唯一残った温州ミカン

唯一残った温州ミカン

歯医者さんに歯石を取ってもらいに行き、その足で確定申告をしに役所へ。

どちらも暖房が入っていたとはいえ、厚着をしないと耐えられないようなギリギリの温かさ … 。

寒風吹く中、プレハブに戻ると、すぐに薪ストーブを点ける。

10分ほどで体が温まってきました。

 

それと並行するかのように心も温まってきました。

どうしてかって?

優しそうなだいだい色の温州ミカンを目にしたからです。(右上写真)

木立に植わっている木に生っていたものを捥いできました。

※ 木立には、3本の温州ミカンが植わっています。
いずれも、ようやく2mほどに育ったところでしょうか。
木を大きくすべく、去年、今年と初秋の実の青い時点ですべて取り除いています。
〈ちなみに取り除いた青い実は酢に活用〉
が、うっかりしていて2個だけ残してしまったのです。
先日、温州ミカンの雪囲い越しに色づいたものがあるのに気づき、よく見ると熟した実だったというわけです。
2個とも捥ぎ、そのうちの1個は家で食べました。
グレープフルーツをより淡白にしたような食味でした。
で、もう1個もと思ったのですが、色があまりにも優しくてきれいなので、プレハブに持って来て目と心の保養にしている次第です。

 

色褪せたら食べますわ。

今シーズンは間引き程度に抑え、熟した実をできるだけ多く収穫したい。

楽しみです。

【日本人の脳】を読む

【日本人の脳】角田忠信著:大修館書店

【日本人の脳】角田忠信著:大修館書店(右写真)を読み、印象に残った箇所を紹介します。

 

… … たとえばクーラーの音、楽器の音、コオロギの声……などを調べてみますと、西洋人の例では、とにかくことば以外のものは、みんな同じレベルなのです、一様に。ところが日本人ですと、クーラーや楽器の音については西洋人と同じですが、そのほかに鳥や動物の声、虫の声などがまざっていれば、それらははるかに高いレベルを示します……。ことばに近いわけですよ。日本人が自然の音に対して如何に敏感か……こんな観点からも証明されると思います。ですからこれはもちろん飛躍ですが、横井さんや小野田さんが、あんなに長い歳月ジャングルの中で孤独な生活をしていられたのは、他にもいろいろ理由はあるでしょうが、一つにはこの日本人特有の敏感さで、自然と接していられたから……。 … P21

 

マドモアゼル・愛氏のユーチューブ動画をよく視聴します。

先日その中で彼マドモアゼル・愛氏は70代の男性です〉

「角田博士の著書【日本人の脳】はいい。発行当時とても話題になった。が、よい評価はあまりなされなかった … 。」

というようなことを言っているのを耳にしました。

 

ありました、ありました、菜園横の物置の本棚に … 。

奥付を見るに、1978年11月10日 14版発行 とありました。

そして、そのページの下部には、S53 12/16 と拙い私の字で鉛筆書きされていました。
〈昭和53年は1978年です〉

45年も前〈学生時代〉に買ったんですな。

実験の方法やデータの部分は難しいので、それ以外の読みやすい部分だけを読んだのを思い出しました。

” 左脳 ” が論理をつかさどり、 ” 右脳 ” が感情をつかさどるということも、そのとき初めて知りました。

 

改めて読み直し、上記の箇所がとても印象に残りました。

退職後、毎日のように鳥や動物の声、虫の声などを聴き、ほとんど一人で木立の中にいるからでしょうな。

… 今しがた2016年に発行された【日本語人の脳】角田忠信著:言叢社 を注文しました。

深化した中味が楽しみです。

もうしばらくは冬ごもりを

けっこう煤が溜まっていました

昨年の今頃は、最高気温が0℃近くでも、雨〈雪〉が降らない限り、外に出て作業をした。

いっぺんに20本以上の杉を伐採したので、その後処理に追われて寒いも何も言ってられなかったのだ。

今思うと、我ながらよくやったものだと感心する。

 

で、今年は?

