薪ストーブの炎を見ながら

愛用の薪ストーブ

今日も悪天候。

11月上~中旬にかけ、5日続けて終日薪ストーブを焚くのは、定年退職5年目にして今回が初めてです。

※ この時期は朝夕だけ焚き、昼は外で作業をするのが通例でした。

 

暖房費を気にせず、暖かいところに長くいられるのはいいものです。

薪ストーブ様様。

灯油ストーブで同程度の暖をとるとなると、灯油代〈とくに今年は高い〉だけで1日1,000円はかかります。

プレハブ〈15畳〉に5日間〈それも半日:約12時間〉いるだけで暖房費5,000円は、年金生活者にとっては高いですな。

といって、寒いのも嫌だし … 。

 

薪ストーブ〈ホンマ製AF-60〉(右上写真)の炎を見ながらつくづく思いました。

8年前にもらい手がなかったジャングル同様の木立〈約0,5ha〉を入手してよかったと。
〈一応代金を払っています〉

薪ストーブを設置してよかったと。
〈幸にも近くに人家なし〉

定年退職と同時に仕事もアルバイトも一切せず、木立の手入れに全エネルギーを注いでよかったと。

 

おかげさまで陰鬱だった木立も明るくなり、見通しもとてもよくなりました。
〈集落のみなさんもそうおっしゃっています〉

木立の手入れは私の性に合っているようで毎日がおもしろく、その過程で出た木を薪にして暖房費を浮かせることもできると思うと、張り合いもいっそう出ます。

日々精進したいと思っています。

ヒヤリハット2回

伐採木に押しつぶされた単管

友人の好意に甘えてばかりもいられませんので、友人が来る前に細めの杉を3本伐採しました。

※ 友人の好意については、前回のブログ記事を。

 

【本日伐採作業をしての反省】

① 木が倒れるところに2m長の単管を置いてあった。
1本目の伐採木を動かすのにてことして使った後、〈以前に伐った杉の〉切株の上に寝かせてあったのです。
そのことを忘れて2本目を伐採するとそれが切株の真上を直撃し、単管が押し潰されてしまいました。(右上写真)
真上でなく単管の端っこに当たっていたら、2m長の単管といえどもすごい勢いで飛んだことでしょう。
ゾッとしました。
伐採木が倒れそうなところにものを置かない … 鉄則です。

② 枝打ちはしごから下りた後、はしごの確認を怠った。
枝打ちはしごの長さは6m〈重さ11㎏〉
枝打ちはしごの場合、ほぼ垂直に立てかけますので、倒れないように2mおきに3か所、はしごを木にひもでくくり付けます。
そして、はしごから下りるときに順にひもを外します。
最後のひもを外してはしごから下りた後、はしごの安全確認もせずにチェンソーを触っているときでした。
立てかけてあったはしごがいきなり倒れました。
もしはしごの端っこが体に当たっていたら … 。
これまたゾッとしました。

 

” ヒヤリハット2回 ” … 気を引き締めないと!

【毎日が日曜日】を再読する

【毎日が日曜日】城山三郎著:新潮文庫

【毎日が日曜日】城山三郎著:新潮文庫(右写真)を再読しました。

最初に読んだは、42年前。

奥付に昭和54年11月発行とありますので、就職する数か月前ということになります。

※ ちなみに私が就職したのは昭和55年〈1980年〉。
就職してから読んだ記憶はないので、いつ読んだかが割とはっきりわかります。
当時買ったものは処分してしまいました。
先日古本屋さんでたまたま見つけ、再度読みたくなり購入しました。

 

再読する前に、内容についておぼろげながら覚えていたのは、
定年退職者が人生の最期に大型冷蔵庫に入って死ぬことだけでした。

 

再読して印象に残ったくだりを紹介します。

… やりたいことを気ままにやる。やりたくないことは、一切、やらない。たのしくないことには、見向きもしないんだ … P34

… 孤独な退職者たちにとって、スモッグ以上におそろしいのが、退屈さである。さまざまな刺激に満ち、雑然とした大都会は退屈さをまぎらわせてくれる。孤独な退職者には、大都会こそよく似合った。
… 219

