退職後 井戸を思う

居場所の井戸

… 高度成長期には下町の工場などで電動ポンプで井戸水を汲みすぎ、それで地盤沈下が起こって、すっかり井戸が悪者にされてしまった。しかし井戸の水を手押しポンプなどで個人が汲んで使う分には。まず問題はない。防災上も井戸は大切。 … 【貧楽暮らし:森まゆみ著 集英社文庫】P129より

同感です。

私のところにも井戸(右上写真)があります。

40年ほどほったらかしになっていますが、中にはまだけっこうな量の水があります。

3年前に水質検査をし、その結果、一般細菌、大腸菌、色度の3つの項目にチェックが入りました。当然飲めません。

現在は、年に2,3回エンジンポンプで水を汲み上げ、その水圧を利用して溝そうじをするときに使っているだけです。

退職した今、もっと井戸水を活用すべく次のように考えています。

1 一度井戸の水を全部汲み上げて底の掃除をする。
〈具体的にどのように掃除をするのか、経験者に聞く。プロの方にお願いすることになるかも。あまりにも高くつくようなら止める。〉

2 全部汲み上げた後、新たに水が入ってくるのか確認する。

3 井戸を掃除した後、再度水質検査を受ける。

貧楽暮らし (集英社文庫)   ツルミ ファミリー水中ポンプ FP-15S-60HZ

退職後初めて隣町の山林へ

田んぼの先の方の奥が隣町に有する山林です

先日、隣町の方が、通りすがりに、「山、行っとるか … 。秋になったら、マツタケが出るかもな … 。」と、あいさつがわりにおっしゃいました。

その方がいう山というのは、隣町にある我が家の山林〈約0.5ha〉のことです。
〈山林というほどでも〉

この隣町の山林ですが … 、

… 他人の山と自分の山の境界がはっきりわからないのです。 …

それで、数年前、境界を確認すべく隣町の山林に詳しい方といっしょに現地の近くまで行きました。

… どこの山もほとんど手入れされていなく、途中で歩けるような道がなくなったので、近くまでしか行けませんでした。 … 

マムシがたくさん棲息していることも、踏みとどまった理由の一つです。

公図も見ました。しかし、はっきりした境界線まではわかりません。
【公図:税金の課税根拠となる土地台帳の付属図面。そのほとんどが140年も前、明治時代の地租改正時に引かれた図面】 … 季刊地域(農文協出版)P40より

昨日久しぶりに隣町の山林に行ってきました。〈退職後初〉(右上写真)

雑草が生い茂り、マムシが怖いので、山林の手前で引き返してきました。

退職後時間に余裕ができましたので、キノコの原木になる木(ブナ、ナラ、サクラなど〉を伐りたいと考えているのですが … 。

いつになることやら … 。

野ウサギを思い出す退職後のひととき

昨年我が居場所の草地で

現在の居場所の手入れをするようになってから、4年経ちました。

その間、いろいろな生き物と出会いました。

ハクビシン、タヌキ、野ウサギ、ヘビ、ヒキガエル〈けっこう大きい〉、スズメバチ、ムカデ、山鳩、ウグイスなどです。

… クマ、シカ、サルはいません。イノシシは200mほど先まで迫って来ています。そこから私の居場所までの間に数軒の人家があり、イノシシにとってそれらが障害となっているようです。 …

さて、野ウサギの話ですが、

昨年の5月のことでした。
居場所の手入れをしていると、跳ねるように動く茶色のものが近くをよぎりました。
よく見ると野ウサギ(右上写真)でした。
野ウサギの方もこちらを意識しているらしく、ときたまチラッ、チラッと目を向けながら草を食んでいました。
野ウサギを目の当たりにするのは、小4時の遠足〈行き先は山のふもとの牧場〉以来でした。五十数年ぶりでした。

私の地域では、今のところ、野ウサギがもたらしたという食害の話はないようです。
イノシシ、タヌキ、ハクビシンについてはよく耳にします。

野ウサギが草を食んでいる姿は、かわいいものです。
しかし、イノシシやタヌキ、ハクビシンのように作物を荒らすということになると … 。

五十数年ぶりに見た野ウサギ … 。
うれしいような … 。 心配なような … 。

今年はまだ野ウサギを見ません … 。

昨年の野ウサギを思い出す退職後のひとときでした。

 

 

退職後は電動ジグソーも大いに活用

酷使に耐えている電動ジグソー

重宝している電動工具の一つに、電動ジグソー(右写真)があります。

今回は、その電動ジグソーについてお話をします。

買ったのは、電動ドライバー、電動ドリルと同じ頃だったと思います。

5,000円ほどでした。

もう20年以上も使っています。

のこぎりですのでものを切るときに使います。
とくに長いものを切るときに、真っ直ぐきれいに切ることができて便利です。

数枚のコンパネと40mm程度の木ネジを常時置いておけば、電動ジグソー・ドライバー・ドリルを使って、安価に、そして、思いの大きさや形に本箱や棚などを作ることができます。

一回一回ホームセンターへ行く必要もありません。

※材料の板はコンパネより自然の板の方がよいのですが … 。 値段が高いのです。

電動ジグソーは、刃を取り替えれば、薄い金属板を切ったり、プラスチックを切ったりすることもできます。
プラスチックの箱などは、ゴミに出すときにかさばりますので、ジグソーで細かく切っています。(右上写真)

20年以上も酷使に耐えている電動ジグソー … 。 いまだに現役です。

退職後の自由な時間 … 、 大いに活用していきます。

リョービ(RYOBI) ジグソー MJ-50A 615918A

退職後に予定していたアンテナの撤去

取り外された地上デジタルアンテナ・BSアンテナ・FMアンテナ・ポール・ブースター

自宅から3㎞ほど離れたところに物置があります。

そこには、家で不要になり、捨てるに捨てられないものが置いてあります。
今は単にプレハブの物置(右写真)ですが、以前は物置の一部を休日の憩いの場所として使っていました。

… ただ寝ていただけではありませんよ。仕事に関することもけっこうしましたよ … 。

そのとき(10年以上も前かな)に、テレビを見たいがためにアンテナを立てました。

ついでにBSアンテナ、FMアンテナも取り付けました。(右上写真)

10mの支柱〈こいのぼりのポールを利用〉は一人では立てられませんので、当時学生だった息子に手伝ってもらいました。

新しい居場所ができてからは、テレビ、FMチューナー等は取り去ったので、アンテナだけが立っていました。
※新しい居場所…7.28付ブログ『定年退職後の居場所の確保』参照

何しろ立ててから10年以上も経っていますので、いつ倒れるかと心配でした。

で、勤めていたときから「退職後のできるだけはやいうちに撤去しよう」と考えていました。

昨日帰省していた息子といっしょにアンテナを撤去しました。

ひと安心です。