伐採におけるプロとアマの違いを見る

伐採木18本中、最後の木が倒れる瞬間。    〈胸高径約30㎝,高さ約18mの杉〉

みぞれと若干強めの北風。
〈気温3℃〉

杉の伐採は延期になるかと思いきや、〈午前〉8時過ぎに伐採業者の方と3人のきこりさんが来ました。

あいさつもそこそこにすぐに杉の伐採に取りかかりました。

 

3人のきこりさんのチームワークはバッチリ。

それぞれ役割分担が決まっているらしく、時折リーダー格のきこりさんが短い指示を出すだけ。

そばでずっと見ていたのですが、

胸高径20~30㎝,高さ16~18mの18本の木が、まるでマッチ棒が倒れるように次から次へと倒れていきました。

あまりの手際のよさに、「電線に倒れていかんのかいな」というような心配はまったく感じられませんでした。

最後の木が倒され(右上写真)、後片付けが終わったのは10時過ぎ。

3人の名役者による2時間の伐採劇も無事幕を閉じました。

 

きこりさんたちが帰った後、伐採木の様子を見るために、〈木立はプレハブが建っているところより3m近く高くなっていますので〉木立に上りました。

18本の木が、並べたように整然と倒れているではありませんか。

… ただ安全に倒せばいいというもんではないんです …
… 倒した木を処理しやすいように、つまり倒した後のことまで見越して伐採しているんですな …

 

伐採におけるプロとアマの違いを見た思いでした。

やはり最後は自分で考えるしかないのか

切株の周りの土を取り除いているといつしか日没時に 2022 11.25 3:45PM

行く手に立ちはだかる大きな切株 … 今日は一日中その切株の周りの土を取り除く作業をしました。

が、全部の土を取り除かないうちに日没時となりました。(右写真)
〈1年で最も日没が早い時期ですな〉

※ 行く手に立ちはだかる大きな切株については、前回のブログ記事をご覧ください。

 

地面から出ている切株を見ている分にはそれほどでもなかったのですが〈根元の直径は50㎝余り〉、根っこが露わになるととても大きく見えるものです。

切株から張り出した何本もの太い根っこが、土の中にめり込んでいるという感じです。

切株に寄りかかってもまったくビクともしません。

 

この切株を

… お金をかけないで、自分一人で、安全に如何にして処分するか …

が、問題です。

来年の3月末までに解決できれば、と思っています。

※ こんな切株が立ちはだかっていると、作業をするときの大きな障害になりますな。
来年の本格的な作業が始まる前、つまり3月のうちに処分したいということですわ。

 

ネットを見ると、重機で華々しく抜根したり、三脚とチェーンブロックを使ったりしているものがほとんど。

が、それらの方法で抜根できない場合どうすればいいのか?

やはり最後は自分で考えるしかないということか。

猶予は4か月 … やるしかないですな。

たまに外に出て違う空気を吸うのもいい

講演を聴き終え、今木立に戻って来ました。 2022 11.20 4:25PM

講演を聴き終え、今木立に戻って来ました。(右写真)

※ 1週間ほど前に住職さんから講演会参加への依頼があり、今日その講演会に行ってきました。

 

講演会のテーマは、『信長との戦いの後、真宗はどうなったか?』。

※ 私が日頃お世話になっているのは、浄土真宗〈真宗〉のお寺です。
で、今日の講演はその門徒を対象としたもので、テーマも『真宗』に関するものでした。

・16世紀末期の織田信長による真宗の本拠ともいえる石山本願寺への攻撃。
・10年余り経っても決着がつかず、勅旨による和解となる。
・が、その和解を機に今度は門主の後継ぎ問題が起こる。
・後継ぎ問題に豊臣秀吉、徳川家康も関わることとなり、結局〈現在私たちが言っている〉 ” お東 ” ” お西 ” に分かれたという。
・両者は、江戸の中頃までは仲が悪かったというが、以後好転し、今に至ったらしい。

 

私の住んでいるところでは真宗門徒が多く、次のような会話がよくなされます。

「あんたんとこのお寺は何や?」

「真宗や。」

「お東か、お西か?」

「お〇や。」

〇が東であろうが西であろうが、お互いほとんど気になりません。

 

今回の講演会で、 ” お東 ” ” お西 ” の意味を知るところとなりました。

たまに外に出て違う空気を吸うのもいいですな。

初めてのトウガラシの収穫

収穫したトウガラシ

先日友人が訪ねてきたときに畑のトウガラシを見て、

「ええのに育っとるのお。実もよう成っとる。 … 寒い時期まで株を持たせれば、甘みのある実になるわ … 。」

と言いました。

それを聞いて、

「実が全部赤なったら株も枯れるし、とうてい冬まで持たんやろ。 … おかしなことを言うわ … 。」

と思いつつも、彼の言ったことが引っかかっていました。

※ トウガラシの栽培は今年が初めて。
で、実が全部赤くなった時点で一斉に収穫し、その後株を引き抜いて畑の整理をするつもりでいたのです。

 

朝、たまたまネットでトウガラシの収穫の仕方について調べていると、

… 赤く熟したものから収穫していく … 全部熟すまで待っていると、株が弱ってしまう …

というようなことが書いてありました。

友人の言っていたことに合点がいきました。
〈あのときにすぐに友人に尋ねてみるべきでしたな〉

 

すぐにトウガラシの収穫に取りかかりました。

込み入った葉っぱと葉っぱの間に剪定ばさみの先を入れ、トウガラシの実の細い付け根からつ一つ切り取っていきました。

3時間ほどかかったでしょうか、最後になると集中力が途切れ、熟していない実や葉っぱをかなり切ってしまいました。

収穫量は(右上写真)を。

株が寒くなるまで持てば、まだまだ穫れるんでしょうな。

ピーマンとよく似ているので、12月まで行けるかも。

公の場で竹やぶの現状を伝えてほしい

竹やぶ跡 … 3年前の春まで孟宗竹が700~800本生えていたところです

昨日の午後、前回のブログ記事を書いているときでした。

3年前の春に木立にあった孟宗竹を伐採したきこりさんが訪ねて来ました。

地元の議員さんといっしょに … 。

 

「休んどるとこ、悪いのお。 … 今日は議員さんといっしょや。 … 竹やぶの現状を知ってもらおうと思うてな … 。」

で、議員さんときこりさんと私の3人で、〈木立の後方にある〉竹やぶ跡を歩きながら話をしました。(右上写真)
〈最近除草をしたばかりでよかったです〉

・竹の切り株が至るところに残っていたので、かつては鬱蒼とした竹やぶであったことが議員さんにもわかったようでした。
・竹がなくなった日当たりのよいところで、温州ミカン、キウイなどがスクスク育っている様子を見ていただきました。
・また、明るく見通しもよいのでイノシシも現れず、今のところその害がないこともお話しました。
〈すでに竹やぶ跡から200mほどのところまでイノシシが来ているのです。〉
〈きこりさんの住んでいるところではサルが出没し、ミカンまで食べるとのことでした。〉

 

小一時間いらしたでしょうか。

きこりさんや私の話すことを、逐一頷きながら、ていねいに聞いていらっしゃいました。

議員さんには、公の場で竹やぶの現状について、ぜひ伝えていただきたく思っています。