南高梅の花が咲き始めました

南高梅の花が咲き始めました

北風が吹いていたけどそれほどでもなく、また、雨も降らなそうだったので、野外焼却〈野焼き〉をしました。

※ 焼却したのは、先日木立で掻き集めた枯葉です。
〈2.20付『仲間ができたようでうれしい』に掲載の写真参照〉
少々風はあったけど、連日の雨で一面濡れていて延焼の心配がなかったので、実施しました。
〈焼却場の近くに人家なし〉

1時間半ほどで無事終了。

 

終了後、レモンの雪囲いに、カッターナイフで数か所に穴を開けました。

※ 先日、集落の果樹に詳しい男から、「レモンの葉っぱ、萎れて元気ないみたいやけど、雪囲いで締め付けられて息ができんのと違うか?」と、指摘を受けました。
で、雪囲いの数か所に、息ができるように穴を開けた次第です。

それが終わると、ニンニクの芽かきをしました。
※ 種によっては1個の種から複数の茎が出ることがあります。
そのままにしておくとすべての茎に実が付きますが、いずれも小さい実ばかりになります。
丈夫そうな茎を1本だけ残して他を取り除くと、〈1個だけですが〉大きな実ができます。
これまた、集落の野菜づくりに詳しい人から教えてもらいました。

ホントにみなさんには感謝、感謝。

 

3日ぶりに木立を回りました。

南高梅の花が咲き始めました。(右上写真)

春を告げる白い清楚な花に、気持ちがパっと明るくなりましたわ。

これって一種の病気ですかいのお

今日買った5冊の古本

一昨日からずっと雨。

それが〈午前〉10時頃からみぞれに。

北風吹く寒い日となりました。
〈最高気温5℃〉

 

一昨日、昨日、今日と、訪れる人もなく、薪ストーブの傍らで読書三昧。

仕事のために読むわけでもなく、レポートを書くために読むわけでもなく、読みたい本を読みたいだけ読めるって、ホントにいいですな。

が、いくらいいといっても、それが長時間続くと、さすがに飽きてきますわ。

 

で、昼食を食べた後、近くの古本屋さんに行きました。

そこは、古本だけでなく、中古のBDやCDなども扱っていますので、そちらも見て回りました。

BDやCDなどに関しては、とくに欲しいものはありませんでした。

本に関してはけっこうありました … が、何しろ年金生活の身、働いていた頃のようなわけにはいきません。

また、歳も歳なので、読む時間や読む体力のことを考えると、そんなに買っても積読で終わってしまうような気もしています。

※ 実は、菜園横物置には、積読で終わってしまいそうな本がたくさんあるのです。

 

にもかかわらず、新たに5冊もの本を買ってしまいました。(右上写真)

古本屋さんからもらったレシートを見るに、〈5冊で税込みで〉1,227円となっています。

新刊書1冊にも満たないような金額ですが、問題は本当に読むのかということにあります。

 

… これって一種の病気ですかいのお …

【百歳までの読書術】を読む

【百歳までの読書術】津野海太郎著:本の雑誌社

【百歳までの読書術】津野海太郎著:本の雑誌社(右写真)を読み、印象に残った箇所を紹介します。

 

… … 50代の終わりから60代にかけて、読書好きの人間のおおくは、齢をとったら自分の性にあった本だけ読んでのんびり暮らそうと、心のどこかで漠然とそう考えている。現に、かつての私がそうだった。
しかし65歳をすぎる頃になるとそんな幻想はうすれ、たちまち70歳。そのあたりから体力・気力・記憶力がすさまじい速度でおとろえはじめ、本物の、それこそハンパじゃない老年が向こうからバンバン押しよせてくる。あきれるほどの迫力である。のんびりだって?じぶんがこんな状態になるなんて … … P7

 

先日、菜園横物置にある本を整理しているときに、タイトル名に引かれて手に取ったのが当著書。

ページを開くと、一度読んでいるような … 。

※ いつ読んだのか、まったく記憶なし。
が、至るところに、私が赤鉛筆で引いたラインが … 。

 