… 平凡な話だが、いちばんいいのは、、生計の道は別にあって、気が向いたときだけ、釣りに行くというくらしじゃないのかね。
… P403

… 何のために生きているかなどといわず、はげしい楽しみも求めず、いまの生活のままで、まずまず満足すべきではないか … P423

… 「気ままで長生き」するためには、少しばかり内容があり、働きがいのある生活は必要のようであった。何かひとつ、軽く支えになるものがあり、また、軽くたよりにされるものがあっていい。日程表の先の先まですべて空白というのでなく、適当にたのしい日程ができていて、しかも、空白が多い、という感じがいい。
それに、完全に無為、完全に孤独ということになると、ただ等身大の存在が社会に残留しているだけということになり、不安定であり、妙ないい方だが、地球のお荷物になっている、という感じにもなる。完全に自由になるためには、むしろ、少しばかり、地球に貸しがあった方がいい。 … P535~536

 

40年以上も前に著者が言ったこと … 今でも十分に通用するようです。

現在出回っている退職後の過ごし方に関する本の内容とそれほど変わらないようにも思われます。
〈退職前後にその手の本を20冊ほど読みました〉

何やかんやいって、最終的に具体化していくのは自分自身ですな。

クレジットカードがないと不便ですな

私の唯一のクレジットカード

4年前、定年退職と同時にクレジットカードを処分しました。

が、ガソリンスタンドで給油したり混合油〈草刈機の燃料〉を買ったりしたときにTポイントが付与されるカード(右写真)だけは残しました。

20年ほど前にはじめてケータイを買ったときにケータイ会社からもらったものです。
〈白い犬でどこのケータイ会社かわかりますな〉

クレジット機能はともかくTポイントのためだけに残したようなカードでした。

 

ところが、そのクレジット機能に頼らざるを得ない事態が起こりました。

先日、枝打ちはしごにつなぐ中間はしごをネットで注文しようとしたときでした。

※ 中間はしごのネット注文については、9.23付ブログ記事『30年前のものとサイズが同じやろな』をご覧ください。

” 支払方法 … クレジットカード or アマゾンペイ ”

となっていて他の選択肢はなかったのです。

アマゾンペイについては初耳でしたのでスルー。
〈使い慣れれば便利だと思うのですが〉

残る支払方法はクレジットカードのみ

カードには残高がほとんどない状態でしたので、近くのセブンイレブンにあるATMで入金しました。
〈簡単にできました〉

 

現在のカードはそろそろ期限切れ。

近いうちに新しいカードが届くとのこと〈無料〉。

私にとっては今や唯一のクレジットカード。

何やかんやいって、ないと不便ですな。

10月になってもトマトが食べられる?

ミニトマト〈品種名…アイコ〉

先日知人が訪ねて来たときでした。

 

畑のトマトを見て

アンタんとこのトマト、元気やな。 … 〈7~8個捥いで食べた後〉こりゃいけるわ。 … 枯れてしもうまでこのままにしておいた方がええわ … 。」

と、言い出しました。

 

その後、

「このままていうて、トマトは夏の野菜やろ。 … だって、他の家、みんな畑整理してしもうとるし、ワシも近いうちに … 。」

「そりゃー、もったいないわ。 … ざっと見て300以上の実があるし、茎も太てしっかりしとるし、うまいこといけば、毎日10個ぐらいずつ11月に入るまで食べられるわ。 … 一日の寒暖差が大きなると、甘味もぐっと増すしのお … 。」

「10月になっても自分んとこで穫れた〈露地栽培の〉トマトを食べるって、この辺ではあんまり聞かんけどお。 … 11月近くになると霜も降りてくるし、葉っぱがダメになってしもうやろ … 。」

「そんときは、不織布かぶせてやりゃええんや。 … こんだけの広さなら、1,000円ぐらいであるやろ … 。」

というようなやり取りをしました。

 

彼〈知人〉は、野菜づくりにおいて人一倍知識、経験があります。

で、彼が帰った後、

彼に言われた通りに地面から1mほどまでの高さの枝葉をすべて落としました。

今のところ順調に育っています。〈色づきが夏より遅くなったけど〉(右上写真)