ベッドを解体するのに丸一日

もらい手もなく運びようもないベッド … 何と中にはバネが

昨晩、妻が何気なく、

「あの〈元日の〉地震以来、シンクの水の流れに偏りができたみたい … 。」

というようなことを言いました。

 

… ということは、家が傾いているということですな …

地震後の家屋の調査では、『準半壊』という判定でした。

解体するほどではないとホッとしましたが、かなり傷んでいることには間違いないですな。

建て直す甲斐性はまったくなく、といって、十分に安心できる状態でもありません。

※ 今までに何度かお伝えしましたが、元日規模の地震が再来した場合、我が家は完全にアウトです。
そうならないことを願いつつ、私の代までは今の家で暮らしていく予定でいます。
〈幸いにも子どもたちはみな家から出て自立〉

 

さしあたってできることは、2階に置いてあるものを少なくして〈できればなくす〉軽くすることでしょうな。

で、まず誰も使っていない重くて大きいベッドから処分することに。

長さは2mを優に超え、幅は1,5mほどもある代物です。

業者さんに頼むとけっこうな費用がかかりますので、自分で処分することにしました。(右上写真)

 

災害ごみ処分場に持って行くといっても、自分一人で持ち運びができるような重さにし、ワゴン車〈トヨタ・ボクシー〉に積めるような大きさにしなければなりません。

解体するのに丸一日かかりましたわ。

徐々に体を慣らしていきたい

草むしりが終わりました

氷点下の寒い朝でした。

が、8時過ぎから氷が解け始め、10時を過ぎる頃には、気温も10度を超えるほどに暖かくなりました。

イチゴ畑の草むしりを再開することに。

※ イチゴ畑の草むしりに取りかかったのは3月1日でした。
少しむしった時点で雨が降り出したので作業を中断し、畑はそのままの状態になっていました。
今日、10日ぶりに草むしりを再開しました。
〈3月1日の草むしりの様子については、3.2付ブログ記事『まことにおそまつな記憶力』をご覧ください。

 

午前に1時間半、午後に2時間と、3時間余りをかけ、ようやくむしり終わりました。

寒かったので草もそれほど伸びていなく、見た目も大したことはないように思っていましたが、むしった草を一輪車に集めるとけっこうな量でした。(右上写真)

 

草を処分した後、施肥をしました。

イチゴの苗は90株前後植わっているのですが、それぞれの株の両脇に手で小さな穴を掘り、そこに鶏糞を一握りずつ入れて土で埋めていきました。

全部入れ終わるのに小一時間かかりました。

で、後片付けに入ったのは〈午後〉4時少し前。

 

今日はトータルで5時間ほど屋外で作業をしたことになるでしょうか。

久々ということも手伝い、けっこう疲れましたわ。

冬ごもりもいよいよ終わり。

外での作業に耐え得るべく、徐々に体をならしていきたいと思っています。

人生って思い通りにならんもんですな

雪化粧の木立前  2024 3.10 7:40AM

いつまでも寒いですな。(右写真)

例年なら正月に〈薪風呂の〉親戚に数人の近しい者が集まるのですが、今年は元日に地震があったために、それができませんでした。

で、遅ればせながら今日集まって会食をしました。

 

食べているときに、震源地に近いある親戚のことが話題になりました。

その親戚は、現在夫婦だけの2人暮らしで共に80歳ぐらい。

身を粉にして働いて2人の子どもを育て上げ、家も建ててローンも払い終わっています。

それが、今回の地震で壊れ、安心して住めないほどになってしまいました。

で、近々町に住んでいる子どものところへ移り住むそうです。

 

2年前にその親戚の家を訪ねたときのこと。

主曰く、

「小〈ち〉っこい家やけど、わしにとっては城や。いっぱい年金もろとるわけやないけど、ぜいたくさえせんとけば、何とか食っていけると思うとる。 … わし、酒好きやし、たまにだけやけど、昼間から飲んでもええかなとも思うとるんや。 … まあ、そんな感じでのんびりと残りの人生を楽しませてもろうわ … 。」

 

達成感に満ち、うれしそうに言っていた主の顔が、まざまざと思い出されました。

それがまさかこんなことになろうとわ。

決して他人事ではなく、元日規模の地震が再来したら、今度は私の家も完全にアウト … 。

人生って思い通りにならんもんですな。

きれいな空気にしたまではよかった

寒い日ですな 2024 3.9 3:00PM 木立前で

朝、プレハブに着いたのは7時少し前。

本日外出の予定なし。

終日雪もちらつく真冬並みの寒さだそうで、プレハブに籠ることに

… 一日をきれいな空気の中で過ごしたい …

幸い朝の時間帯は晴れていたので、寒かったけど煙突掃除をしました。

※ 2週間ぶりの煙突掃除です。
ふつうは3週間近く掃除をしなくても大丈夫なのですが、クリーンな空気を吸いたいときは早めに掃除をしています。
掃除後は、薪の燃え具合といい、空気感といい、まったく違いますわ。
ホントに掃除をしなければならないときは、ストーブのほうからシグナルを送ってくれます。
どんなシグナルかって?
①煙突のつなぎ目から煙が出る
②煤の臭いが室内に漂う
③目が痛くなる〈煙が目に染みるんです〉
ってとこかな。
ずっと放置しておくと、煙突の熱が壁に伝って火事になることもあるとか。
私の場合、煙突掃除といっても、ストーブ炉内の掃除も含めて小一時間で終わりますので、できるだけ早めにするようにしています。

 

澄んだ空気を吸いながら午前、午後と読書に勤しみました。

が、あまりに気持ちがよく、午前、午後とお昼寝までしてしまいました。
〈昨晩ケンタ君に起こされたのは1回だけだったのに〉

午後、昼寝から目が覚め、外に出たときの寒かったことといったら … 。(右上写真)

ケンタ君にも責任ありですな

揺らめくストーブの炎

… … …

目が覚めると〈午後〉3時過ぎ。

 

葬儀後着替え、プレハブに戻って来たのはたしか1時半過ぎ。

外はみぞれ模様で寒く、すぐに薪ストーブを焚く。

しばらくするとお湯が沸き、それでコーヒーを淹れて飲んだ。

通夜と葬儀の受付の役目を終えた達成感に浸りながら、椅子の背にもたれかかり、揺らめくストーブの炎(右上写真)を眺めていた。

暖かい空気に包まれ、薪がはぜる音と鉄瓶の蒸気の音がとても心地よかった。

で、ついうとうとと … 。

1時間余り眠ってしまった。

 

そうなったのは、寒さと疲れからだけではない。

ケンタ君〈飼い犬〉にもありそう。

昨晩3回も起こされたのだ。
ちなみに22時30分頃と0時過ぎと3時過ぎ〉

1回の散歩時間は20~30分とわずかだが、熟睡できないのがつらい。

また、外套を羽織っての散歩といえど、0℃前後の寒さの中での散歩は楽ではない。

遅くまで寝ていたいところだが、葬儀の手伝い〈午前9時前に葬儀場に入るように頼まれていました〉があるのでそうもいかない。

眠い目をこすりながら葬儀場に赴いた。

会場に着くや否や香典受付の仕事。
〈きょう日はみなさん忙しいらしく、葬儀開始時刻のかなり前から香典を持ってくる人がけっこういらっしゃるんですわ〉

 

とにかく帳尻が合ってよかった。

もし合わなかったら、 … … … 。

ケンタ君にも責任ありですな。