病み上がり〈ヘルニアの手術後〉で体が弱っていたせいか、上記の箇所が目に飛び込んできました。

物置では落ち着かなく、プレハブに持ってきてじっくり再読しました。

幸田露伴、唐木順三 … 等、著名な作家たちの晩年の様子が紹介されていて、年老いてからの読み書きをすることの難しさを知りました。

 

一読目のときのことが記憶に残らなかったのは、私自身まだ若く、病気知らずの元気者だったので、 ” 体力・気力・記憶力のすさまじいおとろえ … ” と言われても他人事と思い、読み流してしまったんでしょうな。

初めての入院を経験し、年齢も70歳に近づいてきたことも手伝ってか、以前にしっかり読めなかった本が読めるようになりました。

【人生には何ひとつ無駄なものはない】を読む

【人生には何一つ無駄なものはない】遠藤周作著・鈴木秀子監修:海竜社

【人生には何ひとつ無駄なものはない】遠藤周作著・鈴木秀子監修:海竜社(右写真)を読み、印象に残った箇所を紹介します。

 

… たとえば本格小説を書いている時、稀れではあるが自分が書いているのではなく、誰かに手を持って書かせられていると思う箇所が私にもある。本が完成したあとに読みかえすと、その箇所が私などの実力をこえ、素晴らしくよく動いている。
そんな体験を私は同業の友人や他の芸術家にたびたびたずね、「自分もそうだ」
という返事をえた。
… … 近頃深層心理学者たちはそれを無意識の働きと呼ぶようになった。しかし私などは無意識だけでは割り切れぬ何かを感じる。眼に見えぬそれらの働きを感じるとき、神は我々のなかで、ひそかに働くことで自分を示していると思う。 … P98~99

 

映画『アマデウス』で、サリエリ〈宮廷作曲家〉が、

「神の音楽がモーツァルトを通して表現されている … 」

というようなことを言っていたのが思い出されます。
〈記憶が間違っていたらゴメンナサイ〉

 

遠藤周作やモーツァルトの場合は顕著な例で、神はすべての人の中にいらっしゃるんではないでしょうか。

とくに、ものごとに没頭しているときにお見えになるような気がします。

私こと

67歳の今日までの平凡な人生の中にも、没頭せざるをえないことが度々ありました。

その度に何とかクリヤーして来られたのは、家族、周りのみなさん、そして、神〈私の場合、仏でも天でもかまわないのですが〉の働きがあったおかげと思っております。

生意気を言うようですが、

神〈仏、天〉に期待するだけではなく、彼らに恥じないように生きていきたいですな。

仲間ができたようでうれしい

野焼きの準備及び焼却場の掃除が終了〈運んだ枯葉はグレーのシートの下に〉

木立で枯葉を掻き集めていると、集落の男がやってきました。

・木立に積んである丸太は杉の木何本分に相当するのか?
・玉切りするのに要した時間は?
・玉〈丸太のこと〉を割る薪割機ってどんなものなのか?
… 等々

矢継ぎ早にえらい具体的に聞いてくるのです。

わけを尋ねると、

「近々家の周りの木を数十本伐ろうと思うとるんや。どうせ建材にならんのやし、あんたみたいに薪にしようと思うとる。燃やした後の灰も畑に活用できるしのお。 … 幸いに家〈自宅〉も集落の端っこにあるし、煙への苦情も出んと思うとるのや … 。」

とのこと。

 

彼は私より2歳年下で、退職後も近くの農業法人で働いています。

けっこう忙しいらしく、働く合間に、薪づくりをする余裕があるのかどうかを確かめたかったようです。

わかっていることをすべて話し、後日薪割機で薪割りの実演をすることも約束しました。

… 仲間ができたようでうれしいですな …

 

彼が帰ったのはちょうど正午 … 2時間も話していたんですわ。

昼食もそこそこに枯葉集めを再開し、焼却場近くまで運びました。
〈運んだ量は58㎝×58㎝×58㎝のフレコンバック10杯分〉

焼却場に残っていた灰もふるいにかけ、容器に保存しました。(右上写真)

その直後に本格的に雨が降り出しましたわ。