竹に侵されつつある日々の居場所

まだ竹が侵入していない杉木立
モウソウチクに負けている杉 茶色いっぽいのが杉 ここはかつては杉木立だった
マダケに負けている杉 ここもかつては杉木立だった

…… 現在の日本の竹林の総面積は15万9千㌶。主にモウソウチク、マダケで構成され、管理が行き届かない竹林の拡大が各地で問題となっている。
管理放棄された竹林の周縁は1年に最大3~4㍍の速さで広がり、日陰をつくって背の低い樹木を枯らしながら周囲の植生をのみ込んでいくという。西日本を中心に生物多様性への悪影響が指摘される。 ……
…… 竹林が拡大すれば、コナラやミズナラなど他の樹木が圧迫され、里山の景観や植物の多様性が損なわれる恐れがある。
【10月18日付日経新聞38面の記事】より

私の日々の居場所も同様の状態です。
居場所の面積〈約5,000㎡〉の3割ほどがモウソウチク、マダケに侵入されています。
管理を怠ると、またたく間に竹林の周縁が広がっていきます。

幸いにもまだタケに侵入されていない箇所があります。(右上写真)
竹が生えないように、しっかり手入れをしなければなりません。

竹は地下茎で侵入してきますので、タケノコの段階で見落とすことなく採っています

他、… 1mの高さで切る … … ソバの種を播く … … 除草剤を使う … というような方法もあるようです
【竹徹底活用術:農文協】P60~63より

モウソウチクが侵入した箇所(右中写真)、マダケが侵入した箇所(右下写真)では、杉は完全に負けてしまっています。
いずれは杉の木を伐採し、タケノコを採るための竹林にする予定でいます。

 

 

 

古いファンヒーター・灯油・デスクを大事に

デスクの下にファンヒーターを置き、足を温める
ダイニングテーブルをデスクとして使用 2×4材の筋交いを付けて補強
15年以上使用しているサンヨー製ファンヒーター

頭寒足熱〈ずかんそくねつ〉

意味:頭部を冷ややかにし、足部をあたたかにすること。安眠でき、健康にもよいといわれる【広辞苑】

そこで、プレハブでは、足元に温風が当たるようにデスクの下にファンヒーターを置いています。(右上写真)
効果的です。
※灯油を入れるとき、不便な面もありますが … 。

灯油は去年〈昨シーズン〉のものを使っています。
例年冬が終わると、自宅のファンヒーター〈全部で8台〉の掃除をします。
そのときに抜いた灯油をプレハブで使っています。
で、プレハブ用の灯油は買わなくて済んでいます。
本格的な寒さになれば薪ストーブにバトンタッチしますので。

ファンヒーターをデスクの下に置けるのは、デスクが大きく(奥行90cm・幅190cm・高さ68cm)、引き出しがないからです。
かつてはダイニングテーブルでした。
2×4材を筋交いにして補強し、この20年ほどデスクとして使っています。
机上が広く、ゆったりした気持ちで作業ができ、とても重宝しています。(右中写真)

なおプレハブで使っているファンヒーター〈サンヨー製〉は、子どもが中学生のときに使っていたものです。買ってから15年以上経っています。(右下写真)

ファンヒーター、灯油、デスク … 。
古いものばかりですが、大事に使っています。

 

 

 

立派な薪棚でなくとも薪を積み上げるだけで

昨日崩れた薪
薪が崩れないようにひもでくくった丸太で支える
ビニルシートを被せ簡易薪棚の仕上がり シートの右側は以前からの薪棚

昨日崩れた薪の積み直しをしました。(右上写真)

適当に積むとまた崩れてしまいますので、丸太をひもでくくって動かないように安定させ、それから順に薪を積んでいきました。(右中写真)

最後に、雨除けとしてブルーシートを被せました。
風が吹いても飛ばないように、ひもでくくりつけました。

以前からあった薪棚に足したという感じの仕上がりになりました。(右下写真)

ビニルシートにつきましては、手元にあったもの〈1,8m×3,6m〉を二つに折って使いました。

こんな簡単な薪棚でよいのか?

