今日もアサガオを眺めてから一日がスタートしました。(右写真)
午前中、木立前道路脇の除草をしているときでした。
ワゴン車が止まりました。
近所の男が車から降りてきました。
「おはようございます。 … 昨日は畔草刈りで今日はここで草むしりですか。 … 暑いさ中、毎日精が出ますね。」
「今じゃ勤めもないし、除草も大事な仕事の一つや。 … ところで、アンタ、最近定年になったそうやけど、長い間ホントにたいへんやったのお。お疲れさま。 … 雇用延長はするんかいのお … 。」
「ありがとうございます。 … 雇用延長ですか。 … … 私が勤め始めたころは、まだ家の近くに営業所があり、そこに通っていました。 … が、10年ほど前にそれがなくなり、県庁所在地に一営業所だけとなってしまいました。 … で、ここ10年ほどは、毎日片道1時間半ほどかけてそこに通っていました。 … が、定年〈60歳〉後もそれが続けられるかというと … 何だか自信が持てなくて … 結局雇用延長をしないことにしました。」
「そうか。 … 思うようにいかんもんやのお。 … まあ、働くだけ働いたんやし、しばらく休めや … 。」
「はい、そうしようと思っています。」
別れ際に彼に一言。
「ワシもそうしとるけど … 人に迷惑かけん程度にとことん好きなことしたらええわ。」