体力の衰えを作業の段取りでカバーする

薪棚の前に丸太を積み上げました

薪割りをするために薪棚の前に丸太を積み上げました。(右写真)

かなりの量ですが、天気がよければ明日と明後日の2日間で全部割れるかな、と思っています。
〈電動薪割機使用〉

予定通りに進めば、明々後日の午前中に薪棚に積み終えることができます。

あとは乾かすだけ。

※ 今秋には薪として十分に使えます。
右上写真の丸太の量で、私の1年間の薪消費量の半分といったところでしょうか。
7月に入るまでに、親戚の分〈薪風呂用〉も含め、あと数回薪割りをする予定でいます。

 

【かつては】

勝手がわからず、よほど太いもの以外は、90㎝長に切った丸太を運んだり積み上げたりしていました。

そして、薪割りをする段に半分の45㎝長に再度切り分けていました。

今思うと、二度手間以外の何ものでもありませんな。
〈現在は、伐採した時点ですべて45㎝長に切っています。〉

90㎝の丸太は重いので、一輪車で運ぶときタイヤが地面にはまったことがよくありました。

また、無理をして積み上げ、肩を痛めたこともありました。

今のように大きな薪棚もなく、入り切れない薪は、その都度仮の薪棚をつくって積み上げていました。

同じ薪づくりをするにしても、現在の倍以上の時間がかかっていました。

 

経験を重ねて要領がよくなったかな。

老化とともに衰える体力 … 作業の段どりでカバーしていかないと。

『年金請求書』を書くまでに至ったのは

窓外の雨に濡れる木立を眺めながら〈ちょっと暗いかな〉

ここ3日間は春そのものの陽気だったのに、今日は一転して雨。

この雨は明日に雪に変わるとのこと。

そして、明後日、明々後日は猛吹雪とか。

まさに三寒四温を地で行くような天気ですな … 。

 

窓外の雨に濡れる木立を眺めながら(右上写真)、先日届いた『年金請求書』を書くことにしました。

書き方の説明文の冒頭に、

… 65歳を迎えられる年金受給権者のみなさまへ …

とありました。

学校を出て就職し、定年後木立を動き回っているうちにいつの間にか65とは … 早いものですな。
〈6月に満65歳となります〉

請求書の中に、

① 65歳から年金を請求する。
② 繰り下げを希望する。

という選択肢がありました。

ためらわずに①を選択しました。

… 心身の健康なうちに、お金の許す範囲内で好きなことをする …
〈私の強い思いです〉
60歳で定年退職した後、年金もあたらないうちにすでに好きなことをしていましたが … 。
〈スンマセンな〉

 

今思うと、

勤めていた頃、上司、同僚、お客さまにはほんとうによくしていただきました。

家族や親戚の支えも多々ありました。

『年金請求書』を書くまでに至ったのは、みなさまのおかげと深く感謝しています。

 

願うは、

… 好きなことをしているうちに、それが何がしかみなさまのお役にも立っていた。 …

ということかな。

【私の大事な場所】ドナルド・キーン著  を読んで

【私の大事な場所】ドナルド・キーン著:中央公論新社

【私の大事な場所】ドナルド・キーン著:中央公論新社(右写真)を読みました。

公平な視線で日本の文学を見ているように感じました。

今回は、著書のあるくだりから思い出したことを述べます。

P143~144
… 東洋の言葉でローマ字表記になった唯一の言葉はベトナム語でしょう。17世紀のフランス人宣教師は、ベトナム語を漢字よりも簡単な表記にしたら能率的であると意見しました。この案は採用されて、現在ベトナム人は、皆ローマ字を使っています。 …

 

25年前、私は、ベトナムのホーチミン市で3日間滞在しました。

その間、バスに乗っていろいろなところを回りました。

モスクワ大学に留学したことがあるというガイドさんは、日本語もとても堪能な方でした。

ドイモイ〈経済開放〉政策が始まって10年ほど経った頃で、人々の間には活力と自由な空気が漲っていました。

ガイドさんにも社会主義然とした雰囲気がまったくなく、

「日本のみなさん、お金儲けガンバっていますか。 … さて、ベトナムで人気のあるテレビ番組は何だと思いますか。 … 『おしん』です。 … ベトナムの人たちは日本の女性は『おしん』のように我慢強い人ばっかりと思っています … 。」