以下のポイントを押さえていればよいようです。

1 とにかく風通しのよい場所を選ぶ …… 地べたは湿気が多いので角材や単管パイプで井桁を組み、15cmほど底上げしてから積む …… 。

2 雨よけは上面だけ、波トタンかブルーシートでOK …… 風に飛ばされないように …… しっかり固定しておく。側面の囲いは、風通しが悪くなるのでしないのがオススメ

3 …… 奥行きは2列まで …… 奥行3列に積むと、真ん中の薪はなかなか乾かない。最大でも奥行きは2列に
【季刊地域№12:農文協】 P27より

合格のようです。

季刊地域 第12号 薪で元気になる! 2013年 02月号 [雑誌]

 

 

 

頼りない薪ばかりなので再び薪づくり

今回は斧で薪を割りました
薪棚の横に適当に積みました この後崩れてしまいました

再度薪づくりをしました。
9月上旬につくった薪の量の3割ぐらいでしょうか。

【わけ】

昨日薪含水計で測定したとき、大半の薪が乾き過ぎの状態でした。
木立の中にずっと放置してあった腐食寸前の間伐材を薪にしたことが原因だと思っています。
先日ストーブの火入れをしたときも、薪がとても軽く、すぐに燃え尽きてしまったという感じでした。
薪がなくなれば立ち枯れの木を使うことも考えていましたが、冬までまだ時間がありますので、再度薪をつくることにしました。

いつもなら電動薪割機を使うのですが、親戚に貸していて手元にありません。
電動薪割機は78kgもあり、一人で運ぶのがたいへんですので、今回は練習も兼ねて斧で割ることにしました。

かつては斧を使ったがために筋肉痛になり、翌日の勤めが非常につらかったこともありました。
でも、今ではもうそのような心配をする必要はありません。
… 退職して勤めはないのですから …

薪棚はすでにいっぱいですので、その横に新しく割った薪を適当に積んでいきました。(右下写真)
で、適当というのはよくないもので、積み終える寸前に崩れてしまいました。
もう薄暗くなっていましたので、その時点で本日の作業を終了しました。

 

 

 

 

 

薪含水計で身近にある薪の含水率を調べる

薪含水計【EM-4806】 上に突き出ている針を薪に差し込むと含水量(%)が表示される
手前左が立ち枯れのネムノキ

目指すは、「含水率」18%以下

… 乾燥の目的は薪の芯の「含水率」を下げること。一般に「いい薪」といわれるのは含水率20%以下。16~18%ならベストだ。ただし、長く置けば置くほどいいというわけではなく、広葉樹も針葉樹も薪の寿命はだいたい3年。4年以上乾燥させると、薪に力がなくなって火力が出ない。 …
【季刊地域№12:農文協】 P27より

先日ホームセンターへ行ったとき、ストーブコーナーに薪含水計がありましたので買いました。税抜きで3,200円でした。(右上写真)

早速薪の含水率を計ってみました。

【結果】
11~17%
7,8年放置してあった間伐材を薪にしたので、含水率が極端に低いのだと思われます。薪に力がなく、火力がそれほど出ないことも予想されます。

ついでに立ち枯れの木(右下写真)を薪にしたものや生木を薪にしたばかりのものの含水率も計ってみました。

【結果】
・立ち枯れのネムノキを薪にしたもの  含水率 19%
・生木のネムノキ     〃      〃  28%
・ 〃 スギ       〃      〃  36%

数少ない実験からは客観性のある結果を云々できないのですが、やはり生木から薪にしたばかりのものは、乾かす必要がありそうです。
薪が尽きたときは立ち枯れの木を使うと言われますが、今日のネムノキの結果からはそのように言えそうです。

HONMA 薪含水計 まきがんすいけい -4806