久しぶりの心地よい疲れ

午後丸太を運びました

正午少し前からようやく晴れてきました。

昼食を早めに済ませ、午後は丸太運びをしました。

※ 前回のブログ記事でお伝えしたように、しばらく晴れそうなので、その間に薪割りをし、薪棚の空いたところに入れる予定でいます。

※ 午後4時よりケンタ君〈飼い犬〉の散歩があるので、それまでに作業を終わらせなければなりません。
で、今日のように時間がかかりそうな作業のときは、昼食を早めています。

 

案の定けっこう時間がかかりました。

木立に積み上げてある丸太〈45㎝長〉を5~6本、一輪車に乗せて運ぶのですが、連日の雨で地面がぬかるんでいるのでタイヤがはまってしまい、うまく進まんのですわ。

で、力まかせに押すと、乗せてあった丸太が地面に落ちてしまい、それを拾って再び一輪車に乗せて運ぶ … その繰り返しでしたな。

とにかくケンタ君の散歩までに、何とか薪棚前まで運ぶことができました。(右上写真)

 

日誌を見るに、直近で屋外である程度まとまった時間作業をしたのは、12月10日の野焼き … 。
12.11付ブログ記事参照〉

それ以降は降雪を含めた悪天候が続いていました。

そうでない日もたまにあったけど、そんな日に限って用事で外出していました。

ということで、今日は17日ぶりの屋外作業と相成りました。

 

外で思い切り体を動かしたせいか、久しぶりの心地よい疲れです。

薪あってこそ

10月以来今日まで、薪棚前面の右側半分の薪を使ってしまいました

連日の雨で、積もっていた雪のほとんどが消えてしまいました。

※ 前々回のブログ記事に掲載した写真と見比べてください。

30㎝を超えるほどの積雪が、わずか数日で無くなってしまうのも珍しいですな。

予報によると、年末は例年より暖かく、晴れる日もあるとか。

薪割りの絶好の機会になりそう。

 

10月半ばより薪ストーブを焚いているのですが、今までに薪棚前面の右側半分の薪を使ってしまいました。(右上写真)

べつに慌てて薪割りをしなくても、薪棚に残っている薪だけで十分に冬を越せます。

が、一度に薪棚全部の分の薪割りをするのもたいへんですので、片面半分が無くなった頃に、新たに薪を割って補充しています。
〈補充した薪は、来年の秋より燃料として使います。〉

また、の薪が少なくなってスカスカ状態になると、棚に置いてある容器やわらなど、軽いものが風で飛ばされやすくなってしまいます。

その点、常時薪を置いておくと、風除けの役目も果たしてくれます。

 

もちろん薪の最終目的は、薪ストーブ〈親戚の場合は薪風呂〉の燃料になってくれることです。

冬期間、暖房費の心配をすることなく暖かいプレハブ内で、読書をしたりBD視聴をしたりできるのは、薪あってこそです。

灯油がリッター100円を優に超える時代、薪に大いに助けられています。

華やかな正月になりそう

今日いただいたハボタン

終日雨。

昼食後、薪ストーブの傍らで本を読んでいたのが、いつの間にか居眠りに … 。

 

ケータイで目が覚めました。

「大荒れの天気やけど、犬の散歩するんか?」

「はい、4時頃からします。」

「わしんとこのハウスの前に10本ほどのハボタン置いとくし、〈犬の散歩のために〉家に帰るときに、ハウスに寄って持ってってくれんかのお … 。」

「いつももろうてばっかりで、ありがとうございます。 … 寄って持って行きます。」

 

前の町会長さんからでした。

彼〈前の町会長さん〉は、7棟のハウスと広い畑を所有していて、ブドウ、野菜、花など手広く栽培しています。
〈現在新たに2棟のハウスを建設中〉

ブドウ、カブ、キャベツ … など、いつもいただいてばかり … 。

ほとんどが商品ですので、味は言うまでもありません。

この前いただいたサトイモなんかは、今までに食べたことがないような絶品でした。

今日いただいたハボタン(右上写真)も、正月用に出荷を予定している商品で、色、艶、形、大きさなど、完璧です。

 

