)を買いました。

※ スタンドの付いたものは200円でした。
百円均一店といっても、品物によっては200円、300円 … のものもあるんですわ。

 

ついでに近くにあったスーパーに寄ってアイスコーヒーを買い、その後、隣にあるホームセンターに入りました。

ホームセンターでは、薪ストーブの煙突を買いました。

それをレジに持って行くと、な、なんと、セルフ会計に変わっているではありませんか。

店員さんに手伝ってもらい、何とか会計を済ませました。

 

今日行った3軒の店の共通点 … いずれもセルフ会計
〈手伝ってくださる店員さんが傍に必ずいらっしゃいますが〉

 

今思うと、最初にセルフ会計になったのはたしか百円均一店。

当初は店員さんにすべてをしてもらっていました。

が、2~3回手伝ってもらっているうちに自分でもできるようになりました。

スーパーのセルフ会計は百円均一店とほぼ同じでしたので、すぐにマスターできました。

今日のホームセンターの方は若干異なっている点がありましたが、何回か通っているうちに慣れるのではと思っています。

 

買い物一つするのも楽ではない時代になりましたな。

量より質が大事なのはわかるんだけど …

今日の収穫 … 撮影年月日が2024 1.1に戻ってしまいましたな。今日は2025 7.19です。

ミニトマト〈アイコ〉とピーマンの収穫を始めたのは、1週間ほど前。

今のところ順調に収穫ができています。(右写真)

 

たいへん贅沢な悩みなのですが、こうも穫れると、年寄りばかりの4人家族では食べ切れません。

冷凍保存をすればいいのだけど、冷凍庫はすでに満杯状態。

 

以前にお伝えしましたように、6月の下旬に125ℓの容量の冷凍庫を買いました。

※ 冷凍庫を買うに至った経緯については、6.28付ブログ記事『そのときまで元気に共に歩んで行けるか』をご覧ください。

で、ちょうどそのときに収穫の山場を迎えていたブルーベリーを、穫れるたびに入れていたら、あっという間に冷凍庫の半分以上が埋まってしまいました。

その後、インゲン豆、ミニトマト、ピーマンを入れているうちに満杯に。

 

家でも、物置でも、容量があるとスッキリするかというと、そうでもないらしいですな。

容量がある分、何でも買ったりもらったりして詰め込む傾向があるようですわ。

うちの冷凍庫もよく似たもんです。

買ったりもらったりしたものではないけど、つくり過ぎたのです。
〈来年はつくる量を半分にする予定〉

 

欲張りというか、貧乏性というか、量が多ければいいというきらいがありますな。

量より質が大事なのはわかるんだけど … 。

米作りも大きく様変わりした

人影がまったくない集落の田んぼ

疲れが溜まってきたのか、それとも暑い日が続いているせいなのか、何もやる気が起こらない。

朝からプレハブにずっと籠りっ切り。

珍しく草刈機のエンジン音もチェンソーのエンジン音も聞こえない。

木立前を通る車も少ない。

蝉のか細い声と時折鳥の鳴き声がする静かな日曜日。

 

昼は、10日前に収穫したジャガイモを茹でて食べた。

デザートは、スモモとミニトマト。

牛乳以外すべて自前のもので済ませた。

食後、外の空気を吸いたくプレハブから出た。

強い日差しと怖ろしいほどの暑さが襲ってきた。

周りの田んぼを見回すに、人影まったくなし。(右上写真)

 

数日前に近くの農業法人の人が話していたことを思い出した。

ちょうどドローンで農薬散布をしている折だったのだが、ドローンの操縦資格を取得するのに〇十万円、小型ドローンを購入するのに▢百万円かかったとのこと。

他、ちょっとしたトラクターは600万円し、コンバイン〈稲刈り機〉は1,000万円の時代だと言っていた。

 

50年以上も前のことになるが、当時は、大半が小型の田植え機と稲刈り機〈バインダーと言っていた記憶があるが〉を使って家族で米づくりをしていた。

で、田んぼの大きさも、1反〈約1,000㎡〉前後だったと思う。

それが今や5反から1町歩〈10反〉。

農業機械に至っては上記の通り。

 

米づくりも大きく様変わりした。

みなさんに助けられて

根元から新芽が出てきたレモン

3年前の秋にレモンの苗木を5本植えました。

※ 私の住んでいるところは冬に雪が積もりますので、毎年冬に入る前になると柑橘系の木には雪囲いをしています。

 

昨年も冬に入る前に雪囲いをしました。

そして、今年の春にその雪囲いを外したわけですが、囲いに蔽われている間〈約4か月間〉に病気になったのか、5本中の1本が枯れていました。

どう見ても、生き返るような気配が感じられなかったので、抜いて新しい苗木を植えるつもりでいました。

隣家の主がそのことに気づいたのか、

「 … わしの経験から言うて、一見枯れてダメになったようでも、全部ダメになったとは限らん。 … すぐに抜かんとしばらく様子を見たらどーや … 。」

と、アドバイスしてくれました。

 

その通りになりました。

根元の方から新芽が出てきました。(右上写真)

引き抜かなくてよかった … レモンとの縁を保てたことが何よりうれしい。

隣家の主にホントに感謝。

 

退職後は時間にも余裕ができ、レモンを始め、リンゴやキウイ … など、次から次へと植えるが、気持ち〈夢〉ばかりが先行し、知識、技能面がついて行かず、失敗続き … 。

で、集落のご老体曰く、

「勤めとるときは、仕事に集中するのが当たり前やろ。 … あんたの場合、果物や野菜栽培の勉強はこれからや。」

と。

 

みなさんに助けられて日々過ごしています。