季節の移ろいを存分に味わいたい

木立前で 2023 5.18 9:00AM

当ブログ記事で何回かお伝えしていますが、昨秋から今春にかけて木立の前面にあった木〈ほとんどは杉〉を60本余り伐採しました。

で、現在木立前面にある木は、山桜12本と栗1本になりました。

いずれも15m前後の高さの木で、しかも落葉樹です。

 

4月には、以前は杉に遮られていた山桜も、ダイレクトに道行く人の目を楽しませてくれました。

「あんたんとこにこんなにでっかい桜の木があったんかいな。」

というような声が、集落の人から聞かれました。

 

5月に入ると、その山桜も今度は新緑に変わりました。

栗も負けじと新しい葉っぱをたくさん付けてきました。

今や木立全面はさわやかな緑でいっぱいです。

ましてや今日のように雲一つない青空だと、その緑がますます映え、木立前に佇むだけでとても清々しい気持ちになります。(右上写真)

桜の季節もよかったけど、新緑の季節もホントにいいですな。

 

杉の伐採には20万円ほどかかりましたが、毎日美しい光景に包まれながら、ゆったりした気分で活動ができることを思うと、それほど高額な出費でもなかったような気がしている今日この頃です。

※ 伐採した杉は薪にして、薪ストーブ、薪風呂の燃料にして活用します。

 

夏が終わるまで緑陰で涼むこともできます。

そしてそれが終わると、紅葉と落葉。

季節の移ろいを存分に味わいたいですな。

手抜きをしないことが大切

畔草を刈り終わった三角畑

〈午前〉10時頃、木立前で作業をしていると、知人がやって来ました。

「ありがとう。畑の周りをきれいにしてもろうて。 … お偉いさんがちょくちょく視察に来るのでホント気ぃはるわ … 。」

※ 【畑の周りをきれいに】とは
畑とは、木立の近くにある畑のことを言っています。
昨年まではその畑は田んぼで、〈集落から頼まれて〉私が畔草を刈っていました。
〈畔草を刈っていた経緯については、2022 5.24付ブログ記事『いよいよ三角田んぼの畔の草刈り』をご覧ください。〉
で、今年も頼まれて、昨日の午前に畦草刈りを終えたところでした。
田んぼから畑に変わったその畑ですが、今年度行政の環境保全事業の一環として指定を受けているそうで、折しも昨日の午後、10人近くの行政関係者が視察にいらしたとのことです。
畑の中の様子だけではなく、周りも環境保全にふさわしくきれいになっていたので、みなさんいい気持ちでお帰りになったようでした。
その知人は、今回の事業の地元の窓口を務めています。

 

ということで、お礼を言われたのでした。

畔草刈りについては、月末までにすればよいことになっていたのですが、暑くならないうちにと早めに終わらせたのがよかったようです。

いいタイミングでした。

もう一つ。

何事もそうですが、手抜きをしないことが大切ですな。(右上写真)

ありがたいことですな

友人を見送るともう日没時でした。 2023 5.16 6:20PM 木立前で

若干風邪気味。

※ この時期になると暖かくなるので、寝ているときに足が布団から出てしまい、それで足が冷えて風邪をひいてしまうんですわ。
レッグウォーマーを着けているんですが、効いてないようですな。

 

集落から頼まれていた除草作業を午前中に何とか終えました。

が、風邪薬を飲んだせいか、あるいは除草作業で疲れたせいか、昼食後横になっているうちに寝入ってしまいました。

 

「おい、おるんか?」

聞き覚えのある大きな声で目が覚めました。

プレハブの入り口に友人が立っていました。

時計を見ると4時過ぎでした。

「ああ、風邪気味でちょっと休んどっただけや。たいしたことないわ。まあ、入れや。」

 

彼〈友人〉のお父さんは半年ほど前に亡くなりました。

で、その遺産相続の手続きのために数日前に帰省し、

今日は地元にある法務省の出先機関に相談に行き、その帰り道に私のところに立ち寄ったとのことでした。

遺産相続の手続きにつき、自分で割と簡単にできることを教えてもらいました。
〈ちなみに行政書士さんに頼むと10万円ほどかかるようです〉

 

他、あれこれ話し、ホントに楽しいひと時を過ごしました。

彼を見送るともう日没時でした。(右上写真)

不思議なもので、風邪をひいていることをいつしか忘れていました。

ありがたいことですな。

とにかく収穫できてよかった

今日収穫したイチゴ〈器…内径18㎝,深さ8㎝〉 少々白い部分がありますが、店頭にあるものよりずっと甘いです。

ここ5日間、朝、木立に着くや否や行っていることは、イチゴ畑に張ってあるネットの確認です。

昨朝まではまったく異常はありませんでした。

 

が、今朝は、ネットに重しとして乗せてあった鉢が2個転がっていました。

やられた! と思いました。

でも、畑を見回すに、赤く色づいたイチゴがけっこうあるではありませんか。

もし害獣がネットをくぐって入ったとなれば、色づいたイチゴはほとんど残っていないはずです。

※ 自慢するわけではありませんが、自家栽培のイチゴは、少し色づいたものでもお店に売っている真っ赤なイチゴと同じくらいに甘いのです。
害獣〈たぶんハクビシンでしょうな〉はそのことをよく知っていて、少し色づいただけでそれを食べてしまいます。

 

つぶさにイチゴやネットの様子を調べていくと。鉢を除けたけれどネットをくぐることができなかったことがわかりました。

で、害獣はその後どうしたでしょうか。

ネットに乗っかってネットを弛〈たる〉ませ、その弛ませたネット越しにイチゴを食べようとしたようです。

現に、弛んだネット近くに齧られた痕のあるイチゴが残っていました。

幸いにも被害は10個ほどで済みました。

 

とにかく収穫できてよかったですわ。(右上写真)

明日はどうなることやら。

” 居城 ” は無駄遣いでなく投資

丸半日を過ごしている木立前のプレハブ。手前が自作の雨除けで、奥の白っぽいのがプレハブです。

終日降ったり止んだり。

菜園での作業も一段落し、プレハブで休んでいると、知人が訪ねて来ました。

「今日は日曜で休みやけど、じゃましてええか。」

「わしは毎日が日曜日や。入れや … 。」

1時間余り世間話をしていたでしょうか、正午近くに帰って行きました。

 

10年ほど前に木立を所有することになったとき、木立を手入れする道具類を置くために、木立前に中古のプレハブ〈5m×5m:約15畳〉を設置しました。

それだけでは使い勝手が悪いので、プレハブにくっ付けて単管と波板で雨除けを自作しました。

当時は物置然としていたけど、今では丸半日〈7:00~19:00〉を過ごす私の居場所となっています。(右上写真)

※ 定年退職後にプレハブ内を整理し、1/3に道具類を置き、残りは私の ” 居城 ” としました。
パソコン〈含ネット〉、音響機器、本などを運び入れ、雨の日、積雪時なども思いのままに時間を過ごせるようにしました。

 

プレハブを設置して電線を引き込んだときは、無駄遣いの感が強くありました。

が、とくに定年退職後、いろいろな人が訪ねて来てお茶一杯で楽しい時間を過ごしていることを思うと、

” 居城 ” があってよかったと思っています。

最近はよい投資をしたのではないかと思うほどです。