行者ニンニクを植えました

行者ニンニク

知人が行者ニンニクを持ってきました。

日の当たらないじめじめした場所が行者ニンニクに適しているということで、木立の中でもコケのたくさん生えているところに植えました。(右写真)

 

【行者ニンニク】
〈ウィキペディアより〉
長さ20~30㎝、幅3~10㎝の葉で強いニンニク臭を放ち … … 生育速度が遅く播種から収穫までの生育期間が5年から7年と非常に長いことから、希少な山菜とされ、市場流通量は少なく高値で取引される傾向にある。
… … 行者ニンニクという名前の由来は、山に籠る修験道の行者が食べたことからとも、逆にこれを食べると滋養がつきすぎて修行にならないため、食べることを禁じられたからとも言われている。
… … おおよそ、5月上旬から中旬頃の山菜として知られる。北海道でよく採れ、茎の太さが1㎝程度でまだ葉の開かない状態のものが、味、香り共に濃く珍重される。
主に葉と茎を食用として用いる … … 。

 

彼〈知人〉はよく山歩きをしています。

で、山に住んでいる知り合いから行者ニンニクをもらったとのこと。

しばらくは車庫の中でプランターに植えて育てていたのですが、プランターでは成長に限界があるので私のところへ持ってきました。

今のところ、周りに行者ニンニクを栽培している人はいないので、主にネットを頼りに手探りで育てていくしかないようです。

過ぎゆく夏の午後に

過ぎゆく夏の午後、北側の窓辺で。

暑さのぶり返しですな。

午前中は菜園の草刈りで汗だく。

自宅に寄って水風呂に浸かり、プレハブに戻ると、折よく親戚から昼食の差し入れ。

食後、横になって本を読んでいると、いつの間にか瞼が … 。

 

目が覚めると、時計の針は1時半を回っていました。

草刈りも一段落しておりましたので、無理をして暑い外に出る必要もないと思い、室内で本読みの続きをすることにしました。

椅子をやわらかい光の入る北側の窓辺に持って行きました。

ワゴンテーブルも持って行き、アイスコーヒーとミニトマトを準備しました。(右上写真)

※ ミニトマトは、食べたくなったときにその都度畑に行って捥いできます。
最近は毎日のようにおやつの代わりに食べています。

読んでいる本は、【漢文の素養】加藤徹著:光文社新書。
〈昨日近くの古本屋さんで買いました。〉

硬い内容の本かなと思っていましたが、読み始めると面白く、止められなくなってしまったのです。
〈読了しましたら、いつものように当ブログ記事で紹介します。〉

 

冷房の効いた部屋〈室温27℃,湿度50%〉で、飲んで食べて面白い本を読む。

疲れると、西窓から棚いっぱいのアサガオ〈午後は花が萎んで葉っぱだけですが〉や一輪のヒマワリを眺めて目を休める。

聞こえるのは、蝉の声微かなエアコンの音 … 。

 

過ぎゆく夏の穏やかな午後でした。

【ゼロの焦点】を視聴する

ユーチューブより

雨が降ったり止んだり。

午後はユーチューブで【ゼロの焦点】〈1991年版テレビドラマ 原作:松本清張 脚本:新藤兼人〉(右写真)を視聴しました。

 

50年近く前に一度小説で読んでいます。

米兵を相手に働いていた女性〈室田佐知子〉がボートに乗って海に漕ぎ出る、という最後の場面だけは覚えていました。

映画、テレビドラマを問わず、動画は今回が初めてです。

【感想】

① 最近ほとんどドンパチもののサスペンスドラマを見ていたせいか、登場人物のゆったりとていねいに話す言葉にむしろ新鮮さを感じました。
時代は昭和34年〈今から60年余り前〉の春ですので、現在と比べると何事も全体的にテンポが遅かったんでしょうね。

② 鵜原禎子役の真野あずさが、ちょっと恰好よ過ぎるのでは … 。
彼女が主役をすることによって視聴率は上がると思います。
が、時代背景を考えると、やはり垢抜けし過ぎているのでは … 。

③ 〈登場人物の〉田沼久子の生まれ年が昭和2年と知ったとき、親戚の主のことが頭に浮かびました。
※ 親戚の主については、8.17付ブログ記事『親戚の主』を参照。
確か彼も昭和2年生まれだったと思います。
彼は若い頃予科練にいたらしく、前線に出る寸前に終戦になったと聞いたことがあります。
また、戦後もほんとうに厳しい時代だったとよく言っていました。
〈残念ながら今はほとんど話せない状態です〉

