薪だけでなく焚き付けも必要な季節に

車に積んだ枯れた杉葉等

正午近くでした。

土留めの丸太を設置するときに掘り起こした土を均〈なら〉していると、親戚がやって来ました。

「おお、ここにおったんか。 … 昼飯持って来たんやけど、どこ探してもおらんかったし、プレハブの入り口に置いてきたわ。」

「ああ、いつもありがとう。」

「ついでに言うとくわ。〈薪〉風呂の焚き付けが欲しいんやけど、木立に枯れた杉葉が落ちとるかのお … 。」

「あるわ。 … 今晩雨が降りそうやし、濡れたらおもろないな。 … 夕方までに拾うて明日の午前中に持って行くわ … 。」

「頼むわ。」

※ 今日来たのは、薪風呂の親戚です。
いつも薪をあげているので、近くの店に買い物に来たとき、昼飯を置いて行くことが多々あります。

 

午後、木立に散乱している枯れて茶色くなった杉葉をレーキで搔き集めました。

フレコンバッグ3杯分ほどの量になったでしょうか。

予報では、明日の午前中は雨とのこと。

雨の中、杉葉がいっぱい入ったフレコンバッグを車に積むのは億劫ですので、今日のうちに積んでしまいました。(右上写真)

あとは持って行くのみですな。

 

ついでに自分の薪ストーブの分も準備しました。

ここしばらくは、暖かい秋の日が続いています。

明後日は、夏日になるとか。

が、それも束の間のことで、中旬からは本来の寒さに。

薪だけでなく焚き付けも必要な季節になりましたな。

灯油ストーブは必須

今日は灯油ストーブで暖をとりました

先日、ファンヒーターの手入れをしました。

全部で10台のファンヒーターがあるのですが、すべて灯油を抜き、フィルターのゴミも取り去りました。

来たる冬には、真新しい灯油を入れて使います。

※ タンクに残っていた古い灯油をそのまま使ったりフィルターを掃除しなかったりすると、ファンヒーターの故障率が高くなります。
かつて私の家がそうでした。
が、年に1回手入れをするようになってから、故障率がグッと下がりました。
〈今ではほとんどが10年以上持っています〉

 

で、抜いた古い〈前年の〉灯油はどうしているのかって?

前述したようにファンヒーターには使えないので、灯油ストーブに使っています。

灯油ストーブの構造はファンヒーターほど精緻ではなく、前年の灯油ぐらいなら大丈夫です。

現在家にある灯油ストーブは2台で、木立前のプレハブと菜園にある物置に置いてあります。

長期間使わないで放置しておくと、いざというときに使えなくなるおそれがありますので、古い〈前年の〉灯油を使い切る程度にときたま使用しています。

今日みたいに中途半端な寒さの日にはちょうどいいですな。(右上写真)

 

寒い時期に、暴風雪や地震などで電気が止まったりすると、ファンヒーターが使えなくなります。

家には年老いた両親がおり、電気なしでも暖がとれる灯油ストーブは必須なのです。

久しぶりの秋ミョウガ

今朝穫れたミョウガと落ちていたクリ

今朝、小雨の中、木立回りをしました。

夜中にけっこうな量が降ったらしく、いつになく栗が落ちていました。

ミョウガの花もいくつか散見されました。

 

で、ミョウガのことですが、この時期〈秋〉に実が生るのは今回が2回目です。

ミョウガの地下茎を買ってきて植えたのは5~6年前の春。

実が生ったのはその翌年からで、その年には夏にも秋にも実が生りました。

が、それ以降は、ずっと夏にしか実が生りませんでした。

それで、私が植えたミョウガは夏ミョウガだと思っていました。

※ お店で地下茎を買ったときは、夏も秋もなく、ただ、ミョウガと表示されていました。

 

が、前述したように、今年は8月から今日〈10月10日〉まで、雨が降るたびに実が生っています。

本来なら花が咲く前に収穫すれば実が締まっていておいしいのですが、何しろこの時期に収穫できると思っていませんでしたので、つい収穫が後手に回っているのが実情です。

 

久しぶりに見る秋ミョウガ。

夏ミョウガより一回り大きく、薄紅色をしています。(右上写真)
〈ちなみに夏ミョウガは緑っぽい色をしています〉

夏ミョウガ、秋ミョウガ云々はともかく、生った実は有り難く頂戴しています。

 

クリが大好きな親戚にクリを持って行くついでに、今朝穫れた秋ミョウガもいっしょに持って行きました。

喜ばれたのは言うまでもありません。

殺風景な畑と彼の死が重なって

殺風景な木立前の畑 … いつもなら木立前道路から木立前を撮るのですが、今日は薪棚の斜め後ろから撮りました。

今日は親戚の四十九日の法事。

※ いつも登場する薪風呂の親戚とは違う親戚です。

 

〈午前〉10時にその親戚の家に行きました。

お坊さんの読経を聞きながら遺影を見ていると、彼の若かった頃のことが懐かしく思い出されました。

と同時に、早かった死〈享年67歳〉に残念でどうしようもない気持ちになりました。

 

お参りは11時過ぎに終わり、ホテルに移動して昼食会となりました。

適度な間隔でおいしく品のいい料理が順に出され、食前酒〈ノンアルコール〉からご飯を食べ終わった後のデザートまで、一つ一つ味わいながら食べました。

また、隣に座っている方が薪で暖をとっていると知り、話が大いに盛り上がりました。

天国の彼が、すばらしいランチタイムをプレゼントしてくれたとしか思われませんでした。

※ 葬式や法事となると、親戚といっても、まったく知らない方がいらっしゃるものです。
今日隣に座っていた方も、その中のお一人でした。

 

木立に戻ると2時半頃でした。

しようと思えば、夕方まで一仕事できる時間でしたが、木立をひと回りしただけで、何もする気が起こらず … 。

夏野菜を取り去った殺風景な畑を目にしたとき(右上写真)、なぜかしら彼が亡くなったことと重なり、寂しさが込み上げてきました。

すでに放映内容を知っていたアサガオかな

楽しそうなアサガオ

いつも薪をあげている親戚で、テレビを見ました。

何でかって?

放映中のテレビで親戚のことも話題に出てくるからです。

 

2週間近く前に、某テレビ局より木立の手入れについての取材を受けました。

※ 取材時の様子については、9.14付ブログ記事『本当の自分より立派な自分が登場するかも』をご覧ください。

 

それが今日放映されました。

〈木立の放映が始まると、親戚が〉
「これが、おまえんとこの木立か? … 実際よりきれいに映っとるし、えらい広く見えるのお。まるでどっかのキャンプ場みたいや。 … それにおまえも、アナウンサーに聞かれたことにそれなりに答えとるし … 。」

取材当日晴れていたせいか、それともカメラマンの腕がいいのか、親戚の言う通り木立が立派なキャンプ場のように見えました。

また、私が話した内容も、字幕があることも手伝ってしっかりと伝わってきました。

相手の思いを上手に引き出すアナウンサーの力量、そして、無駄がなくしかも視聴者の関心を引き付けるような番組に仕立て上げるディレクターの編集技術に驚いた次第です。
〈何しろテレビに出たのは生まれて初めて〉

視聴なされたみなさんも、たぶん楽しまれたのではないでしょうか。

 

そうそう、プレハブ前のアサガオも今朝楽しそうに咲いていました。(右上写真)

ひょっとしたら、すでに放映内容を知っていたのかな。