200本余りの竹を完全になくするまで

積み上げてあった竹をすべて処分しました

昨年末に200本余りの孟宗竹を伐採しました。

それらは、枝葉を落とした後、竹やぶ跡に積み上げてありました。

その処分〈焼却〉が、先日やっと終了しました。(右写真)

で、昨年末から先日までの竹の処分について簡単に振り返ってみました。

【直径10㎝前後、長さ15~16mの200本余りの孟宗竹を完全に処分しきるのにかかった手数と時間】〈作業者は自分一人〉
…時間はのべ時間…

① 伐採〈手動で〉 …27時間…
② 枝葉の切り落とし …14時間…
③ 棹の積み上げ …19時間…
④ 枝葉の焼却 …20時間…
⑤ 積み上げてあった棹を焼却場まで運び出す …10時間…
⑥ 短く切ってすべての節に穴を開ける …16時間…
⑦ 棹の焼却 …20時間…
⑧ 焼却後の灰の後始末 …3時間…

計 …129時間…

ざっと日誌から拾い上げた数字だけで、129時間です。


・伐採した竹が電線に寄りかかり、電力会社とNTTに連絡した。
〈電線に異状がなく、とくにお咎めなし〉
・焼却したときに破裂音が出ないように電動ドリルで節に穴を開けているときにケガをし、その手当てをした。
〈軽傷だったので、医者へ行かず〉
・作業の合間を縫って竹の焼却の様子を何回見に行ったことか。…etc.

これらの時間も含めると、129時間を優に超えます。

” 放置された竹林を何とかしなければならない ”

とよく言われますが、実際にやってみると、簡単ではないのが現状です。

といって、業者さんに頼むとお金がかかるし … 。

問題は竹の活用法を見つけられないことに

1本平均5㎏の重さの竹です
今朝焼却した竹と同じくらいの量です

今朝も竹の焼却をしました。

1本5㎏ほどの重さの竹を約130本焼却しました。(右上・右下写真)

炎がでなくなる〈炭になる〉までに2時間余りかかりました。

※ 冷めた灰の状態になるまでには、2~3日かかります。

” 時間に余裕のある退職者の仕事 ” といえばそれまでですが、
【もし、竹の処分を誰かに頼むとすると、いくらほどかかるのでしょうか?】

① まず、私の住んでいるところの処分場に持って行くだけで〈受け取ってもらうだけで〉、6,500円の処分料がかかります。

② 650㎏の重さのものを軽トラで処分場まで運ぶ場合、少なくとも2往復しなければなりません。
〈軽トラの積載量は350kg〉

③ 軽トラに竹を積んだり、落ちないように縛ったりして2往復すると、半日かかります。

④ 半日の人件費、ガソリン代、車の償却費等も必要になりますね。

【答え】

約1,5万円〈1人頼んだ場合〉

花鳥風月を相手に無所属の時間を過ごしている人間としては、ロマンに欠けるみみっちい話になってしまいました。

情けないことに、昨日今日と2日連続の〈午前〉5時からの野外焼却及びそこに至るまでの準備で疲れ気味です。

※ だって昨日今日と合わせて3万円ぶんの仕事をしたのですから。

一番の問題は、
… 竹の活用法を見つけられない …
ことにあるのでしょうね。

残っている竹を速やかに処分していきたい

火を見守りながら朝食をとりました
昨日は終日雨で収穫できなかったのでそのぶん今日はよく採れました

夜中に雨が上がったようです。

風もほとんどありません。

念のためにネットで天気を確認しました。

…くもりで微風とのこと…

〈午前〉5時より竹の焼却をしました。

焼却が軌道に乗った時点で、火を見守りながら朝食〈パン2個とアイスコーヒー〉をとりました。(右上写真)

その後、歯も磨きました。

… 自由になる時間がたっぷりあるといえども、時間は大切にしたいもいのです …

焼却が終わるころ〈7時過ぎに〉、雨が降り出しました。

雨は午前中いっぱい降り続いていました。

私は、プレハブの窓越しに見える焼却場の様子に時折目をやりながら、屋内で作業をしました。

※ 余程の大降りにならない限り、火は燃え続けますので目を離せません。

午後になると晴れましたので、明朝焼却する竹の準備をしました。

予報では、明朝も無風状態のようです。
〈雨続きなので、地面は濡れていて延焼の心配なし〉

竹やぶ跡には、処理しなければならない竹が、まだけっこう残っています。

野外焼却に適した日を見逃すことなく、速やかに処分していく予定です。

できれば、真夏に入る前に終えたいですね。
〈 ” 暑い ” 中に ” 熱い ” のはたいへんですので〉

話は変わりますが、
今日は家族によいおみやげ〈ブルーベリー〉ができました。(右下写真)

大雨大風の前にあれもこれも

雨が上がった後焼却する竹の準備をしました
ヒマワリを支柱に結わえました
熟れたブルーベリーを摘みました

今夜から大雨大風になるようです。

明日の夕方まで続き、明後日の朝は雨が上がって風も弱まるということです。

で、明後日の早朝に焼却する竹の準備をしました。

竹やぶ跡に積み上げてあったものを野外焼却場近くまで運び出し、すべての節に電動ドリルで穴を開けました。(右上写真)

※ 節に穴を開けるのは、焼却時に破裂音が出ないようにするため

今回は大雨だけではなく、大風も吹くということで、50㎝ほどまでに成長したヒマワリを支柱に結わえました。(右中写真)

※ 昨年、大風のときに2本のヒマワリが倒れていますので

ブルーベリーを覗きますと、熟れて紺色になったものがけっこう見られました。

明日は終日雨のために摘むことができませんので、今日のうちに摘みました。
〈収穫…50粒ほど〉

他、木立前の水路やプレハブの周りの溝が詰まっていないか確認をしました。

じょうろやポリ容器など風に飛ばされそうなものは、物置の中に入れました。

ブルーシートをかぶせてある場合は、再度ひもを縛り直したり、上に重しを乗せたりしました。

大雨大風への備えが終わったころ〈午後5時半ごろ〉、急に暗くなり、雨が降り出しました。

雷の音もだんだん大きくなってきました。

大事に至らなければよいのですが … 。

あの重い100本もの竹がわずかな灰に

竹やぶ跡に積み上げてあったひと山ぶんの竹
わずか70ℓ足らずの灰に

竹やぶ跡に積み上げてあったひと山ぶんの竹(右上写真)の焼却を終えました。

昨年末に伐採した孟宗竹です。

枝葉を落とし、直径10㎝前後のものを8m余りの長さに切り揃えて100本ほど積み上げてありました。

一度に焼却するには多過ぎますので、3回に分けて焼却しました。

3回目の焼却を終え、くすぶっていた灰も、今日の午後ようやく冷めましたので容器に収めました。

残った灰の量は、全部合わせて70ℓ足らずでした。(右下写真)

あれだけ積み上げてあった重い100本もの竹(右上写真)が、わずか70ℓ足らずの灰(右下写真)になってしまいました。

今思うと、

焼却しているとき、どの竹の切り口からも水が泡のようになってしたたり落ちていました。

また、シューと、竹に含まれていた水が蒸発していく音もよく聞こえました。

竹を積み上げてあったところから野外焼却場までの距離は、約70m … 。

そこを、重い竹を両脇に1本ずつ抱えて引きずり、〈約〉50往復しました。

私が腕と腰に大きな負担を感じながら運んでいたのは、大半が、いずれは蒸発してなくなる水だった、といっても過言ではありません。

今回の焼却で残った灰のあまりの少なさに、改めて竹の含水率の高さを知ったという次第です。