雪国に住んでいると、冬に花を飾ることが如何せん少なくなります。

で、木立にあるマンリョウとナンテンの赤い実の付いた枝を折り、それを持ち帰って飾ろうかなと思っていた矢先でした。

いただいたハボタンを妻と両親に見せると、とても喜んでいました。

華やかな正月になりそうですな。

ホントにわかりやすいですな

一時30㎝を超えるほどだった積雪もだいぶ消えました。   2023 12.24 4:00PM 木立前で

午後4時 … ケンタ君〈飼い犬〉の散歩の時間です。

自宅に戻るためにプレハブから外に出ると、横なぐりの雨。

今日は朝からずっと降りっぱなしです。

が、そのおかげで、一時は30㎝を超えるほどだった積雪も、だいぶ消えました。(右写真)

※ 積雪がないと、冬でも天気のよい日は木立の手入れができます。
積雪状態だと外での作業ができなく、完全にお手上げです。
個人的には雪がないことを願っているのですが、それをあまりに言うと、お百姓さんやスキーを楽しみにしている人などがいい顔をしません。
で、心の中に留めるようにしています。

 

車で自宅に戻ると〈自宅までは500m〉、ケンタ君が、早く散歩に出たいと言わんばかりに待っていました。

彼〈ケンタ君〉にとっては、寒風や横なぐりの雨はまったく関係がないようです。

こちらはそんなわけにもいきませんので、防寒着の上に雨合羽を着ました。
〈防寒着は雪にはいいけど、雨には今一つ。〉

 

散歩に出ると、オシッコはするわ、ウンチはするわ、雪は食べるわ … で、まあ、元気なものです。

帰って来てからの夕食の食べ方も、ガツガツとこれまたすごいもんです。

で、食べるだけ食べて満足すると、あとは小屋に入って寝るだけ。

ホントにわかりやすいですな。

【ある禅者の夜話】を読む

【ある禅者の夜話】紀野一義著:筑摩書房

前回のブログ記事で少し触れた【ある禅者の夜話】紀野一義著:筑摩書房(右写真)を読了したので、とくに印象に残った箇所を紹介します。

 

… この『〈正法眼蔵〉随聞記』というのは、読むほどに心にこたえる。 … … よく『正法眼蔵』が分らなぬという人があるが、それは黙読ばかりしているからである。大声で読めば、道元禅師の心身の中に流れていたリズムがいつのまにかこちらに伝わってくる。そして、いつのまにか分るようになるのである。 … P27

… たまたま道元は運がいいから、そういう〈立派な〉お坊さまにめぐり合ったというふうにいいがちだが、これを運、不運で片づけるのは間違っている。われわれのまわりにでも、そういう人は必ずいるのである。ただ自分がその人を引っぱり出すだけの力がないのである。 … … P106

… お墓にも霊がというものがある。だから、お墓の竿石〈さおいし〉は、敷石などに使ってはいけないという。 … … 人間の理性とか、合理的な判断とかで解決できないものが、この世にはたくさんあるのである。 … P154

… … 中世の日本人がもっとも日本人らしかったということは事実である。今の日本の仏教は、ほとんど中世の仏教である。鎌倉時代に成立した日本的仏教ばかりである。禅宗しかり、真宗しかり、日蓮宗しかりである。日本的文化遺産で今日残っているもので、特徴があって、すぐれたものは、みんな中世の影響を受けたものばかりである。 …
P227

 

当著書のタイトルの『ある禅者』というのは道元禅師のことで、『夜話』というのは、道元禅師が、夜、何気なく話されたことです。

それら話されたことを侍者の懐奘〈えじょう〉が記録し、現在『正法眼蔵随聞記』として残っています。

つまり【ある禅者の夜話】は、『正法眼蔵随聞記』について書かれた本ということになります。

 

上記で紹介したように、『正法眼蔵随聞記』の原文をもとに、著者紀野一義氏〈仏教学者,宗教家〉の解釈や鋭い知見が、平易な言葉でわかりやすく述べられています。

著者は学徒動員で南方に出征して生死の境をさまようような体験もなされ、中途半端な言い方がなく、そのことも手伝ってか道元の思いがストレートに伝わってきます。

 

私は真宗の門徒ですが、禅宗についても勉強をしていきたいと思っております。

… みんなが幸せに暮らせるんなら …
… みんながいい人生を送れるんなら …

宗派は問いません。