等々、おもしろく楽しくガイドをしていただきました。

民族資料館に案内されたときでした。

そこのあるコーナーに、〈日本でいう〉高床式倉庫らしき写真が展示され、漢文の説明が添えられていました。

私たち日本人の旅行者は、

「ベトナムもかつては漢字圏だったんですね。 いくつかの漢字を拾って読んでいると何となく意味が分かりますね … 。」

というような話をしました。

で、ガイドさんに正確な意味を尋ねると、漢字がまったく読めないのでわからないとのことでした。
〈再度言いますが、ガイドさんはモスクワ大学に留学されたエリートです。〉

 

そのとき、次のように思ったことを覚えています。

… かつて漢字を使っていた国は面倒でも漢字を残しておいた方がいい。そのことが自国の文化や歴史を深く知ることにつながるのでは。 … 

 

キーン氏も言っています。

便利さが人間の最高の目標になってよいのでしょうか。私はむしろ、文化は不便の上に立つものではないかと思います。 … P161

と。

微力ながらお世話をさせていただきます

年に一度の〈集落の〉集会も無事終わり、今戻って来ました。 2021 1.24 4:10PM 雪もだいぶ消えた木立前で

午後、年に一度の〈集落の〉集会がありました。

コロナの影響で参加者が少ないかと思いきや、たくさんの方が集まりました。

委任状も多く、参加者数と合わせると集落の戸数の過半数を優に超え、集会の成立と相成りました。

※ 集会の成立につきましては、前回のブログ記事をご覧ください。

 

会が始まりました。

途中でボイスレコーダーを準備し忘れたことに気づきました。

あわてて細かく記録をとり始めました。
〈議事録を作成する係は私ですので〉

発言者の話すスピードに手が付いていかなく、焦りっぱなしでした。

会が終了したとき、なぐり書きをした10枚ぐらいのメモ用紙を前に、

「こんなんでまともな議事録がつくれるのかいな」

と不安な気持ちでした。

… … … が、

後で、世話係の一人が、気を利かしてスマホで録音していたことを知りました。

※ スマホで録音ができる? … ガラケイもやっとこさ扱っているジイサンにはホントに驚きです。

 

もう一つ、

今日の会で、〈集落の〉世話係の改選も行われました。

見事に? 〈書記兼放送係に〉再選されました。

任期は2年間です。

 

今後も微力ながら〈集落の〉お世話をさせていただきます。

とにかく集会も無事終わり、ひと息ついているところです。(右上写真)

着々と春の準備を進めている山桜さん

山桜の芽 2021 1.20 11:00AM

穏やかな天気。

木立さんが、「来い。来い。」と言っているように聴こえましたので、ひと回りしました。

午前中に回ったのですが、

雪面には、昨日の午後歩いたときの長靴の底の模様がはっきりと残っていました。

※ 雪が降らない状態で氷点下の気温が続くと、そのようになるんですね。
私の住んでいるところでは、めったに見られない現象です。
それだけ今冬は寒いのか?

2種類の動物の足跡も見られました。

一方は、丸いスタンプを押したような足跡で、一列に続いていました。

もう一方は、4個の足跡がひとかたまりになり、それがずっと続いていました。

35㎝の積雪時には動物の足跡は見られませんでした。

積雪も減り〈現在は20㎝〉、天気もよくなったので出てきたんでしょうね。
〈ひょっとして私同様、木立さんに呼ばれたのかも〉

 

窪地の水たまりが凍っていました。

踏むとバリバリと音がしました。

止められなくなり、次から次へと踏んでいきました。
〈童心に帰ったかな〉

 

木立から抜け出ると、気持ちのいい青空が … 。

その青空を背景に、山桜が細かい枝をめいっぱいに広げています。

よく見ると、それらの枝一本一本に小さな赤っぽい粒々が … 。

芽! 山桜の芽です。(右上写真)

 

寒い、寒い、とグチるジイサンをよそ目に、

山桜さんは着々と春の準備を進めているのでした。