白鳥春彦の著書を読む

【勉学術】Discover〈左〉 【知性だけが武器である】祥伝社〈右〉 共に白鳥春彦著

先日【頭がよくなる思考術】白鳥春彦著を読んだ。
〈7.9付ブログ記事参照〉

たまたま白鳥氏の著書が2冊自宅にあったので、再読した。

【勉学術】Discover と【知性だけが武器である】祥伝社である。(右上写真)

とくに印象に残った箇所をそれぞれ一つずつ紹介する。

【勉学術】より
… … ひたすら集中していく姿勢だけが独学を可能にする。
そのために特別な時間を設けておく必要はまったくない。本を読み、傍線を引き、考え、考えを広げるためにまた別の本を読む。1時間読む場合もあるだろうし、用の間に5分ずつ読む場合もある。それが独学なのだ。 P42~43

【知性だけが武器である】より
… 自分が本当は何を勉強したいかは、自分自身に訊かなければ絶対にわからない。実は、勉強だけではなく、自分がどういう仕事をしたいのか、これから何をやりたいのか、どう生きてみたいのか、といったことも自分自身に訊かなけらばわからないことなのだ。 … P174

 

定年退職後は、晴れの日は主に木立の手入れをし、雨の日は読書をすることにした。

短く言うと、『晴耕雨読』ということになる。

この4月で退職10年目を迎え、それがかなりマンネリ化していた。

誰が評価するわけでもないけど、自分としては情けなかった。

そんなときにたまたま古本屋さんで白鳥氏の著書に出会い、それがきっかけで手元にあった氏の著書を再読することとなった。
〈傍線の数を見るにひょっとして三読目かも〉

マンネリを打破すべく大いに刺激となった。

と同時に、「頭が働いてくれる限り勉強を!」という意識を新たにした。

氏の著書は、タイトルを見るに勉強のことだけを言っているようだが、実際に読んでみると内容は多岐に渡り、 ” 生き方 ” の本としても十分に通用する。

 

今のところ、退職時に抱いた『晴耕雨読』路線に変更はない。

体が動く限り、頭が働く限り、その道を歩んで行きたいと思っている。

が、弛緩すること無きにしも非ず。

これからも氏の著書にお世話になること何度もあるでしょう。

【日本史から見た日本人 古代編】を読む

【日本史から見た日本人 古代編】渡部昇一著:祥伝社黄金文庫

【日本史から見た日本人 古代編】渡部昇一著:祥伝社黄金文庫(右写真)を読み、印象に残った箇所を紹介します。

 

… 『万葉集』を考えてみよう。 … …
この中の作者は誰でも知っているように、上は天皇から下は農民、兵士、乞食に至るまではいっており、男女の差別もない。また地域も東国、北陸、九州の各地を含んでいるのであって、文字どおり国民的歌集である。
… … わが国においては、千数百年前から、和歌の前には万人平等という思想があった。 … P120~121

… 定家選といわれる百人一首の歌は、恋歌でも露骨でない。つまり、感情教育になるのだ。小学生が覚えても、淫らな気持ちにならない。感情の洗練があるということは、それで育った親のほうも知っている。
それが、子どもには絶対小説を読ませないという戦前の日本の家庭でも、恋歌の多い百人一首だけは忌避されなかった理由である。このため、日本の子どもは1000年も前の歌を覚え、しかもそれをゲームとして遊ぶ。これも、よその国には見られない文化の一貫性である。… P256

 

… 和歌の前には万人平等 …

鋭い指摘に驚きました。

 

日本人の経済格差は世界の国々と比べて小さい、とよく耳にします。

国民一人一人の頑張りや、政治に携わる方々のご尽力があるからだと思われます。

が、 ” できるだけみんないっしょに ” という意識を国民が共通して持っていることも欠かせません。

今回渡部氏の著書を読み、和歌を通してそのような意識がごく自然に日本人に培われてきたように思いました。

 

和歌はかけがえのない日本文化であり、日本人の心のふるさと。

恥ずかしながら、古稀に至り、ようやくそのことを強く思うようになりました。

6.16付ブログ記事『勉強のやり直しがしやすいいい時代』でもお伝えしたように、残りの人生を和歌の勉強に費やすつもりでいます。

勉強のやり直しがしやすいいい時代

和歌の勉強を始めようか〈プレハブ内にて〉

加齢のせいでしょうか。

彼岸のことを思うことが多くなってきました。

と同時に、和歌を勉強したくなりました。

はっきりした理由はわかりませんが、心のふるさとがそこにあるような気がしてならないのです。

 

