消費生活だけではさびしいですな

窓枠のすき間をコーキングしました。きれいに塗りたいのですが、なかなか … 。 乾くと透明になりますので、遠目ではそれ程目立ちません。

昨日の午後、作業小屋〈自作〉の窓に強い雨風が吹き付けていました。

で、窓の外を何気なく眺めていると、雨漏りしていることに気づきました。

雨水が、窓枠のすき間から侵入しているのです。
今まで強い雨風が窓に吹き付けるようなときに居合わせなかったので、気づかなかったんですね〉

 

今日の午後雨が上がりましたので、窓枠にコーキングしました。(右上写真)

※ 【コーキング】
洗面台や窓回りなどの接ぎ目を、シリコーンなど柔軟で防水性の高い材料で埋めること。 … 広辞苑第六版より

コーキングについては、今までに7~8回の経験があります。

が、なかなかきれいに塗れません。

乾くと透明になりますので、遠目ではそれ程目立たないのが幸いです。

とにかく漏れなくすることはできそうです。

 

今回のコーキングのように、

修理や作業は、できるだけ自分でするようにしています。

※ 自宅の人目に付くような箇所の修理や危険な作業については、プロの方に依頼しています。

 

理由は、出費を抑えるためです。
〈ちなみに今日の修理代は300円〉

それ以外にも、 …体を動かす… …知恵がつく… …技術が身に付く… 等、いいことがいっぱいあります。

消費生活だけではさびしいですな。

20年の実績のある電動ジグソーに

新たに買った電動ジグソー

夏の頃でした。

それまで使っていた電動ジグソーが、まったく動かなくなりました。

何をしてもうんともすんとも言わず。

20年以上も使っていましたので、修理せずに新しいのを買うことにしました。

※ どんな電動ジグソーだったかについては、2017 8.21付ブログ記事『退職後は電動ジグソーも大いに活用』をご覧ください。

 

ホームセンターに行きました。

変速機能付きで4,000円弱〈税込み〉のものを買って持ち帰り、それを使って板を切りました。

… 板を1mほど真っ直ぐに切りたいのに、微妙に曲がって行くのです。 …

で、そのときは、まだ買ったばかりでしたので、「そのうちに慣れてくるだろう」ぐらいにしか思っていませんでした。

 

先日、ワゴンテーブルつくるとき、久しぶりにその電動ジグソーを使いました。

はじめは真っ直ぐに切れていたのですが、途中から曲がって行ってしまいました。
〈板は鉋で削って修正しましたが〉

道具に原因があるようです。

が、保証書も領収書も見当たらず。
〈捨てたのかも〉

見つかり次第お店に持って行きます。

 

屋内作業が多くなる冬、電動ジグソーは私にとっての必需品です。

無いと困りますので、新たに買いました。

20年以上使っていたものと同じメーカー〈リョービ〉のものにしました。(右上写真)

ちなみに値段は、6,000円強〈税込み〉でした。

薪ストーブの有難さを改めて思う

私が使用している薪ストーブ AF-60〈ホンマ製〉

積雪5㎝。
〈雪かきをするには中途半端な量ですな〉

しかも断続的に雪が降っていますので、屋外作業ができない状態です。

正午近くに出かけようとしたら、ちょうど親戚からの弁当やお菓子の差し入れがあり、出かける必要もなくなってしまいました。

で、親戚以外には訪問者もなく、朝からプレハブ内で、本を読んだり、ユーチューブを見たりして過ごしました。

飽きると、窓外の雪景色や薪ストーブの炎(右上写真)を眺めたりもして … 。

 

プレハブ内は15畳〈5m×5m〉ほどありますので、ずっと籠っていても窮屈さはそれ程感じません。
〈歩き回ること可〉

また、室内はとても温かく、薄着〈下着と綿の長袖着〉で居られるのも、その一因といえましょう。

※ 半袖着でもよいのですが、小用等でちょっと外へ出るときにはあまりにも寒いので。
ちなみに今日の外気温は、1~2℃。

 

