若干の雪が降ったとはいえ、風もなく日が差し始めたので、木立をひと回りしました。
うっすらと雪化粧をしたところで足が止まりました。
かつて孟宗竹が密集していた竹やぶ跡です。(右写真)
※ 5年前の3月にすべて伐採しました。
当時伐採したきこりさんの話では、1,000本近く植わっていたとか … 。
竹やぶがあった頃の痕跡を留めるのは、今や切株のみ。
が、その切株も年々腐食してきて、あと3~4年もすると跡形もなくなくなってしまいそう。
先日集落のある男が言っていた言葉を思い出しました。
※ その男は、竹を無料で伐採する事業があることを知っていて、実際に私の所有地でそれを実践してくれました。
… あんた〈私のこと〉んとこの木立やけど、わしが孟宗竹を伐採した他に、あんた自身がけっこうな数の木を伐採したんで、日が当たるええ木立になってきた。
5,000㎡ほどの広さがあるみたいやけど、ここまでようがんばったわ。
世間では、放置林が荒れて騒いどるようやけど、その気になれば、たとえ一人でも何とかなるいうことや。
ここは、放置林再生の一つのモデルに十分なるわ。 …
たまたま好きでやってきたことが、結果的にはそのように評価され、うれしい限りです。
雪が消え、暖かくなったら、またひとがんばりですな。