今日は3月6日。
2月並みの寒さですな。
〈最高気温6℃といったところか〉
10日を過ぎると暖かくなるとのことなので、それまで待ちますわ。
で、ストーブの傍らで読書をしていると(右写真)、妻から電話がかかってきました。
「 … いま隣の〇〇さん〈隣家の主〉が家にいらしてるんだけど、昨晩おばあちゃん〈隣家の主の母親〉が亡くなられたらしく … それで、お葬式の手伝いを頼みに来られたんだけど … 。」
すぐに自宅に戻りました。
「 … 忙しいのに、いきなり悪いのお。 … 昨夜ばあさんが亡くなってしもうて … で、通夜と葬儀の日時はまだ決まっとらんのやけど、はっきりしたら連絡するし、受付をしてもらえんかのお … 。」
二つ返事で引き受けました。
隣家のおばあちゃんに最後に出会ったのは、昨年の春も暖かくなった頃だったか。
彼女が手押し車を押しながら、集落内を散歩しているときだった。
彼女から話しかけてきた。
「 … わたしゃ、昭和ひとケタ生まれで、90を超えとるんや。 … 膝が悪うて〈手押し〉車を押して歩いとるけど、膝以外は悪いとこ〈ろ〉はないんや。 … まだまだ生きられると思うとる。 … 。」
笑いながら話していた彼女の顔が思い浮かんできました。
膝以外に悪いところがないような、白髪の気丈なおばあちゃんでした。
寂しくなりますな。