師走ののどかな一日

木立全景  2025 12.19 9:00AM

年の暮れ近くになり、こんなに穏やかな天気になろうとは。

あまりに気持ちがいいので、木立の中だけでなく、周囲も歩きましたわ。

ついでに木立全景の写真も撮りました。(右写真)

 

木立ち回りを終えると、菜園の物置に向かいました。

妻の持ち物を除き、正午までに後片付けがほぼ終わりました。

※ 妻には来年の春までに後片付けをするように ” お願い ” してあります。

 

昼食後、近くのホームセンターに買い物に行きました。

降り注ぐ日差し、昼下がりと言えど太陽高度が低いゆえ眩しい。

が、真っ青な空の下、冬枯れを迎えようとしているさっぱりした光景の中を走る爽快さと言ったら … 。

買ってきた物が間に合わないことがわかり、返品に行くはめに。

結局ホームセンターまで往復したのですが、いいドライブでしたわ。

で、そうこうしているうちに夕方に。

師走ののどかな一日でしたな。

 

【追伸】

先日お伝えした使用期限の切れた消火器の処分の件ですが〈12.13付ブログ記事『すっきりしてきた物置内』参照〉、今日、消防設備品を扱っているお店に行ってきました。

私が処分をお願いしたのは、立てるとどちらも膝の高さぐらいになるサイズの2本の消火器 … 処分代は、1本につき1,000円でした。

繰り返しになるけど、今やタダで処分できる物はほとんどないようですな。

1本入れ替えるごとにひと休み

右前輪を入れ替えているところ

年末までの天気予報を見るに、雪だるまマークは大みそかのみ。

こんなのも珍しい。

しかも最高気温が10℃超の日が半分ある。

とくに明後日は20℃近くまで上がり、10月並みとか。

ホントに暖かいですな。

 

が、朝晩の気温となると例年とそれほど変わらなく、凍てつく日もある。

で、大事をとって冬タイヤに交換することに。

高齢の家族〈両親〉がいると、夜中に病院に走らなければならないことがあるんですわ。

そのときに道路が凍っていたら、夏タイヤでは走れませんわな。

※ 他にもう一つ理由があります。
ちょうど給油のためにガソリンスタンドに行くので、行ったついでに嵌め替えた冬タイヤの空気圧を調整してもらおうと思って。

 

◇ 〈すべての〉タイヤのねじを緩める
① ジャッキで車を上げる
② ねじを外す
③ 夏タイヤと冬タイヤを入れ替える
④ ねじを締める
⑤ ジャッキで車を下ろす
 〈すべての〉タイヤのねじを再度締める

全部でタイヤは4本あるので、上記①~⑤の作業を4回繰り返さなければなりません。

かつては40分ほどでできた作業も、今では1時間近くかかります。

タイヤを1本入れ替えるごとにひと休みしているからですわ。(右上写真)

 

先日近所の9歳年上の主が言っていたことを思い出しました。

「2日にわたって2本ずつ入れ替えとる。そうせんと体が持たんのや。」

お互いに来年古稀やのお

今回もよう話しましたわ〈プレハブにて〉

1か月ぶりに友人が訪ねて来た。

手に柿の入った袋を持って。

「今年は2回に分けて〈柿を〉穫ったんやわ。これが最後や。おまえんとこもようあると思うけど、食べてくれんかのお。」

「ありがとう。まあ、中に入れや。」

 

彼〈友人〉は同級生。

彼の生活拠点は都会だが、年に5~6回帰郷し、空き家になっている実家の手入れをしている。

で、帰郷した折にはたいてい私のところに立ち寄ってくれる。
〈ありがたいことですわ〉

 

今回も〈午前〉10時過ぎにやって来た。

それから〈午後〉5時過ぎまで話していた。(右上写真)

話の内容は、はじめのうちはお互いの近況だったけど、そのうちに天下国家にまで及んだ。

近況1割、天下国家7割、今後の生き方2割といったところか。

 

それも酒を酌み交わしてではなく、駄菓子を食べ、お茶を飲みながらである。

たいていの場合〈今回もそうだったが〉、昼は外に出てそばを食べ、その後コンビニに寄ってカフェラテを買ってプレハブに戻る。

そして、それを飲みながら話の続きを延々とする。

ほとんどが天下国家についてで、結論が出ないという始末。

外見はじいさんそのものだが、話の中身は実に ” 青い ” のだ。

※ いまだに ” 青い ” から馬が合うんでしょうな。

 

夕方、
「お互いに来年古稀やのお。 … まあ、頑張ろうや。」
と言いつつ別れた。

でかいマッチ箱を配る時代もあった

懐かしいマッチ

菜園にある物置の後片付け第8日目。

 

半分は片付きました。

残るは、ほとんどが妻の物ばかり。

そうそう、後片付けをしていると、珍しい物が出てきました。

 

大きなマッチ箱ですわ。(右上写真)

高さ7㎝、横12㎝、側面は上底2㎝、下底4㎝の台形で、マッチを擦る箇所になっています。

中を開けると、まだ一度も使っていないらしく、100本ほどのマッチ棒が整然と並んでいました。

正面、裏面には地元に古くから伝わるお祭りの絵が描かれており、下の方に金融機関名が記されていました。

家族の誰かが預金などをした折にもらったんでしょうな。

 

懐かしく思うと同時に、失われた30年に入る前の頃〈1990年前後〉が瞼に浮かびました。

ちょうど冬のボーナスが出る今頃のことだったですな。

金融機関の人たちが、預金獲得のためにしょっちゅう職場に出入りしてました。

ティッシュをはじめ、タオル、洗剤、サランラップ、御祝箸、カレンダー … など、よくもらいました。

 

… それが、今では …

数年前の年末に金融機関に行ったとき、カレンダーが置いてないのでその旨窓口の行員に尋ねると、奥の方から一つだけ持って来てくれました。

※ かつては、カレンダーがいっぱい詰まった段ボール箱が置いてあり、取り放題だったのに … 。
ちなみに現在は百均で買っています。

 

でかいマッチ箱を配る時代もあったんですなあ。

自然との共生は簡単ではない

菜園にある別の物置に本棚を設置

菜園にある物置の後片付け第7日目。

後片付けで出た6本の本棚ですが〈前々回ブログ記事参照〉、それらの中の3本を菜園にある別の物置に運び入れました。

で、地べたに転がっていたサツマイモを収めると、ピッタリ。(右写真)

本棚を野菜棚に転用したのは正解でした。

 

本日予定していた後片付けが思ったより早く終わったので、木立に戻りました。

折しも知人が訪ねて来ました。

「 … 一昨日とその前にも一回来たんやけど、居らんかったし、入院でもしたんかと思うとったんや … 。」

「見ての通り、ピンピンや。 … 菜園の物置が雨漏りしとって、中のもん〈もの〉出すのに通い詰め状態でな … まあ、入れや。」

 

「そんなに忙しいんなら手伝いしたろか?」

「ありがとう。 … そやけど、気持ちだけで十分やわ。」

「俺んとこの実家は、今回の地震〈令6能登半島地震〉で崩れてしもうて、母屋、物置、蔵、全部を公費で解体してもろうた。 … 残念やけど、どうしようもないしのお … 。」

「幸いにもわしんとこは残ったんやけど、何しろ中古のプレハブ物置なんで、たとえ地震がなーても〈なくても〉寿命でがたが来とったんや。 … 来年の春までにボチボチ片付けるつもりでおるんやわ … 。」

 

残らなくても、残ってもたいへん。

大きな爪痕を残した大地震。

自然との共生は簡単ではないですな。