【プレハブ内の温度は?】

25~30℃。

高過ぎるように思われるかもしれませんが、不快感はまったくありません。

湿度が低い〈30%〉ことも関係していると思われます。

で、窓ガラスが曇ることもほとんどなく、

といって、喉が渇くこともないのです。

サウナの熱さを和らげたようなカラッとした温かさです。

 

… 冬の寒い日に終日室内で快適に過ごせる …

薪ストーブの有難さを改めて思う次第です。

住みたくなるようなふるさとにしたい

知人2人は椅子に、私は野菜かごに座って話をしました。

2人の知人が突然訪ねて来ました。

あわてて椅子を準備しました。(右写真)

 

1人が、ビンに入った飲物らしきものを持っています。

私がそれに目を向けると、

「こりゃー、今、わしらが試験的につくっとるジュースや。 … あんたにも飲んでみてほしいんや。」

彼〈知人〉は、3つのコップにジュースを注ぎました。

ひと口飲んでみました。〈good !〉

彼曰く、

「どうや、なかなか行ける味やろ。 … 近いうちに売り出そうと思うとるんや。」

※ 2人は地域起こしのために活動しているグループのメンバーです。
持参したジュースも、地域起こしの一環としてつくられたものです。
私を彼らのグループに入れようと勧誘に来たわけではありません。
〈お互いによく知っている間柄です〉

 

あれこれ3時間近く話したでしょうか、

… 住みたくなるようなふるさとにしたい …

という彼らの熱い思いがひしひしと伝わってきました。

 

話をしている中で驚かされたことが一つありました。

「あんた〈私のこと〉、細々と暮らしとるて謙虚に言うとるけど、『地域起こし』を地で行っとるような生活をしとるように見えるわ。」

と言われたことです。

『地域起こし』なんてとてもとても … 穴があったら入りたいくらい。

ただ、

… 住みたくなるようなふるさとにしたい …

という思いは同じです。

今の私の心境に通じるものがあるのかな

【アメリカ彦蔵】吉村昭著:読売新聞社(左) 【フロー体験 喜びの現象学】M.チクセントミハイ著・今村浩明訳:世界思想社(右)

ここ一週間ほど悪天候が続き、ほとんど屋内で活動しています。

で、本を2冊読みましたので、印象に残ったくだりをそれぞれ一箇所ずつ紹介します。

 

【アメリカ彦蔵】吉村昭著:読売新聞社(右写真) P438~439より
… 彦蔵は、髪に白いものがまじり、顔面神経痛におかされて片側の頬がけいれんして口もとがゆがむようになった。 … … 彦蔵は洋服を排して、毎日着物を着て正座して日を過ごすようになり、筆を手にして一心に習字にはげんだ。日本には、外国にはない美しい伝統があり、日本人として自分もそれに従わねばならぬ、と心から思った。アメリカに帰化した身ではあったが、かれは折りを見て日本国籍を得たいと念じていた。 …
※ 彦蔵について
13歳のときに炊事係として廻船の乗組員となる。が、船が遭難し、漂流民となる。運よくアメリカ船に救われ、アメリカに行く。そこで、好意あるアメリカ人の世話になり、教育も受けることとなる。
ときは幕末。アメリカに帰化した彦蔵は身に付けた英語を生かし、アメリカと日本のパイプ役の一人として活躍。
上記に紹介したくだりは、彦蔵が第一線を退いた後の様子。

 

【フロー体験 喜びの現象学】M.チクセントミハイ著・今村浩明訳:世界思想社(右上写真) P216より
… 年齢とともに身体的活力が衰える場合、それは自分のエネルギーを外的世界の支配から内的現実に対するより深い探索に向ける準備ができることを意味している。それは人がついに――追求する価値があると心に決めたものであるならば――プルースト〔フランスの心理小説家〕を読み、チェスを始め、ランを育て、隣人に手を貸し、神について考えることができるようになったということを意味する。しかし若い頃に、孤独を進歩のために利用する習慣を獲得していない限りこれらのいずれを達成することも難しい。
この習慣は早くから育てることが最も望ましい。しかし、そうするのに遅すぎるということはない。 …

 

上記のくだりがとくに印象に残ったということは、

そこに、今の私の心境に通じるものがあるんでしょうな。