和歌については、学生時代に少し習った程度で、ほとんど知識がありません。

が、幸いにもユーチューブですばらしい先生方が、わかりやすく説明されています。

視聴していると、学生時代にお習いした古典の先生方の顔が思い出されます。

あのとき真剣に聴かなかったことを反省する次第です。

 

で、勉強し直すことに。

テキストは、差し当たって万葉集と古今和歌集。
〈全部できないので、好きな歌だけになりますな〉

古語、漢和、国語辞典は必須。

それらとテキストを中心に勉強し、加えてユーチューブの古典番組を活用するつもりでいます。

 

パソコン机だけでは狭いので、かつて子どもが使っていた学習机を自宅から持って来ました。

そこで、テキストや辞典を広げ、ユーチューブを視聴するときは、ワイヤレスのマウスやキーボードを遠隔操作しようと考えています。(右上写真)

パソコンモニターと2m離れている故、そこに映る文字が小さくて見づらく、2倍の大きさの文字になるように調整しました。

 

これで準備万端。

あとはやる気と勉強に耐え得る体力だけ。

勉強のやり直しがしやすいいい時代になりました。

排除するより積極的に活用した方が …

木立東面に咲き誇るタンポポ

年々タンポポが多くなってきました。

木立前道路を散歩する人が、立ち止まって見るくらいです。(右写真)

で、知人が、
「タンポポを植えとるんか」
と。

 

植えるはずないですわな。

しぜんに生えてきた外来種の西洋タンポポですわ。

その証拠に秋までずっと咲いています。

※ 日本古来のタンポポは春のみに咲くとのこと。
広辞苑を見るに、タンポポの季語は春となっています。

 

たしかに花の色は鮮やかな黄色で、目を楽しませてくれます。

が、 ” 西洋 ” の文字が頭に付く通り、ヨーロッパ原産の帰化植物で、日本の侵略的外来種のワースト100に入っているということ。
〈ウィキペディアより〉

繁殖力旺盛で、しかも太い根っこが地中深く入っているので、根こそぎ退治とはいかないのです。

見た目はきれいだけど、畑にはびこったりすると除草も難しく、野菜づくりの障害にもなります。

 

再度知人曰く、
「せっかく生ったんやし、積極的に活用すればどうや。たとえば 〈タンポポの根っこを引き抜いて見せながら〉 この根っこを乾燥させて炒ったらコーヒーになるんや。タンポポコーヒー言うんやけど、ノンカフェインやし、食欲増進や肝機能の向上にもなるんやわ … 。」
と。

 

今や、木立の至るところタンポポ、タンポポ … 。

排除することより、むしろ積極的に活用した方がいいかもしれませんな。

まずはやってみる

上り坂を何とか上り切る

先日2個の切株を引き抜きました。

そのうちの1個は、すでに木立の窪みまで運んで埋めました。

で、もう1個の方ですが、かさが大きく重いので運びようがなく、引き抜いたところに置きっぱなしになっていました。

 

そこは道路に面しているゆえ、通行人の目を引き付けたようです。

切株の上部を下にして立ててあったので〈切株の上部は平らですので〉、
「抜けた歯が逆さに立っとるみたいや」
と言った人もいました。

が、モニュメントやオブジェにするには中途半端な代物 … 。

一刻も早く片付けることに。

 

バケットの無い運搬用一輪車を持って来ました。

てこの原理を使って切株を少しずつ乗せていきました。

乗せ終わった後、一輪車の取っ手を持ち上げたときの重いことと言ったら … 。

取っ手の鉄棒が折れるかと思ったくらいでした。

 

木立の窪みまでは20m余り。

押して行くだけならまだしも、途中に傾斜角20°近くの7mほどの上り坂あり。

取っ手から手を離さないようにし、切株が落ちないように胸で押しつつ、遅々としながらも何とか上り切りました。(右上写真)

 

実は、ダメだった場合、切株を二つに切り分けて運ぶつもりでいました。

幸いにも、1回で成功しました。

何でもそうだけど、できない理屈をこねる前に、
… まずはやってみる …
ことですな。

もちろん事故に結び付かないことが大前提です。