 

戦後を懸命に生きた人たちにどうして悲劇が次々と襲いかかったのか。

どの人たちにも大なり小なり戦争の傷跡が癒えずにのしかかっていたことが原因だと思いました。

 

小説をもう一度読みたくなりました。

【大不況には本を読む】橋本治著 を読む

【大不況には本を読む】橋本治著:中公新書ラクレ

【大不況には本を読む】橋本治著:中公新書ラクレ(右写真)を読み、印象に残ったくだりを紹介します。


… そもそも日本人には「どう生きるかなどという面倒なことを考えず、仕事という実際的な行為に集中していればよい」という傾向があるので、「人間のあり方」というような面倒な問題は、あっさりと排除されてしまいます。「どうすればいいのか?」でふらつく日本の哀しい現在は、そこに由来するのだろうと、私は考えるのです。 … P185


… 「18世紀の後半に起こった産業革命は、それまでの世界のあり方を変えてしまった。その新しくなった ” 世界秩序 ” が日本にやって来て、日本は150年前に開国した。でもその ” 150年 ” は、もう壁にぶつかってしまった。だから本を読んで、その ” 150年分 ” を考え直そう」
つまるところ、「近代の見直しをすべきだ」です。 … P209


… 「で、どんな本を読めばいいんですか?」 … … 残念ながら私〈橋本氏〉には、それに対する「答」の持ち合わせがありません。 …
P214


… どんな本でもいいから、とりあえずは片っ端から読んでみればいいのです。 … P229


… 過去に書かれた本を読み返しても、ロクなものは出て来ないかもしれません。しかし、それを明確に知るというのは、とても重要なことです。「自分たちの ” 壁にぶつかってしまうような現在 ” は、こんな甘い認識の上にのっかっていたのだな」ということが分かります。それは同時に「不問に付されていた自分のいい加減さを知る」ということでもあります。
逆に、「忘れられた本」の中に「とんでもなく重要な一節」を発見することだってあるかもしれません。「こんな重要なことが、なぜ埋もれさせられたままになっているのだろう?」と思うかもしれませんが、それこそが、「これからの時代を生きて行くための鍵」です。 …P230 

 

①について
まさに私がそうです。
かつては橋本氏のいう通り、「仕事という実際的な行為に集中していればよい」という人間でした。「どう生きるか?」までは、なかなか … 。
で、今は?
「どう生きるか?」については、以前より考えるようになったかな。
でも、「 ” 野良仕事 ” という実際的な行為に集中していればよい」という面もけっこうあるかも … 。

②~⑤について
実は、【大不況には本を読む】は最近読みました。
⑤の後段で橋本氏が述べているように、「こんな重要なことが、なぜ埋もれさせられたままになっているのだろう?」という感を強く抱きました。
物置には、学生時代からの本がまだ半分ほど残っています。
〈死ぬまでにできればもう一度読みたいなという本は残しました〉
生きる指針にしていきたいと思っています。

… 追伸 …
橋本氏は、一昨年に70歳でお亡くなりになったそうです。
心よりご冥福をお祈りいたします。

とことん好きなことをしたらええわ

まさにモーニンググローリーですな

今日もアサガオを眺めてから一日がスタートしました。(右写真)

 

午前中、木立前道路脇の除草をしているときでした。

ワゴン車が止まりました。

近所の男が車から降りてきました。

「おはようございます。 … 昨日は畔草刈りで今日はここで草むしりですか。 … 暑いさ中、毎日精が出ますね。」

「今じゃ勤めもないし、除草も大事な仕事の一つや。 … ところで、アンタ、最近定年になったそうやけど、長い間ホントにたいへんやったのお。お疲れさま。 … 雇用延長はするんかいのお … 。」

「ありがとうございます。 … 雇用延長ですか。 … … 私が勤め始めたころは、まだ家の近くに営業所があり、そこに通っていました。 … が、10年ほど前にそれがなくなり、県庁所在地に一営業所だけとなってしまいました。 … で、ここ10年ほどは、毎日片道1時間半ほどかけてそこに通っていました。 … が、定年〈60歳〉後もそれが続けられるかというと … 何だか自信が持てなくて … 結局雇用延長をしないことにしました。」

「そうか。 … 思うようにいかんもんやのお。 … まあ、働くだけ働いたんやし、しばらく休めや … 。」

「はい、そうしようと思っています。」

 

別れ際に彼に一言。

「ワシもそうしとるけど … 人に迷惑かけん程度にとことん好きなことしたらええわ。」