不動産でなくて負動産の家や土地

今年2回目の草刈りをする

先日知人と話していると、空き家の除草のことが話題になりました。

彼〈知人〉曰く、

「わしんとこの近くに空き家があるんやけど、そこの屋敷から葛〈のつる〉がいっぱい道路にはみ出して来とるんや。で、はみ出した分はその都度切っとるんやけどきりがないし、いっそのこと庭に入って葛の根元を断ち切ろうと思うたんや。 … けど、親父が余計なことをするなって言うし … 。」

「難しい問題やのお。 … 近くにその空き家の親戚はおらんのかいな。 … まあ、おれば、つるが伸び放題になることもないわなあ。 … 一度町会長さんに相談してみればどうや … 。」

 

他人事ではありません。

私の場合は、空き家ならぬ空き地〈耕作放棄地と言った方が正確かも〉ですな。

自宅から離れたところに、かつては畑だった土地があるんですわ。

ほったらかしにしておくと草が伸び放題になり、彼の近くの空き家同様、近隣の人たちに迷惑をかけてしまいます。

で、年間5回草を刈っています。
〈今日はその2回目でした
(右上写真)〉

 

何も生み出さない土地だけど、所有しているだけで固定資産税を払わなければならなく、また管理もしなければなりません。

タダであげると言っても、もらい手もないのが現状です。

彼の近くの空き家もよく似た状況とのこと。

今や不動産でなく負動産の家や土地もけっこうあるんでしょうな。

カエルもヘビもトンビも精一杯生きている

田んぼの畔草を刈る〈まだ半分残っています〉

集落から頼まれた田んぼ〈現在はカボチャ畑として使われています〉の畔草刈りですが、何とか半分終わりました。

昨日は1時間40分ほど、今日は3時間ほどかけて、田んぼと道路に挟まれた排水路の脇の草を刈りました。(右写真)

 

排水路の長さは約80m、たいていの場合、半分に水が溜まり、あとの半分は乾いた状態になっています。

右上写真でいうと、奥の方に水が溜まっていて〈見えませんが〉手前の方が乾いています。

水が溜まっているといっても深さ5㎝ほどですが、そこには藻が生えていて、トノサマガエルがウジャウジャいます。

排水路を歩きながら脇の草を刈っていると、カエルがぴょんぴょん跳ねて逃げていきます。

「こんなにもカエルがおるんか」とびっくりするほどです。

 

で、カエルがたくさんいると、その捕食者がいることが十分に考えられます。

そう、ヘビですな。

幸いにも今日はヘビと出会うことはありませんでした。

… が、世の中にはヘビと出会いたくてしようがない人もおるんですわ。

〈人ではありませんが〉トンビ〈標準語はトビかな〉ですわ。

 

電柱の先に止まり、草刈りをしている様子を鋭い目でジッと見ていました。

運悪く草刈機の刃に当たって動けなくなったカエルやヘビがいないかと … 。

 

カエルも、ヘビも、トンビも、みんな精一杯生きているんですな。

夏の日課がスタート

ミニトマト〈アイコ〉の初収穫

集落から頼まれている田んぼの畔草刈りに取りかかりました。

一部刈っただけで汗だくだく。

日差しはないけど、気温は優に30℃を超え、さらに高湿度で典型的な梅雨の天気。

1時間半ほどで作業を打ち切り、自宅に走って水風呂に飛び込みましたわ。

 

数年前から真夏日が続く頃になると、昼食前に自宅に戻って水風呂に浸かるのが日課になっています。

” 夏の日課 ” ということになりましょうか。

水風呂に浸かるといっても。新たに水を入れるのではなく前日の残り湯に浸かるだけですが。

 

具体的に説明します。

11時半頃に午前中の作業を切り上げ、プレハブの冷房を入れてから自宅戻っています。

そして、水風呂に浸かったあと着替え、再度プレハブに来ます。

プレハブに着くのは正午頃で、そのときには室内もある程度冷えていて、また火照っていた体も水風呂で収まっているので、ゆったりした気持ちで昼食が食べられます。

食後、昼寝をすることも多々あります。

猛暑日のような日は、〈午後〉3時頃まで室内に留まり、いつもは夕方に書くブログ記事を先に書いたりします。

 

で、夏は電気代が月に5,000円ほど上がりますが、健康な体で末永く木立を手入れしていくための必要経費と考えています。

いよいよ夏の日課がスタートしましたわ。

 

【追伸】

今日ミニトマト〈アイコ〉の初収穫をしました。(右上写真)

お互いに歳をとりました

集落のため池

午前中、集落一斉の草刈りが行われました。

私たちの班は、ため池の周りの草刈りをしました。(右写真)

何しろ1年ぶりの草刈りなので、草ぼうぼう。

草の丈は1m近く。

草だけならまだしも、葛〈のつる〉が草を覆っているわ、木の枝葉が伸びていて作業の行く手を遮るわ、竹が池の際まで生え出しているわ … おまけに雨も降っているわでてんてこ舞い … 。

8時から作業を始め、約200mの周囲を刈り終えたのは10時近く。

参加した20名ほどの班員はみなくたくた状態だったけど、無事終了。

 

家に戻り、昨日の残り湯に浸って木立に出直すともう正午近く。
〈早朝に草刈機を取りに一度木立に来ています〉

雨は終日止む気配なし。

昼飯を食べた後久しぶりに読書をしていると、いつの間にか眠りに … 。

 

知人の呼び声に目が覚めました。

3か月ぶりでした。

彼〈知人〉は現在私と同じ地域に住んでいるけど、実家は元日の地震の震源地近くにあります。

家の状態はかなり酷く、公費で解体しようと思えばできるとのこと、

が、それをしてしまうと、自分が生まれ育ったふるさととの縁が切れてしまうようでなかなか踏み切れないでいるとのこと … 等、

あれこれ3時間ほど話していました。

 

帰り際足を引き摺って歩いているので、尋ねてみると、

「膝が痛て、手術をせんならんかもしれんわ。」

と苦笑い。

 

お互いに歳をとりました。

いったいいつまで協力できるんかのお

草刈りの案内

昼食後の歯みがきが終わったのは、たしか1時頃。

横になったのはよかったけど、そのまま眠ってしまった。

 

「おるかのお。」

の声で目が覚める。

集落の人だった。

時計の針は2時少し前を指していた。

 

「休んどったんかいな。悪いことをしたのお。」

「申し訳ない。みんなが働いているときに寝てしもうて。」

「疲れとるときは、誰でもそうするわ。 … 実は、2回目の草刈りの案内を持って来たんや。暑い時期やけど頼むわ。」

と、案内(右上写真)を置いていきました。

※ 今日は冷房を入れるか入れないか迷うような暑さ。
電気代を節約すべく、プレハブの出入り口と窓を全開にしていました。
考えてみれば、そんな状態で昼寝ができるなんて平和なんですな。
むしろ出入り口からヘビが侵入してくることの方が心配ですわ。

 

案内を見るに、2回目の草刈り期間は6月30日から7月13日の2週間。

その間、都合のよいときに草を刈ってほしい〈私の場合は実働9時間〉とのこと。

※ 傷害保険の関係で、作業期間が決まっています。
案内の標記は『区内一斉草刈』となっていますが、要は「集落の田んぼの畔草を10名余りの有志で刈ってくれ」ということです。
時給は200~300円といったところか。
草刈機も燃料も持ち出ししていることを思うと、むしろボランティアに近いかも。

 

いったいいつまで協力できるんかのお。