
朝から雨模様。
北風で寒く、冬の空気感漂う。
治りがけと言えど、若干腰痛が残る。
プレハブに籠ってBDを視聴することに。
タイトルは『1917』。
※ 『1917』のBDは、先日、近くの古本屋さんで買いました。
第一次大戦時に、将軍から最前線にいる大佐への命令書を携えた兵士が、弾の飛び交う敵陣の中をくぐり抜けて伝令としての使命を果たし、1,000名を超える味方の命を救ったという内容の英米合作映画。(右上写真)
戦争物にありがちなドンパチシーンはほとんどなく、主役の伝令兵士にもヒーローめいたところが見られない。
泥まみれ、川に落ちてずぶ濡れ、疲れ切ってよろめき歩く … どちらかというとカッコ悪い姿から、かえって必死に使命を果たそうとしている伝令兵士の思いが伝わってきた。
戦場のとある廃屋で、若い女性が母親のいない赤ん坊の世話をしている場面があるのだが、
そこに出くわした伝令兵士とその女性とのやり取りを見ていたら、涙が出てきた。
映画のテーマは、…使命遂行… だが、 …反戦… の意味合いも含まれている気がした。
塹壕シーンもよくあった。
それを見るたびに現在のウクライナ・ロシア戦争のことが頭に浮かんできた。
映画を見ている間、ずっとウクライナ・ロシア戦争が重なって見えたといっても過言ではない。
早く終結することを願う次第である。




