定年退職後の3年間を振り返って 1

木立を入手してから8か月後〈6年前〉の様子

今日は、2020年3月27日。

定年退職したのは、2017年3月31日。

早いもので、退職してからもう丸3年が経とうとしています。

昔から、『石の上にも3年』と言われていますように、何かことをするときには、3年が一区切りと見なされているようです。

で、私も、定年退職後の3年間を一区切りと捉え、その間のことを振り返ることとしました。

今回から5回に渡り、定年退職後の思いを本ブログ記事で伝えていきたいと思っています。

 

さて、私のブログ記事をご覧になっている方はご存知と思いますが、

私は、〈定年退職後の〉この3年間、日中のほとんどを、

晴天時には【木立】で、そして、雨天時には【プレハブ】で過ごしてきました。

で、この3年間を振り返るときに、【木立】【プレハブ】は欠かせない存在ですので、まず、それら2つについて説明します。

【木立】〈自宅から500mの距離〉について

今から7年前〈定年4年前〉に購入したものです。

私が購入する前は、集落から都会に出られた方が所有されていました。

で、その方がもう田舎に戻らないということで、売りに出されたのです。

高い値段ではなかったのですが、買い手はありませんでした。

※ 5,000㎡ほどの広さでジャングル状態、おまけに廃屋もあり、みなさん二の足を踏まれたようです。
値段よりむしろ管理することに躊躇されたようです。

父が、その話を

「うちは、田舎にしては、ほんとになんもないうちや。 … 狭い敷地の小さい家と菜園だけや。 … 〈今度売りに出された土地は〉そんなに高い値段でもないし、おまけに歩いて行けるほど近いし、 … … ただ、建物があるのが気になるけど、それは、わしが解体費を出すわ。 … どうや。」

と、持ち掛けてきました。

その頃はまだ勤めていて収入もあり、また、末の子も就職していましたので、買う旨返事をしました。

それからは、勤務や行事のない休日のほとんどの時間を【木立】の手入れに費やしました。

はじめは、「集落の景観を損ねないように」「草木を伸び放題にして虫が湧くことがないように」というふうに 半ば ” 義務意識 ” でしていました。

それが、1年後ぐらいから ” おもしろみ ” に変わりました。

土や草木に触れていると、なぜだか気持ちが安らぎ、楽しいのです。

そして、時間の経過とともにその気持ちがますます昂じて、定年退職後にどっぷりはまってしまった、というのが正直なところです。

 

あっ! 定年前のことを思い出しているうちに、ついブログ記事が長くなってしまいました。

【プレハブ】については、次回に述べます。

※ 右上写真 … 木立を入手してから8か月後〈6年前〉の様子
〈まだプレハブを設置していないときの写真です〉
当時は、木立を手入れする道具を車に積んで持って行っていました。

おくびが収まったかなと思ったら太陽が

おくびが収まったかなと思ったら、太陽がかなり西に傾いていました。

先日、親戚からおもちをもらいました。

市販の〈茹でて砂糖の入っている〉小豆といっしょに煮て、昼食代わりに食べました。

… おいしい! …

腹いっぱい食べました。

食べ終わると、小石の混じった土をふるいにかける作業に取りかかりました。
〈小石を取り除いた土はサツマイモ畑に使う予定〉

で、はじめの30分ほどはそれほどではなかったのですが、

だんだん胸やけがひどくなり、おくびが頻繁に出るようになりました。

まず、スコップで小石の混じった土を掬ってふるいに入れるときにおくび … 、
次に、ふるいを振っているときにおくび … 、
最後に、ふるいに残った小石を一輪車に入れるときにおくび … 、

というふうに、おくびの連続です。

あまりにひどく、体が持ちそうでなかったので、負担の少ない作業〈農具の整頓〉に切り替えました。

それから1時間ほど経ったでしょうか、体が少し楽になりましたので、元の作業に戻りました。

おくびの回数も徐々に少なくなり、完全に収まったかなと思ったら、太陽がかなり西に傾いていました。(右上写真)

結局、作業を完了させることができず、2割方残ってしまいました。

食べ過ぎを痛感した次第です。

ブログ記事を書いている今も、胃の調子がおかしな具合 … 。

夕食を控えめにします。

… 体が一番ですな! …

レコード・BDに関心が向かないのは

この1年間ほとんど使っていないオーディオ機器

ついさっきまで、町会費納入通知のチェックをしていました。

※ 昨日すでに通知を作成し終わっているのですが、何しろお金のことですので、配布する前に再度入念にチェックしたという次第です。

 

で、今度は、何をしようか?

