秋はまだしばらくおあずけのよう

木立の山桜に止まっているアブラゼミ

朝、木立前の道路を歩いていると、軽トラが止まりました。

集落の住人〈建設業:自営〉でした。

「おはようございます。たいへんですね。お盆も仕事で … 。」

「なんもや。いま、墓参りの帰りや。… ここしばらくは、雨で仕事ができんのや。 … 今日も仕事なしや。 … アンタこそ、いつも草刈りようしてたいへんや。 … お盆に草刈機のエンジン音出したら目立つし、今日はじっくり休んだほうがええわ … 。」

 

おっしゃる通り。

地獄の閻魔様もお休みになるという日〈8月15日〉に草刈りをする気はありません。

お言葉に甘えてじっくり休むことにしました。

 

ユーチューブに飽きると外に出て、アサガオを眺めたりミニトマトを捥いで食べたりしながらのんびりと過ごしました。

彼〈住人〉が言ったように、草刈機、チェンソー、トラクターのエンジン音は一切なく、人工音は、時折木立近くの道路を通る車の音だけでした。

その分セミの声が、いつもより大きいように感じました。

 

で、そのセミですが、以前は少し近づいただけですぐに逃げたのに、

最近はかなり近づいても逃げず(右上写真)、また、動きも緩慢になってきたようです。

最期にさしかかっているのでしょうか。

 

ということは、秋?

でも、予報によると20日過ぎからまた暑さがぶり返すとのこと。

秋はまだしばらくおあずけのようですな。