4人が声をかけてくれたおかげで

切株の周りの土を取り除く作業を再開 … 奥の方に逆さまになっているのが先日引っこ抜いた切株です。

切株の周りの土を取り除く作業を再開。

※ 新たに切株の周りの土を取り除く作業に取りかかったときの様子については、前々回のブログ記事をご覧ください。

 

予報では夏日になるとのこと。
〈実際に最高気温が25℃を超えました〉

暑さで体が持たなくなったら、途中で作業を止めるつもりで再開しました。

 

スタートしたのは〈午前〉9時。

5分ほどすると、木立前道路に車が止まりました。

車から下りてきたのは集落の男 … 20分ほど世間話をしました。

で、その男と入れ替わるように、今度は親戚がやって来ました。

これまた15分ほど世間話をしました。

親戚が帰った後、しばらく作業をしたのですが、11時頃に他集落の男が声をかけてきました。

1年ぶりだったせいか、話に花が咲き、正午の時報が鳴るまでしゃべっていました。

結局、午前中は、半分以上の時間をおしゃべりに費やしましたわ。

 

午後は作業が順調に進むと思いきや、午前とは別の集落の男が「タラの芽とコシアブラを採らせてくれ」と訪ねて来ました。

つい長話をしてしまいました。

 

バテそうになったら止めるつもりでいた土除け作業 … 。

4人が声をかけてくれたおかげで、暑いさ中、朝の9時から夕方前まで適度に休みながら〈しゃべりながら〉作業を続けられました。

やってみないとわからんもんですなあ

切口直径が40㎝の杉の切株

9時過ぎに親戚から電話あり。

「チェーンブロックを見せてほしいんやけど。」

 

親戚のところから木立までは車で30分。

すぐに三脚とチェーンブロックを取り出してきました。

理屈を言うより実演した方がわかりやすいので、小さい切株があるところに三脚を持って行き、チェーンブロックを吊ってセットしました。

 

そこへちょうど親戚が。

「いきなり言うて悪いのお。 … おお、これがチェーンブロックか。」

「この切株を抜いてみるし、よう見とれいや。」

… チェーンを引っ張って切株を抜き終わると …

「 … すごいもんや。 … 扱いはそんなに難しくないみたいやな。 … 近いうちに軽トラで来るし、 貸してくれいや。 … … 孫が車の中に待っとるんやわ … 。」

と言いながら、そそくさと帰って行きました。

 

重い重い三脚とチェーンブロック、すぐに片付けるには … 。

昼までまだ時間があったので、数年前に周りの土を取り除いて根が露わになっていた切株のところに移し替えて再セットしました。

まず、太めの2本の根を切株から切り離し、それらを1本1本引き抜きました。

その後、残っていた根の中の1本にワイヤーを引っ掛け、チェーンを引っ張ってみました。

!〈手応えあり〉

何と、切口の直径が40㎝の杉の切株が抜けたではないですか。(右上写真)

やってみないとわからんもんですなあ。

理想の木立をめざして

切株の周りの土を取り除く

今日は4月1日、早いもので定年退職してから9年目に入りました。

ふと退職直後の4月1日はいったい何をしていたのかを知りたくなり、記録を見てみました。

※ 退職後は毎日欠かさず、その日にしたことを簡単に記録しています。

 

2017年 4月1日  晴れ
4:00~5:00   読書
5:00~7:00   朝食、洗顔 … 等
7:00~8:10   親戚に退職したことを報告
8:10~8:30   両親に勤め上げられたことを感謝
8:30~8:35   自宅を出て木立前プレハブへ
8:35~12:00  重機操作講習会の申込書作成及び申し込み
12:00~13:00 昼食
13:00~18:10 年度末に溜まっていた8日分の新聞を読む
18:10~19:00 職場から持ち帰った私物を整理
19:00     帰宅

とありました。

 

で、それから丸8年経った今日は何をしていたかというと、
・午前 … 親戚が薪を取りに来たので、その手伝い
・午後 … 切株の周りの土を取り除く作業(右上写真)及びブログ記事の下書き

今や当時退職の報告に行った親戚の主も居らず、また、私自身新聞購読を止めてしまうなど、環境も生活も大きく様変わりしてしまいました。

 

ただ、「理想の木立にしたい」という気持ちは、9年目に入った今もまったく変わっていません。

頼りにされているうちはまだいいのかも

薪割り終了

正午近くに薪割りが終了しました。(右写真)

これで、今後一年分の私の薪ストーブと親戚の薪風呂の燃料が確保できました。

※ 修理から戻って来た薪割機は快調そのもの。
ホントに薪割機様様ですな。

 

午後、さっそく親戚が軽トラに乗って薪を取りに来ました。

車から下りると、

「いつももろうて悪いのお。今日は2往復する予定や。」

と言いながら薪を荷台に積み始めました。

手伝わなくていいと言われたけど、手伝いましたわ。

2回目積み終わったとき、

残りは4月に入ってから取りに来るけど、 … 〈薪棚前に積み上げられた薪を見ながら〉けっこうな量やし、7~8回は来んならんかもしれんな。 … また頼むわ。」

と言って帰って行きました。

 

親戚の車が見えなくなると、菜園に移動しました。

昨晩、父が、

「わしゃ、今年もサツマイモやナスなどを植えるつもりでおるんや。で、畑〈菜園〉を耕してくれんかのお。ウチの耕運機は小〈ち〉っこいし、草〈雑草〉が小さいうちに一回耕しといた方がええわ。」

といきなり言い出したのです。

※ 雑草が大きくなって根がはびこってしまうと、小型の耕運機だと根に負けて土を掘り起こすことができなくなってしまうんですわ。

 

今日は早朝から、体力の衰えた体に鞭打って野焼き、薪割り、菜園耕しとフル回転。

でも、よくよく考えると、

… 頼りにされているうちはまだいいのかも …

彼もそうあって欲しい

8割方割りました。ブルーシートにくるんであるのは薪割機です。重い〈約80㎏〉ので一々出し入れするのが難儀なんですわ。

早朝に野焼きをした後に木立を一回りし、それから夕方までずっと薪割り。

薪割機は快調そのもの。

おかげさまで8割方割り終えました。(右写真)

あと半日で薪割りも終了ですな。

 

正午少し前でした。

〈薪風呂の〉親戚が昼飯を持ってやって来ました。

「おお、薪割機が直って戻ってきたんか。」

「ああ、一昨日戻って来たんや。機械の調子もええし、作業が捗るわ。 … 見ての通りだいぶ割ったし、都合のいいときに取りに来いや。」

「ありがとう。 … もういつでも取りに来られるわ。昨日で仕事も終わってしもうたしな。」

「終わってしもうた? 仕事辞めたんか。」

「そうや。 … まだ居ってくれ言われたけど、歳が歳やし辞めたんやわ。」

「そうか、 … 長い間ホントにお疲れさんやったのー。」

 

彼〈親戚〉は60半ばまで都会で働き、実家に戻ってきました。

それからしばらく屋敷の整理や野良仕事をしていたのですが、ある人から頼まれてまた勤め始めました。

私より3つ年上で、現在71歳。

疲れも段々溜まってくるようになり、区切りのいい年度末に辞めたとのこと。

 

私が退職したのも8年前のちょうど今頃。

それからは、世間に迷惑をかけない程度に自由自在に生きてきたけど、彼もそうあって欲しいですな。