親子って似てくるもんなんですかのお

プレハブ内の本棚より

息子が久しぶりに帰省し、木立前のプレハブにやって来た。

今までに木立には何度か来ているが、プレハブに入ったのは今回が初めて。

元気そうで何より。

 

近況をしばらく話した後、本棚(右上写真)に目をやり、
「 … 古事記、万葉集、今昔物語、 … 何で古典ばっかり並んどるんや。 … 前からこんな趣味やったか?」
と。

「歳をとってきたら、何でか読みたくなってきたんや。心も日本のふるさとに戻りたがっとるんかのお。 … が、学生のときに古文や漢文をさぼっとったせいで、てんで読めんのやわ。 … 古語辞典や文語助動詞一覧表を片手に読んどるけど進まんし、大半は現代語訳で済ませとるという始末や … 。」

「 … そんでええと思う。 たとえ現代語訳でも内容のおもしろさを味わうのが先決や。 … その後に ” 文法 ” を勉強すれば、もっと関心が高まるような気がするんやけど … … それをいきなり … ぞ、なむ、や、か、こそ … 連用形、已然形 … だなんて … ああ、思い出しただけで、嫌になってきた … 。」

 

以上、40の大台を目前に控えた息子とこれまた古稀を目前に控えた父親の会話でした。

今日は妙にお互いの考えが一致しました。

今まではほとんどすれ違いだったのに。

 

… 親子って似てくるもんなんですかのお …

息子のために古典を残しておこうか … 。