親戚の主

木立に戻ると 2021 8.16 6:40PM

【6年前の冬】

私がまだ勤めていた頃、1月の雪の積もった日曜の午後のことでした。

親戚の主が風呂の薪にするために丸太を取りに来ました。

私の手伝いも断り、彼一人で、長さ約1m、直径20㎝前後の丸太を20本ほど軽トラに載せ、さっさと帰って行きました。

 

【3年前の冬】

私が定年退職し、はじめての冬を迎えた頃のことでした。

当時、彼〈親戚の主〉は運転免許証を返上しており、病院や買い物への送迎は私がしていました。

彼 … 車の運転ができなくとも、凍った道路を上手に歩いて宝くじを買いに行くほどに足腰はそれなりにしっかりしていました。

※ その後彼の子どもが同居するようになり、私の役目は終了。

 

【昨日】

午後、彼の家族から連絡がありました。

3時間ほど家を空けるので、その間彼を見ていてほしいとのこと。

※ 今や彼は、車に乗るほどの体力も気力も失せてしまったようです。

彼の家に行くと、横になって眠っていました。

しばらくするとやおら起き上がり、虚ろな目で私を見ました。

私が誰だかわかったようでした。

冷たいお茶を差し出すと、ほんの少しゆっくりと口に入れ、

「ありがと … 」と、微かな声で言うと、また眠ってしまいました。

 

木立に戻った頃には、辺りはすでに薄暗くなっていました。(右上写真)

※ 親戚の主は、今年の秋に満94歳を迎えます。

いよいよ本格的な夏に

本格的な夏の到来です … 2021 7.17 午前中 畑で

梅雨が明けたとたんに真っ青な空 … こりゃー、暑いわ!

いよいよ本格的な夏に。(右写真)

畑の様子をみたり、木立を回ったりしていると、もう〈午前〉8時。

ちょうど親戚が〈薪風呂のための〉薪を取りに来ました。

「今日は暑なりそうやし、朝の涼しいうちに取りに来たんや … 。」とのこと。

親戚が帰ると、前日下書きしておいたブログ記事をチェックし、投稿しました。

あとは正午近くまで〈3時間弱〉木立の中の下草刈り。

汗が目に入り、作業のしづらいことといったら。

もちろん汗ぐっしょりでヘトヘト … 。

 

作業が終わって20分ほど休んでいたでしょうか、ようやく昼食を食べる気になりました。

ゆっくり食事をし、食べた後も十分に〈午後2時頃まで〉休みました。

※ 無理をして熱中症になろうものならたいへんですからね。

 

午後は3㎞ほど離れている菜園に行きました。

久しぶりに行ったのですが、 …  … 草ぼうぼう。

サツマイモの葉っぱが雑草に負けてしまってほとんど見えない状態 … 。

2時間半ほどむしってもまったく追い付かず、まだ数日かかりそう。

 

何しろ暑くて暑くてもう限界 … 戻って来るや否や水風呂〈昨晩の残り湯〉に浸かりました。

” 至福の時間 ” ですな。

これからひと月ほどこのような生活が続きます。

心臓麻痺に気をつけないと。

年末まで薪割りをしなくて済みそう

薪棚〈奥〉がいっぱいになりました。 … 左手前に積み上げてあるのは親戚〈風呂用〉のぶんです。

今、昨日あったことを思い出してこのブログ記事を書いています。

※ ふつうはその日にあったことを〈その日の〉夕方にまとめ、ひと晩寝かせ、翌朝最終チェックをして投稿しています。

 

どうして昨夕まとめられなかったのか?

薪割りに思っていたより手間取ったからです。

山積みにしてあった丸太ですが、その中の8割は杉で、残りの2割はトガでした。

杉は素直に割れてくれるのですが、トガ〈ツガ〉は節が多いせいか、なかなか … 。

ということで、〈午後〉3時に薪割りを終了する予定が、大幅に遅れて〈午後〉6時になってしまいました。

後片付けが終わったのは、〈午後〉6時半過ぎ … 。

※ 晩から雨との予報でしたので、とにかく雨が降り出すまでに終えようと … 。

 

頭上に日よけのシートを張り、〈斧でなく〉薪割機を使ったとはいえ、

湿度の高い30℃を超える暑さの中で、9時間を超える作業量は、

65歳のジイサンには応えました。

後片付けを終えるや否や帰宅し、前日の残り湯に少しお湯を足し、入浴しました。
〈この季節、まだ真夏なみの水風呂とはいきませんな。〉

風呂から上がった後も、しばらくは夕食を食べる意欲はわきませんでした。

 

で、その結果は?

右上写真をご覧ください。

年末まで薪割りをしなくて済みそうです。

親戚が持って来た杉を割る

親戚が持って来た杉を割りました

3週間ほど前に親戚が持って来た杉の丸太 … 薪棚近くに放置したままになっていました。

薪棚周辺で作業をしようとするときに妨げになりますので、割って薪棚に入れることにしました。

 

で、割ろうと思いきや、丸太の長さがまちまちで、しかも切り方もとても雑なので、45㎝長に切ろ揃えました。

※ 丸太を切ったのは、シルバー人材センターから派遣された人とのこと。
素人といえどももう少しきれいな作業をしてもよさそうなもんですが … 。
親戚が私のところに杉の丸太を持って来た経緯については、5.31付ブログ記事『今やくれる人ももらう人もわからない』をご覧ください。

 

さあ、いよいよ薪割り。

物置から薪割機を引っぱってきました。
〈薪割機の重さは80㎏近く … 出し入れにはいつも難儀します〉

今回割る丸太の中で最も大きいのは、直径50㎝強〈長さはすべて45㎝〉。

切ったばかりの生木なら重くて薪割機の台の上まで持ち上げられないのですが、立ち枯れて水分がほとんど抜けてしまった木はそれほどでも … 。

一人で何とか台の上に載せました。

 

ただ、乾いた木は割れにくいのが難点。

薪割機のレバーを引き、丸太に圧力をかけました。

ギリギリの状態で何とか割ることができ、ラッキーでした。(右上写真)

割った薪は薪棚に入れました。

近いうちに親戚に取りに来てもらいます。

雨の日に窓外を眺めながら健康を思う

窓外の景色を眺めていると健康のことが思い出されました 2021 6.4 4:15PM

朝からずっと雨。

窓外の景色を眺めていると、健康に関する一連のことが思い出されました。(右写真)

 

午前中、近くの街の総合病院に行ってきました。

〈薪風呂の〉親戚の主が定期的に通っている病院です。

その主の奥さんといっしょに〈主の〉主治医から今後の治療についての話を聞きました。

※ 主の息子が不在のために、代わりに私が行きました。

主治医曰く

「〈主は〉病状が悪化してきており、この年齢〈93歳〉で入院ということになると、家へは二度と戻れないでしょう。また、今はコロナのために面会もできませんので、もう顔を合わせることもできないでしょうね。 … お家の近くのお医者さんの往診を受けた方が何かとよいと思うのですが。 … もちろん紹介状は準備いたします … 。」

 

プレハブへ戻り、昨日役所から届いた封筒を開けました。

「65歳以上の方は、第1号被保険者として全員、介護保険に加入していただくことになります。
このたび65歳となられる方に『介護保険被保険者証』をお届けします … 。」

 

しばらくすると、コロナワクチン接種のコールセンターから電話が。

「コロナワクチン接種にキャンセルが生じましたので、繰り上げてお受けになるのはいかがでしょうか … 。」

無所属の時間にいる身 … その旨返事をしました。