ツマベニモミジとナンテンを移植

移植したツマベニモミジ

去年の今頃でした。

知人が、苗木らしきものが入った段ボール箱を抱えながらやって来ました。

「 … これ苗木や。こっちの3本がツマベニモミジいうて珍しいモミジや。秋になったらこの辺には見られんようなきれいな色になるんや。 … 残りの1本はナンテンや。〇〇ナンテンいうてこれまた珍しいもんや。 … あんたんとこ広いし、植えたらええわ … 。」

と言うと、そそくさと帰って行きました。

※ その知人は時たまやって来て一方的に話すことが多く、そのときもそうでした。
山へよく行っている男です。
上記に ” 〇〇ナンテン ” としたのは、品種名を聞いたけど思い出せないのです。

 

彼が帰った後箱の中を見ると、苗木というよりは地面から出た新芽をただ引っこ抜いたような状態のものが無造作に入れてありました。

いずれも根っこに付着していた土が剝れてしまっていて、根っこが露わになっていました。

すぐに手元にあった鉢に培養土を入れ、それらの ” 苗木 ” を植えて水をやりました。

元々丈夫な ” 苗木 ” だったようで、何とか枯れずに今日に至った次第です。

 

珍しいモミジとナンテンに出会ったのも何かの縁 … 。

大事に育てていきたいと思っています。(右上写真)

※ 【ツマベニモミジ】 漢字では【爪紅紅葉】
葉の先端が爪のように赤く染まることからだそうです。