彼だけでなくたくさんの家が抱えている問題

友人がレンタルした高所作業車

友人宅屋敷の手入れの手伝いに行ってきました。

友人については、今までに何回かブログ記事で紹介しています。

彼は私の同級生で、現在都会の方で働いています。

実家は田舎にあります。〈私のところから車で約15分〉

実家に一人で住んでいた彼のお父さんも、高齢〈90歳半ば〉により、昨年の秋から施設に入っています。

彼〈長男〉は、ひと月ごとにお父さんの様子を見たり世話をしたりするために田舎に帰っています。

伐採された杉の根元

で、時間に少しでも余裕があると、屋敷の手入れをします。

今回も高所作業車をレンタルして木々の枝葉を落としたり、杉の伐採をしたりしました。(右上・右下写真)

人手が欲しいというので、手伝いに行ってきました。

午前9時半ごろから午後4時過ぎまで、枝葉を運んだり、杉をロープで引っ張って倒したりしました。

少しはすっきりした景観になりましたが、何しろ屋敷の広さが300坪ほどあり〈田舎では平均よりちょっと広いかな〉、樹木が密集していますので、手入れが追い付かない状態です。

彼の話では、ほかに放置したままの竹やぶ〈これまた300坪ほど〉も近くにあり、そこにはめいっぱいに枝を張った20m近くの大きな落葉樹もあるということです。

素人では対処のしようがないかな、と漏らすように言っていました。

このようなことは、彼の家に限った問題ではありません。

私の田舎では、たくさんの家が抱えている問題です。

おかげさまで頭の中がすっきりしました

住職さんをお迎えしました
床の間の『一期一会』の掛け軸

私の家では、例年この時期に住職さんにお経をあげていただいています。

偉そうに言いましたが、私が住職さんといっしょにお経を唱えるようになったのは、退職してからです。〈今回で2回目〉

せっかく住職さんをお迎えするのに人数が少ないと申し訳ないので、両親の他に私と嫁いだ妹も参加したという次第です。(右上写真)

※ 妻は勤めに出ていますので。

住職さんがいらっしゃるまでしばらく時間がありましたので、仏壇横の床の間にある掛け軸に目をやりました。

『一期一会』 … … 。

いい言葉ですね。(右下写真)

今まで人と接するとき、常にそうありたいとふるまってきたつもりですが … … 。

真実はわかりません。
〈まさか一人ひとりに聞いて回るわけにもいかないですしね。〉

と、思いを巡らせているうちに住職さんがいらっしゃいました。

” 勤行〈ごんぎょう〉聖典 ” というものを手渡されました。

※ 一瞬、若い頃、 ” 勤行 ” を ” きんこう ” と読んで恥ずかしい思いをしたことを思い出しました。

それを見ながら、住職さんといっしょにお経を唱えていきました。

お経を唱えたり、住職さんの有難いお話を聞いているうちに、それまで巡らせていた思いや過去の恥ずかしい思い出が頭から離れてしまっていました。

おかげさまで頭の中がすっきりしました。

キタアカリとメークインを植えました

40㎝間隔で種いもを植えました

じゃがいもを植えました。

まず、石灰や肥料を馴染ませた畑に深さ15㎝ほどの溝を掘りました。

小さい種いもは2つに、大きい種いもは4つに切り分け、切り口に灰を付けて芽の出ているところが上になるようにして40㎝間隔で植えていきました。(右上写真)

【キタアカリ】と【メークイン】の2品種をそれぞれひと畝ずつ植えました。

【キタアカリ】
男爵と似ていますが、より食味、香りが強い品種。男爵よりもホクホク感が強いのが特徴ですが、男爵よりもさらに煮崩れしやすいので、、レンジでの調理や加工に向いています。
【メークイン】
男爵と同じくらいおなじみのじゃがいも。長楕円形で表皮はすべすべで皮がむきやすい。粘質ででんぷんが少なく煮崩れがしにくいので、煮込み料理に向いています。ほんのりとした甘みは低温貯蔵でさらに増す、という特徴もあります。
… ネット:valor navi〈バローナビ〉より …

植えた種いもの上にもみ殻を被せました

植え終わった後、植えた種いもの上に、ふた掴みぶんのもみ殻を被せていきました。(右下写真)

もみ殻は土と比べて温かいので、種いもの発芽にとってよいのだそうです。

種いもと種いもの間のところには、脇にある土を入れ、作業の終了となりました。

今回のじゃがいも植えは、私にとってはじめての野菜づくりとなります。

教えてもらったり調べたりしながら、幾種類もの野菜がつくれるよう努めていきます。

いちどきにたくさんの人が訪れました

竹やぶの跡地

午前10時ごろ、帰省中の友人が訪ねて来ました。

友人とプレハブ内で近況を話し合っていると、今度は地域の人が訪ねて来ました。

そこへ、竹をチップにする事業を推進した人が、竹やぶの跡地の様子を見にやって来ました。

すると、また、別の地域の人が地区集会所の鍵を借りに来ました。
〈地区の世話係をしていますので〉

またまたそこへ、親戚が差し入れを持って来ました。

退職後無所属の時間を過ごすようになって、これだけたくさんの人がいちどきに訪れたのは初めてです。

鍵を借りに来た人と親戚は、用件を済ますと帰って行きました。

残った友人、地域の人、事業を推進した人と私の4人で竹やぶの跡地を見て回りました。(右上写真)

【いっしょに見て回ったみなさんの声から】

・長年竹やぶやったせいか、地面がフカフカで足に負担がかからんで〈かからなくて〉ええな。地区の高齢者のハイキングコースにすればどうや。

・立派な太い孟宗竹やな。節のところを切って漆を塗り、灰皿にしてネットで売ればもうかるかも。

・果樹を植えたらいいかも。モモやビワなんかおいしくていいんじゃないの。

・竹と土壌の相性がいいようなので、半分だけ竹林にして、残りの半分は好きなものを植えたらどうかな。

etc.

みなさんの発想豊かなご意見を参考に、今後のことを考えていきます。

ありがとうございました。

切って5年ほど経った竹は切るより割る

5年前に切った竹の根元
腐食しているので根切りで上から割ると竹が砕けてしまいます

プロの方が竹を伐採した後の切り口を見ますと、どれも地面スレスレです。

つまずいたり、竹に水が溜って蚊が発生したりしないようにするためだそうです。

プロの方が切った切り口と5年前に私が切った切り口を比べてみました。

私も地面スレスレに切ったつもりでしたが … 。

改めて切り口を見ますと、地面から5㎝ぐらいの高さで切っています。(右上写真)

… プロの方がしたようにもっと地面スレスレにできないやろか? …

… そうすれば、つまずいたり蚊が発生したりすることもなく、また、これからの除草時に草刈機の刃が当たることもなくなる … … 。

再度竹挽き鋸で切りました。

でも、どうしても地面を擦ってしまい、時間もかかります。

試しに根切り〈ねきり〉を上から振り下ろして、竹を割ってみました。

するとどうでしょう。

5年前に切った竹ですので、かなり腐食していて、割れるというより砕けてしまいます。

5回ほど振り下ろすと、ほとんどの場合、地面から上の部分が砕けてなくなってしまいました。(右下写真)

【使った根切り】
・長さ:145㎝ ・重さ:7㎏ ・刃幅10㎝(右下写真)
5年ほど前に近くのホームセンターで7,000円ほどで買いました。
根を切る以外にタケノコ掘りにも使っています。

2時間で70本ほどの竹の根元の処理ができました。
〈あくまで5年前に切った腐食気味の竹です〉