… … … 。

今日の最高気温は6℃ … 雨も雪も降っていない。

昨年通りなら外に出てバリバリ作業をしているところだが、冷たい北風に当たるのが嫌で、午前中は木立を一回りしただけであとはプレハブ内に籠もりっきり。
〈風邪をひいているわけではありません〉

午後は、うっすらと日が差していたときだけちょこっと屋外作業を。

一つは、昨日の焼却で残った灰の後始末。
〈灰をふるいにかけて容器に保管〉

もう一つは、薪ストーブの煙突掃除。

予報では、明日は今日より気温が低くなり、しかも終日雨とのことで、プレハブ内に長時間籠ることになるのは必至。

濁りのない暖かい空気に包まれて過ごしたいですな。

で、〈煙突〉掃除にはまだ5日ほど余裕があったのですが、早めに掃除をしました。

煙突の内側をブラシで擦ると、けっこう煤が溜まっていましたわ。(右上写真)

小一時間かかって掃除を終了。

 

これで明日はバッチリですな。
〈終日読書をする予定〉

暖かくなったら木立の手入れにがんばりますので、もうしばらくは冬ごもりをさせてください。

南高梅の花が咲き始めました

南高梅の花が咲き始めました

北風が吹いていたけどそれほどでもなく、また、雨も降らなそうだったので、野外焼却〈野焼き〉をしました。

※ 焼却したのは、先日木立で掻き集めた枯葉です。
〈2.20付『仲間ができたようでうれしい』に掲載の写真参照〉
少々風はあったけど、連日の雨で一面濡れていて延焼の心配がなかったので、実施しました。
〈焼却場の近くに人家なし〉

1時間半ほどで無事終了。

 

終了後、レモンの雪囲いに、カッターナイフで数か所に穴を開けました。

※ 先日、集落の果樹に詳しい男から、「レモンの葉っぱ、萎れて元気ないみたいやけど、雪囲いで締め付けられて息ができんのと違うか?」と、指摘を受けました。
で、雪囲いの数か所に、息ができるように穴を開けた次第です。

それが終わると、ニンニクの芽かきをしました。
※ 種によっては1個の種から複数の茎が出ることがあります。
そのままにしておくとすべての茎に実が付きますが、いずれも小さい実ばかりになります。
丈夫そうな茎を1本だけ残して他を取り除くと、〈1個だけですが〉大きな実ができます。
これまた、集落の野菜づくりに詳しい人から教えてもらいました。

ホントにみなさんには感謝、感謝。

 

3日ぶりに木立を回りました。

南高梅の花が咲き始めました。(右上写真)

春を告げる白い清楚な花に、気持ちがパっと明るくなりましたわ。

これって一種の病気ですかいのお

今日買った5冊の古本

一昨日からずっと雨。

それが〈午前〉10時頃からみぞれに。

北風吹く寒い日となりました。
〈最高気温5℃〉

 

一昨日、昨日、今日と、訪れる人もなく、薪ストーブの傍らで読書三昧。

仕事のために読むわけでもなく、レポートを書くために読むわけでもなく、読みたい本を読みたいだけ読めるって、ホントにいいですな。

が、いくらいいといっても、それが長時間続くと、さすがに飽きてきますわ。

 

で、昼食を食べた後、近くの古本屋さんに行きました。

そこは、古本だけでなく、中古のBDやCDなども扱っていますので、そちらも見て回りました。

BDやCDなどに関しては、とくに欲しいものはありませんでした。

本に関してはけっこうありました … が、何しろ年金生活の身、働いていた頃のようなわけにはいきません。

また、歳も歳なので、読む時間や読む体力のことを考えると、そんなに買っても積読で終わってしまうような気もしています。

※ 実は、菜園横物置には、積読で終わってしまいそうな本がたくさんあるのです。

 

にもかかわらず、新たに5冊もの本を買ってしまいました。(右上写真)

古本屋さんからもらったレシートを見るに、〈5冊で税込みで〉1,227円となっています。

新刊書1冊にも満たないような金額ですが、問題は本当に読むのかということにあります。

 

… これって一種の病気ですかいのお …