動かない天水鉢?手水鉢?は崩して処分

天水鉢?手水鉢? 重くて動かせません
崩すための道具:石のみ、トンカチ、ハンマー (防護用メガネは必須)
途中からハンマーだけで崩していきました

石運びは終わりましたが、まだ天水鉢?手水鉢?が残っています。(右上写真)

底面が一辺56cm、高さが80cmのコンクリート製〈中には砂が入っていて、中心部は空洞〉の天水鉢?手水鉢?のようです。

天水鉢(てんすいばち)
防火用や水打ち用の水をためておく鉢。水をためておく窪みは、手水鉢より深い。

・手水鉢(ちょうずばち)
手を洗ったり口をすすいだりするための水が入っている鉢。〈神社やお寺でよく見かける〉

今回は天水鉢か手水鉢かの区別がつきませんでしたので、… 天水鉢?手水鉢? … という表現をしました。

この天水鉢?手水鉢?は窪みのところにひびが入っていて、鉢として使えません。
てこを使ってもびくともせず、移動させることもできません。
下手に動かして、足などに倒れでもしたらたいへんです。

トンカチと石鑿〈いしのみ〉で崩していくことにしました。
最初はコツコツと叩いていましたが、疲れる割りに作業が捗らないので、途中からハンマーを使いました。
防護用めがねをかけ、安全に気をつけながら崩していきました。(右中・右下写真)

これで景観がすっきりし、草刈りもスムーズにできます。

 

 

 

 

石運びをして子どものことを思い出す

自分で上げ下げできる石を先日自作した台車で運びました。
左側のまばらにあるのがてこでも動かない石です 右側は転がしたりてこを使ったりして集めた石です

自分一人で上げ下げできる石を、先日自作した台車で運び、一カ所に集めました。(右上写真)

てこでも動かない石につきましては、そのままにしておきました。(右中写真)

上げ下げできなくても、転がしたり、てこで動かしたりできる石は、まとめて置きました。(右中写真)

景観がすっきりし、草刈りもかなりスムーズにできるようになりました。

石運びをしているとき、ふと子どものことを思い出しました。
子どもがまだ保育園児だったときのことです。
みんなが教室に集まっているときに勝手に抜け出して、外で一人で遊んでいたようです。
大きな石を持ち上げようとしたのですが、少し持ち上げた時点で、その石が自分の指の上に乗ってしまい、そのときの泣き声で先生方が気づいたという次第です。
幸いにも小さなけがで済みました。

… 私と同時期に定年退職をした人の中で、まだけっこうな数の人が働いているようです。
勝手に抜け出したわけではありませんが、外で一人で石を持ち上げている自分が、かつての子どもの姿に重なって感じられ、思わず笑ってしまいました。…

本日は、石が私の指の上に乗ることはありませんでした。

 

 

穏やかな気持ちで体を動かせることに感謝

泥や石をふるいで分ける
午後ラジの楽しいトークを聞きながら
ふと木立に目をやると、色づいた山桜の葉が

午後、積んであった泥や石をふるいにかけ、砂と小石に分けました。(右上写真)

2時間ほどでふるいをかける作業を終えました。

暖かく湿気もありましたので、作業着が濡れるほどの汗がでました。

幸いにも杉木立が日光を遮ってくれました。
… 秋は太陽の高さが低くなっていますので、夏木陰にならなかったところでも、秋になると木陰になります。これからは、雪が降るまで、午後は直射日光を浴びることなく野外作業ができます。 …

ふるいをかけ終わった後、前日の石運びの続きを日暮れまでしました。

全部で5時間ほどの午後いっぱいの野外作業でした。

その間ラジオをずっと流しっぱなしにしていました。(右中写真)

『近くに人家がないので、ボリュームを上げても苦情はでません』

… 手足を動かしながら、おもしろくためになるラジオトークを聞きながら、そして、色づいた山桜の葉に時折目を楽しませながら(右下写真) …

肉体的には楽とは言えませんが、… 義務感に駆られることもなく思いのままに作業ができます … 。

楽しいことです。

穏やかな気持ちで、体をめいっぱい動かせることに感謝する次第です。

 

石を運ぶために台車を作る

敷地に転がっている石
台車用の車(直径26cm ノーパンク)
完成した台車

小屋周辺に大小130個ほどの石が転がっています。(右上写真)

そこで、石を乗せたり降ろしたりしやすく、しかも運びやすい台車を作ることにしました。
〈大きな石になりますと、一輪車では扱いにくいのです〉

ホームセンターでタイヤ【直径26cm ノーパンク】4個(右中写真)とコンパネ【180cm×90cm 厚さ12mm】1枚を買って来ました。全部で13,500円ほどでした。

※ コンクリートやアスファルトの上ではなく地面の上を引きますので、ぬかるみなどにはまらないように大きめのタイヤにしました。
※ パンク等の修理を勘案し、ノーパンクタイヤ〈値段はちょっと高め〉としました。

コンパネを60cm四方に切ったものを3枚重ねて台とし、それに4個のタイヤをボルトで留めました。
引きやすいようにロープも付けました。
製作時間は3時間ほどでした。(右下写真)
※ 大きな石に耐えられるような厚い板は高価でしたので、安価なコンパネを小さく切って重ねて使いました。

実際に石を乗せて運んでみました。
ロープを引っ張るだけで簡単に運ぶことができました。
ただ下り坂は石の重みで台車のスピードがぐっと上がりますので、ロープを引っ張ってブレーキをかける必要があります。

自分一人で上げ下げできる石は、この台車を使って近いうちに運び終えたいと思っています。

ヤマカガシもシマヘビもどちらも恐い

ヤマカガシの脱皮後の皮
脱皮後用水路を移動中のヤマカガシ
最後は側溝のトンネルに

ヤマカガシに出会いました。
プレハブ前の用水路で脱皮中でした。

いつもは逃げるようにその場を去る私ですが、今回はブログに書くために、デジカメを取りに小屋の方へ戻りました。
で、用水路に戻ってみると、ヤマカガシがいないではないですか。

あるのは脱皮後の皮だけです。(右上写真)

近くを見ると、用水路の先の方へ移動中でした。
脱皮後のせいか、いつもの鮮やかな朱色と黒のまだらが少しかすんで見えました。(右中写真)

写真を撮ろうとヤマカガシに近づくと、ヤマカガシの動きがだんだん速くなりました。
そして、最後はふたのしてある側溝に入って見えなくなりました。(右下写真)

ヘビに関する話をもう一つ。

9月上旬のことでした。

土手の草刈りをしているとき、60cmほどのシマヘビが現れました。驚いたのかすぐに逃げていきました。
そして、今度は1mくらいのシマヘビが現れました。気のせいかもしれませんが、私を見据えているようで、逃げる気配は感じられませんでした。
私との距離は3mほどありましたので、見て見ぬふりをして作業を続けました。
先に現れたヘビと親子かつがいであったのかもしれません。

シマヘビについては、次のような話があります。
… 一度、シマヘビを見つけて、畑の中を追いかけていたら、シマヘビが急に止まって振り向き、こっちへ突進してきたことがあった。あわてて逃げたが、あのときは怖かった。非常に気の強いヘビなのである。 …
【食でたどるニッポンの記憶:小泉武夫著 東京堂出版】 P67より

草刈りは無事終了いたしました。

食でたどるニッポンの記憶