今にも雨が降りそうで、外に出て作業をするわけにもいかず … 、

といって、本を読む気にもなれず … 。
〈細かい数字をずっと見ていたので目がチョロチョロの状態〉

こんな場合、以前はたいていレコードを聴いたりBDを見たりしていました。
〈半分寝ながら〉

それが、最近〈とくにこの1年〉、レコードやBDに関心が向かないのです。

ソフトについては、車で20分ほどのところに、安価にレンタルしてくれるお店もあります。

手元には、まだ見ていないBDソフトもあります。

が、視聴しようという気にならないのです。

レコードを聴いたりBDを見たりするのは、悪天候が続く冬に多いのですが、それが、今冬は一度もありませんでした。

3年前に定年退職したときは、
… 室内でしたいことは、まずレコードとBD! …
とまで思っていました。

それで、オーディオ機器やソフトをプレハブのど真ん中に置きました。

それらは、いまや単なるお飾りになってしまったようです。(右上写真)

プロジェクターも100インチのスクリーンも、また、然り。

わかりませんな。

草庵で文に親しんで一日を過ごすつもりが

ちょうどおもしろいところを読んでいると、町会長さんが …

プレハブを揺するほどの強い北風。

時折舞い散る小雪。

最高気温は6℃とのこと。

冬へ逆戻りです。

風邪が完治していなく、今日は一日、プレハブ内で読書をするつもりでいました。

※ おかげさまで、何が無くても、今のところ、自由になる時間と薪だけはふんだんにあります。
〈ありがたいことです!〉

 

ここしばらくは西行関連の本を読んでいるのですが、 ” 草庵 ” という言葉がよく出てきます。
〈【草庵】:草ぶきのいおり。粗末な家 … 広辞苑第六版より〉

そのたびに、

「当時の ” 草庵 ” は、さしずめ今自分がいる ” 中古のプレハブ ” になるのかな」

と、思ってしまうのです。

まるで、” 出家者気分 ” です。

そして、今日もそのような気分に浸りながら、【西行花伝〈菊版〉:辻邦生著】を読んでいました。

P390~391で、これはと思う箇所に赤線を引きながら一人悦に入っていると(右上写真) … 、

「おはようございます。 … 〇〇さん、おるかねー 。」

という元気な声と同時に、プレハブのドアーが開けられました。

「この町会費納入通知を至急訂正してほしいんだけどー … … 。」

と、いうことでした。

草庵で文に親しんで一日を過ごすつもりが … 。

納入通知の訂正が終わったのは、午後2時過ぎでした。

思うようにいきませんな。

集落のみなさんへの放送だいじょうぶかな

カルピスソーダを飲みながらのユーチューブ、おもしろかったです。

昨日、一昨日の屋外作業〈サツマイモ畑づくり〉で風邪をひいたようです。

薄着で気温の下がる夕方近くまで作業をしていたのが原因かな。

昨夕より、食後に市販の風邪薬を飲んでいるのですが、体調が今一つです。

… 関節が痛く、悪寒がする …

間違いなく風邪の症状です。
〈久しぶりです〉

体というのは正直なもので、今日は、雨が降っていないにもかかわらず、外に出て作業をしようという意欲が湧きませんでした。

で、プレハブ内で読書をはじめると、しばらくして眠ってしまいました。
〈風邪薬には睡眠作用を促すものが入っているのでしょうね〉

30分ほど眠っていたでしょうか、目が覚めました。

で、本の続きを読んでいるうちに、また、眠ってしまいました。

目が覚めたとき、喉がカラカラでした。

冷やしたカルピスソーダがありましたので、それを飲みながら、今度は、ユーチューブを見ました。(右上写真)
〈体調がよくないときは、あまり頭を使わないようなものがいいですね〉

『江戸時代から明治時代に変わるころの写真映像』
『ノアの箱舟は真実か架空か?』
を見たのですが、とてもおもしろかったです。

 

あっ、今晩、集落の行事を〈コロナウィルスのため〉中止する旨、放送するのでした。

風邪気味で声が涸れているのにだいじょうぶかな?

やるしかないですね。