今年も年の暮れになりましたな

煙突掃除用の竹棒を準備

帰省した息子が、〈薪風呂の〉親戚にと土産を買ってきたので、午前にそれを届けに行きました。

で、帰り際に

「頼みごとがあるんや。 … 前にもろた煙突掃除用の竹の棒が折れてしもて、掃除のしようがないんや。 … 悪いけど1本くれんかのお … 。」

と言われました。

 

木立に戻ると、正午までまだ1時間ほどありましたので、さっそく竹を切ることに。

できるだけ真っ直ぐな竹を選んで切り出し、枝を払った後、親戚から言われた通りに4mの長さに切りました。

折れた場合のことを考え、今回は3本の竹棒を準備しました。(右上写真)

準備し終わると、ちょうど正午でした。

 

午後は薪割りの続きをしました。

ケンタ君〈飼い犬〉の散歩時刻〈4時〉までに、予定していた分の薪を割り終わることができました。

で、散歩を終えて木立に戻って来ると、ちょうど親戚が竹棒を取りに来ました。

「明後日からまた雨が降るらしいわ。天気のいい明日のうちに〈煙突〉掃除を済ませんとな。 … おかげさんで、これで年内に〈煙突を〉きれいにできるわ。 … 忙しいのにありがとう。」

 

私の明日の予定はというと、割った薪を薪棚に積み上げ、薪割りで出た木屑や木の皮を掻き集めて焼却することかな。

親戚に真似て言わせてもらうと、新年に備えて薪棚前をきれいにするということになりますわ。

 

今年も年の暮れになりましたな。

久しぶりの心地よい疲れ

午後丸太を運びました

正午少し前からようやく晴れてきました。

昼食を早めに済ませ、午後は丸太運びをしました。

※ 前回のブログ記事でお伝えしたように、しばらく晴れそうなので、その間に薪割りをし、薪棚の空いたところに入れる予定でいます。

※ 午後4時よりケンタ君〈飼い犬〉の散歩があるので、それまでに作業を終わらせなければなりません。
で、今日のように時間がかかりそうな作業のときは、昼食を早めています。

 

案の定けっこう時間がかかりました。

木立に積み上げてある丸太〈45㎝長〉を5~6本、一輪車に乗せて運ぶのですが、連日の雨で地面がぬかるんでいるのでタイヤがはまってしまい、うまく進まんのですわ。

で、力まかせに押すと、乗せてあった丸太が地面に落ちてしまい、それを拾って再び一輪車に乗せて運ぶ … その繰り返しでしたな。

とにかくケンタ君の散歩までに、何とか薪棚前まで運ぶことができました。(右上写真)

 

日誌を見るに、直近で屋外である程度まとまった時間作業をしたのは、12月10日の野焼き … 。
12.11付ブログ記事参照〉

それ以降は降雪を含めた悪天候が続いていました。

そうでない日もたまにあったけど、そんな日に限って用事で外出していました。

ということで、今日は17日ぶりの屋外作業と相成りました。

 

外で思い切り体を動かしたせいか、久しぶりの心地よい疲れです。

華やかな正月になりそう

今日いただいたハボタン

終日雨。

昼食後、薪ストーブの傍らで本を読んでいたのが、いつの間にか居眠りに … 。

 

ケータイで目が覚めました。

「大荒れの天気やけど、犬の散歩するんか?」

「はい、4時頃からします。」

「わしんとこのハウスの前に10本ほどのハボタン置いとくし、〈犬の散歩のために〉家に帰るときに、ハウスに寄って持ってってくれんかのお … 。」

「いつももろうてばっかりで、ありがとうございます。 … 寄って持って行きます。」

 

前の町会長さんからでした。

彼〈前の町会長さん〉は、7棟のハウスと広い畑を所有していて、ブドウ、野菜、花など手広く栽培しています。
〈現在新たに2棟のハウスを建設中〉

ブドウ、カブ、キャベツ … など、いつもいただいてばかり … 。

ほとんどが商品ですので、味は言うまでもありません。

この前いただいたサトイモなんかは、今までに食べたことがないような絶品でした。

今日いただいたハボタン(右上写真)も、正月用に出荷を予定している商品で、色、艶、形、大きさなど、完璧です。

 

雪国に住んでいると、冬に花を飾ることが如何せん少なくなります。

で、木立にあるマンリョウとナンテンの赤い実の付いた枝を折り、それを持ち帰って飾ろうかなと思っていた矢先でした。

いただいたハボタンを妻と両親に見せると、とても喜んでいました。

華やかな正月になりそうですな。

「人生の意味を考えよ」ということか

プレハブ内で読書

積雪20㎝。

降りしきる雪でプレハブ内は薄暗く、午前中はデスクライトを点けながらの読書。(右写真)

午後は、過去にテレビ録画した『ヒトラーの贋札〈にせさつ〉』を視聴。

 

『ヒトラーの贋札』〈2011 5.11録画〉については、ただ録画してあっただけで、内容はまったく知りませんでした。

で、たまたまそれが目についたので本棚から抜き出して再生したのですが、
… 第2次大戦下のナチスの収容所で、ユダヤ人がポンドやドルの贋札〈にせさつ〉を作らされ、それはナチスを利する行為になるんではないかと葛藤する …
というような内容の映画でした。

 

午前中に読んだのは【ある禅者の夜話】紀野一義著〈筑摩書房〉という本で、禅についての本にもかかわらず、フランクル〈収容所より生還したオーストリアの精神科医〉が出ていました。

そして午後の映画は、前述したようにフランクルがかつて収容されていたところが舞台に。
〈フランクルが収容されていた収容所かはわかりません〉

もう一つ。
いま就寝前に再読している【50歳からのむなしさの心理学】榎本博明著〈朝日新書〉にもフランクルが … 。
※ 一読目の感想については、2019 10.5付のブログ記事を。

 

立て続けにフランクルに関連するものが3つも。

偶然の一致か。

はたまたフランクルを読み、「人生の意味を考えよ」ということか。

再び ” 人生に悔いがないように ”

カブ畑

震えながら木立を回っていると、何とこの寒いのに、木立近くのカブ畑(右写真)で、合羽姿の知人が作業をしているではありませんか。

 

「おはよう。寒い中お疲れさん。 … 別のもっと暖かい日にできんのかいな … 。」

「あんがと。 … まあ、誰から強制されたわけでもないし、好きでやっとるんです。 … 趣味といった方が当たっているかも … 。」

「それにしてもようやるわ。」

「こんなもん序の口です。 … 〈近くの山に目をやりながら〉昨日あそこの山の畑で仲間と仕事をしたんです。あそこにはヤギも飼うとります。 … 〇〇さん〈私のこと〉も知っとる思うけど、日本の食料自給率は4割を切っとるんです。 … 何をさておいても、生存に直結する食料は自前でやらんと … 。」

※ 彼〈知人:私より2歳年下〉は、かつて組織の一員として農業関係の仕事をしていました。
定年退職してからは、集落の農業法人の一員となり、その傍ら農業活性化、地域起こし等、手弁当同然で幅広く活動しています。

 

「〇〇さん〈私のこと〉も、好きで木立の手入れをしているように見えるけど。 失礼ですが、俺同様、全くお金にならないようにも見えます。 … まあ、好きなことをとことんやっていれば、彼岸からお呼びがかかったとしても、後悔は少ないでしょうね。」

 

昨日に続き、 ” 人生に悔いがないように ” でした。