固定費はたとえ低額でも気になる

菜園にある物置

5月 …  302円
6月 …  302円
7月 …  302円
8月 …  !
何と1,781円ではないか。

上記は、菜園にある物置(右写真)のこの4か月間の電気代です。

ほとんどの月は、10Aぶんの基本料金302円となっています。

が、8月に引き落とされた1,781円とはいったいどうしたことでしょうか。

 

腑に落ちないので、電力会社に問い合わせてみました。

電力会社の係の方のお話
「 … 8月の引き落とし金額1,781円は、6月25日から7月24日までの電気料金です。 … お客様の場合、6月26日より7月16日まで連日一定量の電気をご使用になっています。 … 何かお心当りがおありでしょうか。」


「ああ、そういえば、その頃に電気〈蛍光灯〉を消し忘れたことがありましたわ。1週間ほどだと思っていたのですが、丸3週間〈蛍光灯が〉点けっぱなし状態だったんですな。納得しましたわ。 … お手数をおかけしました。ありがとうございました。」

 

物置の蛍光灯は、工場や職場などでよく見かける長い蛍光灯〈径2.5㎝,長さ120㎝:40形37ワット〉と同じものです。

それが2本、昼夜を問わず21日間灯っていたのですから、そりゃーけっこうなお金になりますわな。

とにかく原因がはっきりわかってよかったです。

電気代は固定費 … たとえ低額でも気になるのです。

草刈りもけっこうお金がかかる

ナイロンコードを自作したのだったが

菜園の草刈りをしてきました。

2時間弱の作業で20㎝長のナイロンコードを10本使いました。

ナイロンコードで草を刈るとき、いろいろと方法があるのですが、私の場合は差し替え方式でやっています。

※ 【差し替え方式】
草を刈っていてナイロンコードが減ってきたら、新しいナイロンコードと差し替えていく方式。
草刈機の先に装着してある金具の穴〈径約3㎜〉に20㎝長のコードを通すだけですので、10秒ほどで済みます。
〈大半の場合、2本同時に差し替えます。〉

 

で、とても簡単なのですが、その分費用が … 。

私が使っているナイロンコードの値段は、一袋〈20㎝長50本入り〉が税抜きで1,280円。

年間10袋ほど使い、それなりの出費になっています。

 

20~30mの束になったナイロンコードを買い、それを20㎝に切り、一方の端っこを穴から抜けないようにすれば安く上がるんだけど、それができなくて … 。

① ハンダごてで熱して端っこを団子状にする。(右上写真)
② コードの端っこをリングスリーブ〈長さ約5㎜,径約3㎜の筒状の電線接続用部材〉に通し、ペンチで潰す。

の2つの方法がユーチューブで紹介されていたので、試してみたのでしたが、結局はどちらもダメでした。

 

機械の修理費、ナイロンコード、混合油代と、草刈りもけっこうお金がかかりますわ。

今や必要経費では

プレハブ内の2台のエアコン

午前中、熱中症警戒アラートの放送が流れる中、3時間弱除草作業をした。

作業後自宅に帰って水風呂に浸かり、火照った体を鎮めてから木立に戻る。

昼食後の歯磨きを終え、ユーチューブを5分も見ていただろうか、いつの間にか眠りに陥った。

 

そして、今しがた目が覚め、パソコンに向かっている。

時刻は午後1時を過ぎたところ。

歯磨きを終えたのはたしか12時半過ぎだったから、20分ほど眠っていたことになる。

おかげさまで心身ともにスッキリ。

 

おかげさまと言えば、2台のエアコンが大活躍。(右上写真)

… いつの間にか眠りに陥った … と前述した。

食後であることも風呂上がりであることも関係しているが、快適な室温が大きく影響していることも否めない。

私が日頃使っている事務所用のプレハブ〈中古で購入〉は、鉄板で囲まれた箱のようなもの。

この季節、エアコンが作動していないときの昼の室温は、窓を全開していても35℃超。

居られたものではありませんな。

 

が、エアコンを両方とも26℃前後に設定すると〈しぜんに眠りに陥るような〉快適な室温になります。

プレハブ内の広さは5m×5m×2,3mゆえ、電圧100Vの場合、冷房を無理なく十分に効かせるには2台のエアコンが必要です。

気になる電気代ですが、ひと夏でプラス1万円弱になりますわ。

 

年々暑くなる夏、今や必要経費では。

米作りも大きく様変わりした

人影がまったくない集落の田んぼ

疲れが溜まってきたのか、それとも暑い日が続いているせいなのか、何もやる気が起こらない。

朝からプレハブにずっと籠りっ切り。

珍しく草刈機のエンジン音もチェンソーのエンジン音も聞こえない。

木立前を通る車も少ない。

蝉のか細い声と時折鳥の鳴き声がする静かな日曜日。

 

昼は、10日前に収穫したジャガイモを茹でて食べた。

デザートは、スモモとミニトマト。

牛乳以外すべて自前のもので済ませた。

食後、外の空気を吸いたくプレハブから出た。

強い日差しと怖ろしいほどの暑さが襲ってきた。

周りの田んぼを見回すに、人影まったくなし。(右上写真)

 

数日前に近くの農業法人の人が話していたことを思い出した。

ちょうどドローンで農薬散布をしている折だったのだが、ドローンの操縦資格を取得するのに〇十万円、小型ドローンを購入するのに▢百万円かかったとのこと。

他、ちょっとしたトラクターは600万円し、コンバイン〈稲刈り機〉は1,000万円の時代だと言っていた。

 

50年以上も前のことになるが、当時は、大半が小型の田植え機と稲刈り機〈バインダーと言っていた記憶があるが〉を使って家族で米づくりをしていた。

で、田んぼの大きさも、1反〈約1,000㎡〉前後だったと思う。

それが今や5反から1町歩〈10反〉。

農業機械に至っては上記の通り。

 

米づくりも大きく様変わりした。

できるうちはする

薄くて読みにくいのですが、袋には御神供米と書かれています。

ブルーベリーの収穫をしていると、「おーい、おるんかー。」と大きな声が聞こえてきました。

私も大きな声で「こっちや。」と応えました。

※ 木立前とブルーベリーが植わっているところは80mほど離れており、ちょうどその間に竹やぶがあるので、木立前から直接ブルーベリーが植わっているところが見えないんですわ。

 

集落の同じ班の男でした。

「この蒸し暑いのにたいへんやのおー。 … 〈手に持っている袋(右上写真)を私に見せて〉これやけど、今度の〈神社の〉行事に出られんし、持って行って神主さんに渡してほしいんや。」
〈私は班長として参加予定〉

きょう日は出すもん〈者〉があんまりおらんのに、わざわざありがとう。 … 間違いなく神主さんに渡すわ。」

「おれもいつまでこんなこと〈寄付〉ができるかわからんけど、できるうちはするつもりや。ほんなら頼むわ。」

※ 御神供米〈ごしんくまい〉:神様に捧げるお米 … かつてはお米を入れていたのですが、現在はほとんどがお金〈500円〉を入れて出しているようです。

 

彼は私より5つ年下。

60歳で定年退職し、しばらくアルバイトをしていたけど、年老いた親の世話のためにアルバイトを辞める。

楽な生活ではない。

にもかかわらず、御神供米を出す律義さ。

… できるうちはする … 同感ですな。