マルチシートを使わないわけ

木立前畑にて 2025 6.24 4:30PM

一昨日から昨日にかけての雨で、畑の草がいっぺんに伸びましたわ。(右写真)

明日から追々むしらないといかんですな。

 

畑の草むしりをしていると、よく言われます。

「あんた、えらい疲れることをしとるのお。 … 最初はちょっと手間がかかるけど、マルチ〈シート〉を敷けば、一々草をむしらんでもええのに。そっちの方がずっと楽やろうに … 。」

と。

たいてい

「そんなに広い畑でもなく、時間もありますので、ボチボチむしってるんですわ。」

と答えています。

 

【本音】

商売で野菜を栽培しているのなら、効率を優先し、マルチシートを敷きます。

私の場合は、自分で野菜をつくって出費を抑えている面もあるけど、どちらかと言うと、道楽でつくっている面が強いですな。

自分や家族が食べたいものを ” 楽しんで ” つくり、それなりに収穫できれば、という思いでやっているんですわ。

で、 ” 楽しんで ” の中には、 ” 自然に親しむ ” ということが当然含まれます。

マルチシートは見るからに人工的で、それを敷いた畑は〈私の場合〉自然でないような気がしてなりません。
〈マルチシートを使っている方を否定しているわけではありません〉

たとえ草が生えていても、露わになった土をじかに見ながら、そしてその土に触れながら作物の世話をしていると心が安らぐのです。