昼食を終えて休んでいると、集落の男が訪ねて来た。
※ 彼〈集落の男:62歳〉は、2年前まで営業マンだった。
定年退職後は、アルバイトの傍ら屋敷の手入れに勤しんでいる。
彼と話すのは大地震のあった日〈元日〉以来。
話したのは、ほとんど地震のこと。
彼の親戚の数軒は震源地に近いところにあり、かなりの被害を受けたらしい。
それらの中ではいまだに断水が続いているところもあり、ちょくちょく彼の家まで風呂に浸かりに来ているとのこと。
〈これと似た話をよく耳にしますな〉
1時間余り話したでしょうか。
” 水が来ないことの不便さ ” を強調して帰って行きました。
同感。
飲み水がないのも困るけど、洗濯、風呂、トイレなどの水がないのも困りますな。
※ 幸いにも私の集落では、断水状態だったのは元日とその翌日だけで、それ以降は水が来ました。
飲める状態になるまで1週間ほどかかりましたが。
ふと、木立脇の井戸のことが思い浮かびました。(右上写真)
木立前の花壇や畑に撒く水は、すべてその井戸の水を汲み上げて使っています。
もし、水道の水が止まってしまったら、その水を自宅まで運んで、洗濯、風呂、トイレなどに使うことになるんですな。
が、待てよ … 。
大地震以来井戸水を汲み上げていないんだけど、地下水が以前のように正常に流れているのかな?
暖かくなったら点検しないと。