砂糖と重曹を混ぜたものでアリ退治

イチゴの根元近くに砂糖と重曹を混ぜたものを置きました。〈左上の白い粉がそうです〉

イチゴが真赤に色づきました。

30個ほど収穫しました。

あれー、アリが穴を開けているのがあるではありませんか。

今年はアリがいないと思っていたのに … 。
〈見方が甘かったかな〉

 

近所のイチゴをつくっている人にアリの被害を訊ねてみると、全くないとのこと。

また、消毒も一切していないもよう。

畑を見ても、マルチシートを使った栽培方法で私と同じ … … 。

では、どうして私のところにだけアリが?

 

ネットで調べると、アリを駆除する薬剤がいくつか紹介されていました。

が、食べ物ゆえにそれらを使う気になれず。

万一口に入っても害のない駆除方法 … 『砂糖と重曹を混ぜたもの』を使うことにしました。
〈ここ1週間ほど晴れが続くので、マルチシートの上に置いても雨に流されることもありません〉

アリは重曹を食べると、腹が膨張して死ぬそうです。

といって、重曹だけを撒いても食べてくれなく、砂糖と重曹を1:1の割合で混ぜると食べてくれるとのこと。

で、混ぜ合わせたものをそれぞれのイチゴの根元近くのマルチシートの上に置いていきました。(右上写真)

 

置いていくついでに、まだアリに襲われていない少々色づいたイチゴを10個ほど摘まんで食べました。

おいしい!

真赤なイチゴをアリが食べるのも無理はありませんな。

ただ、ただ、感謝するのみ

現在の木立の様子〈2018 1.1付ブログ記事『大晦日に人生の一つの区切りを思う』に掲載の写真と見比べてください〉

早いもので、定年退職後丸5年となりました。

その間、まったく仕事はせず、ただ集落の中にある荒れ果てた木立〈0,5ha〉の手入れに専念してきました。

おかげさまで何とか見られるような木立になりました。(右写真)

 

所有地だから手入れするのが当たり前、と言われればそれまでですが、

泥や汗にまみれながらの、しかも報酬のない作業は、好きでないと〈別言すると性に合っていないと〉できないものです。

この5年間、木立の手入れにどっぷり浸かれたのは、それが私の性に合っていたからだと思っています。

また、そのようにふるまうことを許してくれる環境があったからだとも思っています。

定年退職時には子どもたちはみな一人立ちしていましたし、妻はまだ勤めていて、両親も健在でした。
〈幸いにも現在もその状況はほとんど変わっていません。〉
〈でも、妻は雇用延長になったし、両親はそれなりに衰えたかな。〉

 

当ブログのタイトルは、『無所属の時間』です。

その言葉通り、この5年間、学校や職場などの組織に一切属さずに無所属の時間の中で、ただ性に合っていることのみをしてきました。

おかげさまで、幼い頃に戻ったようなとても新鮮な気分で毎日を過ごしました。

ただ、ただ、感謝するのみです。

行者ニンニクの世話を気長にしていきたい

行者ニンニクの芽でしょうな

ピンクの識別テープを結わえた支柱近くに、周りの雑草とは毛色の変わった草が … 。

その支柱は、昨年の夏、行者ニンニクを植えたときに、間違って刈ったり踏みつぶしたりしないように目印として立てたものです。

※ 行者ニンニクは知人からもらいました。
その経緯については、2021 8.28付ブログ記事『行者ニンニクを植えました』をご覧ください。

 

昨夏に植えたときは、一見笹のような葉っぱの形で、色はつやのない淡い緑色だったように記憶しています。
〈上述ブログ記事掲載の写真をご覧ください〉

で、本日木立で見た葉っぱは、それとは少し異なっているように見えました。

うれしさのあまり、行者ニンニクの芽だと思い込んでいるだけかもしれません。(右上写真)

集落に行者ニンニクを栽培している人がいなく、すぐに確かめられないのが残念です。

ネットで、行者ニンニクの芽の写真を見てみると、木立に生えているものととてもよく似ていました。

自信のほどは、8~9割といったところか。

今度知人が訪ねて来たときに、確認してもらうつもりでいます。

 

前回のブログ記事で紹介した子規の俳句もそうですが、何事も新しいことを知ったり経験したりすることは、わくわくして楽しいものです。

行者ニンニクは、播種から収穫まで5~7年かかるそうです。

気長に世話をしていく心づもりでいます。

毎年よ彼岸の入りに寒いのは

寒の戻りですな 2022 3.18 3:00PM 木立前で

寒い!

朝から気温がほとんど変わらず、最高気温7℃といったところか。

寒の戻りですな。(右写真)

 

外はずっと雨風状態で出る気になれず、プレハブ内で旧暦に関する本を読んでいると、

『毎年よ彼岸の入りに寒いのは』

の俳句が目に入ってきました。

彼岸入り?

まず、彼岸とは、春分、秋分の日を中日として、その前後7日間をいいます。

俳諧ではとくに春の彼岸をいうそうです。〈広辞苑第六版より〉

今年の春分の日は3月21日 … その前後7日間となると、3月18日から3月24日までが彼岸期間となります。

で、彼岸入りは3月18日となり、今日がまさにその日に当たります。
〈ちなみに3月24日彼岸明け〉

 

季節の節目をぴったりとらえた〈上記の〉俳句が気になりましたので、ネットで調べてみました。

以下、ネット【きんくんの閑談R‐ 楽天ブログ】より

… 明治26〈1893〉年3月に、正岡子規が母に「彼岸というのに、寒いね」とつぶやくと、母は、「毎年よ、彼岸の入りに寒いのは」と答えたそうです。
そのとき、子規は、母の答えが五七五になっていることに気づき、子規は、そのまま一句にしたとのことです。 …

 

寒さゆえに新たに一句を知ることとなりました。

今後、この季節を迎えるたびに 子規の『毎年よ … … 』の句を思い出すことでしょう。

25年後も本を読んでいるやろか

本日2回目の木立回り 2022 2.16 2:10PM 竹やぶ跡で

父を見ていて、自分もその年齢になったら真似たい点がいくつかある。

その中の一つが読書である。

満90歳の父は、この季節、たいてい自宅でテレビを見ている。

が、時たま本を読んでいることもある。

ほとんどが近くの図書館から借りてきた『時代物』である。

私の趣味と異なるが、その年齢での ” 本を読もうという意欲 ” には驚かされる。

 

私こと

今日は訪ねて来る人もなく、久しぶりにじっくりと本を読んだ。

現在読んでいるのは、【明治という国家】司馬遼太郎著〈日本放送出版協会〉である。
〈再読です。読了後、当ブログ記事にて紹介します。〉

平成元年12月10日に買った旨記されているから、一度目は少なくとも30年以上前に読んでいることになる。

どうりで至るところ赤線が引いてある割には覚えていないわけだ。

 

初めて読むような新鮮な気持ちで読んでいる。

わからない箇所があると、日本史事典を繰ったり、ネットで調べたりしながら読み進めている。

テストを受けるわけでもなく、レポートにまとめるわけでもないのに。

いくつになっても、今まで知らなかったことを知ることができるというのは、楽しくてうれしい。

 

25年後〈私が90歳になったとき〉も本を読んでいるやろか?

【追伸】

腰痛を防ぐべく読書の合間に木立回りをしました。(右上写真)