暗くなるのが早くなりました

日が傾いて暗くなるのが早くなりました〈作業小屋前:午後4時半過ぎ〉

今日も秋晴れでした。

一日中木立の中で作業をしました。

※ 蚊も少なくなりました。

午前中は、先日の台風で落ちた木枝を拾い集めたり、折れた真竹〈1本〉の後片付けをしました。

午後は、木立の下草刈りをしました。

この時期になると、草丈も低く、硬い茎の草もほとんどないので作業も捗ります。

休憩も真夏時のように頻繁にとる必要はなく、半日に1回程度で済みます。

時折立ち止まり、乾いた空気の中、涼しい風を受けながら澄み切った青空を見上げると、疲れも忘れてしまうくらいです。

で、暗くなる前に予定していた箇所の草をすべて刈り終えることができました。

作業小屋に戻り、担いでいた草刈機を肩から降ろしました。

時計を見ると、

… … …

なんとまだ4時半ではありませんか。

日がけっこう傾いてうす暗かったので、てっきり5時を過ぎているものと思っていました。(右上写真)

※ 私が住んでいるところでは、〈午後〉5時になると、役所が集落に設置したスピーカーからメロディが流れます。
が、草刈機のエンジン音にかき消されて聞き落とすことがよくあるのです。
今日もそうかと思っていたのですが … 。

… 暗くなるのが早くなりました …

確かに、あとひと月半ほどすると、日没時刻が一年で最も早くなるんですからね。

とにかく伸びていた草花はすべて刈りました

プレハブ前に咲いているタンポポ

プレハブ前を除草することにしました。

※ プレハブ前には、苧麻〈ちょま〉は全くなく、カタバミがほんの少しある程度で、ほとんどがタンポポです。

他の草が伸びなくなった分、タンポポがとくに目立っています。(右上写真)

広辞苑〈第六版〉では、タンポポは春の季語になっています。

私も、タンポポは春に咲くものとずっと思っていました。

が、例年秋になっても、タンポポがプレハブ前一面に咲くので、不思議に思っていました。

で、2年前の秋に、ネットで調べてみました。
〈定年退職をした年で、余裕ができましたので〉

その結果、セイヨウタンポポだとわかりました。

私がずっと思ってきたタンポポは、日本に昔からあったタンポポ〈トウカイタンポポ,カンサイタンポポ〉だったのです。

セイヨウタンポポは、帰化植物だそうです。

四季咲きといって、気温や日照、水分などの条件が揃えば、いつでも花を咲かせるということです。

※ それで、一季咲きの日本の固有種は負けてしまったようです。

 

本日は、タンポポについていろいろと述べました … … が、

とにかくプレハブ前を除草してすっきりさせたく、

日本セイヨウに関わらず、また、タンポポである、ないにもかかわらず、伸びていたすべての草花を刈ってしまったという次第です。

これで今シーズン最後の草刈りになるかな

カタバミと苧麻〈ちょま〉が目立っています

この時期になっても、カタバミと苧麻〈ちょま〉の成長が目立っています。(右写真)

※ 〈右写真では〉地面に這いつくばっている淡い緑の細かい葉の植物がカタバミで、手前の方や道路近くにこんもり茂っているのが苧麻です。

放っておくともっと伸びそうですので、刈ることにしました。

どちらも柔らかい草ですので、先にナイロンひもを取り付けた草刈機で刈りました。

※ ” 刈りました ” と表現しましたが、直径3㎜、長さ20㎝ほどのナイロンひもで草の茎や葉を ” ぶっちぎった ” と表現した方が正確かもしれません。
〈乱暴な言い方ですが、実際そうなのです〉

夏のころと比べ、全体的に草の量も少なくなっていますので、作業はスムーズに進みました。

幅5m、長さ70mほどの面積を1時間半ほどで刈り終えることができました。
〈夏のころと比べ、半分の時間です〉

ただ、カタバミに群がっていた『ヤマトシジミ〈蝶の一種…カタバミに産卵し、幼虫もカタバミを食べて育つ〉』に申し訳なく思いました。

※ カタバミをあまりに放置しておくと周り一面にはびこり、収拾がつかなくなると聞きましたので … 。

今年は暖かいせいか、草がいつまでもダラダラと伸びているような感じです。

今回の草刈りが、今シーズン最後となることを願っている次第です。

自分はいつまではしごに上れるのだろうか

境界標が崖の上に打ってあります

草が伸び、境界標〈コンクリート杭〉が見えなくなってしまいました。

※ 境界標 … 隣の土地との境界の目印

その境界標は、3mほどの高さの崖の上にあります。(右写真)

境界標が見える方が、木の伐採や除草などの作業をするとき、何かと便利ですので、伸びた草を刈り取ることにしました。

4mほどの長さのはしごを崖に何回もかけ直し、上ったり下りたりしながら草を刈り取っていきました。

1時間半ほどかかったでしょうか、刈り終わって一休みしていると、隣家の主がやって来ました。

「あんた、えらいきれいにしたな。高いとこ〈ところを〉、上ったり下りたりしてたいへんやったろ。 … … わしんとこ〈私のところ〉は、まだ草〈が〉生えたままや。 … かっこつかんし〈恰好がつかないし〉、わしも、今から草〈を〉刈って、きれいにするわ … 。」
と言いだしました。

※ 隣家の主は90歳。

「〇〇さん、いくら元気でも、万一はしごから落ちたらたいへんなことになるわ。 … … 明日、私の方でしとくわしておきますよ。」
と言うと、恐縮した様子で帰って行きました。

「最初から隣家のぶんの草も刈っておけばよかったな」と反省しました。
〈隣家のぶんの草なら20分程度で刈れたのに … 〉

と同時に、
” いったい自分はいつまではしごに上れるのだろうか ”
と思ったのでした。

中秋の名月とお彼岸に相応しい気温と湿度に

木立から差し込む夕日

雨が降りそうなので、干してあった枯れ草を集め、ブルーシートをかぶせました。

※ 刈ったりむしったりした草は、焼却しやすいように天日干しにしています。
雨が降りそうになると、それらを集め、濡れないようにブルーシートをかぶせます。
そして、雨が上がったら焼却します。
〈雨後は延焼の怖れがないので〉

 

で、ブルーシートをかぶせ終わったとき、木立から夕日が射し込んできました。(右上写真)

除草したばかりのすっきりした地面と鮮やかな夕日の対比が何とも言えませんでした。

見過ごすにはもったいなく、パイプ椅子を持ち出して、座りながら日が沈むまで眺めていました。

穏やかで落ち着いたひと時でした。

時刻は午後6時少し前といったところでしょうか、夏の頃と比べ、日没も早くなりました。

また、沈む方角も、北寄りから真西に近づいてきました。

だって、あと10日もすれば ” お彼岸 ” ですからね。

で、立ち上がってパイプ椅子を折りたたんでいると、月に気づきました。

南東の空に、半月を少し膨らませたような形の月が浮かんでいました。

あと数日すると、いよいよ ” 中秋の名月 ”〈9月13日〉です

楽しみですね。

ここ3日ほどは、気温も湿度も高く、真夏に戻ったかのような日が続いています。

” 中秋の名月 ” ” お彼岸 ” に相応しい気温と湿度になることを願っている次第です。