晩秋と初冬を味わい尽くしたい

レモンに施肥をする

穏やかな風でいい天気となりました。

気温は例年並みで、15~16℃といったところか。

何もしないでいると少し寒いが、適度に体を動かしているとちょうどの温かさ。

午前は草刈り、午後は買い物、施肥(右写真)と何をしていてもホントに気持ちがよかった。

蚊がまったくいなくなってしまったことも手伝っていますな。

 

予報によると、明日〈日曜日〉まで好天で、来週の前半はとても寒くて天気も荒れ、その後は12月半ば頃まで暖かいらしい。

雪国に住む者にとってはうれしいですわ。

草刈り、果樹への施肥、雪囲い … 等、余裕を持って冬への準備ができます。

 

もう一つ。

秋をじっくり味わえます。

夏があまりにも長かったので、秋は短いだろうなと諦めていたのでしたが … 。

で、今日も2時間ほど木立をぶらぶらしましたわ。

 

… 何の当ても無しに、斜め上からの日差しを浴びながら、草丈の短い木立を、ポケットに手を入れながら、あるいは時折腕組みをして歩く …
… 周りには、紅く艶のあるブルーベリーの葉、黄色くなりつつあるミカン、大きな葉っぱに見え隠れするキウイ、ちょうど食べ頃となった富有柿、そして、先日積み上げた伐採木の丸太 …
… 夕方になると、澄んだ空気を通して鮮やかな夕日と茜色の空 …

 

予報が当たれば、この先1か月ほどぶらぶらできそう。

晩秋と初冬を味わい尽くしたいですな。

目立たないところで意外と手間がかかる

薪を休憩所に積み上げる

薪割りを済ませたのはよかったけど〈前回ブログ記事参照〉、薪棚に入り切らず。

放置しておくわけにもいきませんわな。

思案した挙句、木立にある休憩所に積み上げることに。

休憩所には屋根があるので、中に積み上げれば、わざわざ雨除けを施す必要はありません。

善は急げ。

入り切らなかった薪を次から次へと〈運搬用〉一輪車で休憩所まで運び、順に積み上げていきました。(右上写真)

※ 薪を休憩所に持って行った理由はもう一つあります。
今年の夏に休憩所に設置した薪ストーブに使うためです。
〈右上写真の左側のブルーシートを被せてあるのがその薪ストーブ〉

 

午前中いっぱいかかり、疲れましたわ。

ふつう薪割りというと、薪を割る場面が目立ちがちですが、一人で一連の作業をしてみると、その前後の作業にもかなりの手間がかかることがわかります。

今回の薪割りでは、
① 薪を割る場所まで丸太を運ぶのに3時間
② 薪割りに7時間
③ 薪を運んだり積み上げたりするのに4時間
かかりました。

薪割りとその前後の作業に要した時間は同じ。

また、薪を割るにしても、今は機械で割りますので、かつてのような重労働ではありません。

で、上記①~③における作業疲れも同程度。

 

… 目立たないところで意外と手間がかかる …

どんな仕事や作業においても、そのようなことがけっこうあるのでは … 。

貴重な資源を無駄なく使い切る

9割方薪割りを終える〈正午前、木立前にて〉

朝、8時過ぎに薪割りの続きを開始。

11月中旬にしては暖かく、快適に作業ができました。

薪割機も順調に作動し、正午前には9割方割り終わりました。(右写真)

 

昼食後30分ほど薪割りをすると、すべて割り終わりました。

今回割った丸太は、2年8か月もの間、木立に積み上げてあったもの。

で、かなり水分が抜けているので、寒い時期といえど、1か月ほど乾かしておけば薪として使えます。

※ 私がよく使っている杉を例に挙げると、生木状態〈伐採直後〉の丸太を割った場合、一年で最も暑い時期の3か月間〈7~9月〉乾かさないと、薪として使えまません。
が、他の樹種の薪と比べると、短い期間で済んでいます。
ついでに割り易さでいうと、杉は簡単に割れてくれます。
難点は、火持ちが悪く〈すぐに燃え尽きてしまう〉、煤がよく出ることですな。
シーズン中は、少なくとも3週間に1回は煙突掃除をしていますわ。
残念ながら杉の薪はあまり人気がないようです。
反面、安く買えます。

 

今日で一昨年の春に伐採した杉の丸太を全部割り終わりました。

貴重な資源を無駄なく使い切れることに達成感を覚えるほどです。

一区切りついたことに、すっきりした気分でいます。

ちなみに来シーズンからは、先日積み上げた丸太〈11.7付ブログ記事参照〉を割って薪として使っていきます。

何と素敵な晩秋の日か

一輪車に丸太を積んでいると …

霜が降りるほどの寒い朝。

6時前より野焼きをしました。

先日、近くに火事があったばかりで、とても緊張しました。

焚き付けに火を点け、煙がすっと真上に上がったときはホッとしました。

1時間ほどで無事終了しました。

 

終了したといっても、炎が見えなくなっただけで、依然高熱で燃え続けているので安心はできません。

野焼きをした日は、燃え具合や煙の様子を見ながら焼却場の近くで作業をするようにしています。

で、今日は、2年前の春から積み上げてあった杉の丸太を運び出し、薪割りをしました。

※ 積み上げてあったところも、薪割りをしたところも、焼却場から10m前後の距離にあります。

 

丸太を運び出したのは午前中。

低かった気温も徐々に上がり始め、丸太運びをするには最適の暖かさとなりました。

〈運搬用〉一輪車に丸太を積んでいると、さらさらという音が … 。

見上げると、木立の山桜の紅い葉が澄んだ青空をバックに舞い落ちているではありませんか。

感じるものといい、見るものといい、何と素敵な晩秋の日か。(右上写真)

※ あまりに気分がよかったので、つい写真に撮った次第です。

午後は、午前中に運んだ丸太を薪割機で割りました。

割り終わるまで、明日いっぱいはかかりそうです。

 

天気は、しばらく好天が続くとのこと。

素敵な晩秋の日が楽しめますな。

それだけでうれしい。

ねむの木1本を伐採する

ロープを引っ張って伐採するところです

雨も上がり腰痛も治まりました。

伐採杉の処理が終わった木立をひと回りしました。

周りがすっきりしたせいか、山桜に蔽いかぶさっているねむの木がとても目立つようになりました。

山桜と杉のわずか2mほどの間にしぜんに生えてきた木です。

山桜の日当たりをよくしたいので、伐採することにしました。

※ 山桜から2mほど離れた杉については、4年後に伐採する予定。

 

ねむの木のきさは、胸高径約15㎝、高さ12~13m、ざっと見るとひょろひょろの木。

上の先の方の枝が杉の枝に絡まっているので、ただ根元を伐っても引っかかって倒れないかも。

で、

①柄の長いのこぎり〈柄の長さ6,3m〉で先の方の枝を切り落とす
②地上高4mほどのところにロープを結わえる
〈山桜の上に倒れないようにするためです〉
③根元にチェンソーで受け口と追い口を入れる
④ロープを引っ張って木を倒す(右上写真)

の手順で伐採しました。

無事終了。

 

ねむの木は、ヒラタケ〈きのこ〉の原木に利用できます。

かつてヒラタケの菌を植えて収穫したこともありましたが、家族にはあまり好評ではありませんでした。
〈個人的には好きなんだけど、自分一人で食べてもおいしくないですわな。〉

 

今回は、薪にすることに。

太めの枝は45㎝長に切り、幹は45㎝長の丸太にし、先日積み上げた杉の上に並べました。