ないものは作ればいい

ふるいにかけた土は畑や花壇に使っています

ここ4日間は気温も高く、晴れの日が続きましたので、地面も乾いています。

木立の出っ張ったところを削り取り、それをふるいにかけて土づくりをすることに。

 

周りの人の話を聞くと、畑の土などが足りなくなった場合は土を買っているようです。

2tトラックで持ってきてもらっても、値段はそれほどでもないとか。
〈土の種類によって違いがありますが〉

が、年金生活者の私にとっては大きな出費 … 。

 

お金に余裕はないけど、土なら木立にたっぷりとあります。

ただ、瓦礫などが混じっているので、ふるいにかけてそれらを取り除かないと、畑や花壇には入れられません。

幸いにも自由になる時間もたっぷりありますので、時間をかければ土を作ることができます。

 

使う道具は、ふるい、〈運搬用〉一輪車、鍬、スコップ、箕です。(右上写真)

作業は、以下①~③の繰り返しです。
①鍬で木立の出っ張りを崩し、それをスコップで掬ってふるいに入れる
②ふるいをふるって、瓦礫は一輪車に、土は箕に溜める
③溜まった瓦礫は木立の窪地に持って行き、土はプレハブ前コンクリート面に山積みにする

調子のいいときは、半日で0,5㎥の土ができます。

※ 作物の出来具合を見るに、かなり良質の土のようですわ。

 

『ないものは作ればいい』

ゴジラやウルトラマンを作った円谷英二氏の言葉だそうです。

お金に代えられない喜び

サツマイモの苗を植える

午前中に
・サツマイモ50株
(右写真)
・ミニトマト18株
・ピーマン4株
・パプリカ4株
・トウガラシ2株
の苗を植え、
午後に
・カボチャ6株
を植えました。

 

植えたカボチャにちょうど水をかけ終わったときでした。

集落の男がやって来ました。

「お疲れさん。 … あんた、今度の土曜日〈時間が〉空いとるか。」

「今んとこ何もないけど。」

「よかった。 … 水路脇の草刈りをするもん〈者〉が足りんのや。手伝ってくれんかのお。少々の雨が降ってもするつもりやけど … 。」

「わかった。」

 

〈木立前の畑を見回しながら〉
「けっこう植えたのお。それにイチゴのネットもええのになっとる。 … 〈サツマイモ畑に目を止め〉サツマイモやけど、間隔が狭ないか?」

「よう見とったわ。ホントに狭いんや。 … ふつうは30㎝間隔で植えるんやけど、今回は25㎝間隔で植えたんやわ。 … 畝の長さが7mちょっとや思うて50本の苗を買うたんやけど、実際は6mしかなかったんや。 … 苗が余ったらもったいないし … で、全部植えられるようにと詰めて植えたんや。 … … 最近肥料や苗の値段も高なったし、下手に野菜をつくるより買うた方が安つくかもしれんな。」

「たいていの人がそう思うとると思うわ。 … そやけど、野菜づくりにはお金に代えられん喜びがあるんと違うか。」

問題は登記料

1回目の草刈りを終えました〈ここはかつての畑でした〉

かつて畑だったところの草刈りをしてきました。(右写真)

100㎡にも満たない狭い土地です。

現在はほったらかし状態になっています。

といっても、すぐ横〈写真のすぐ右側〉に人家がありますので、虫がたかったりして不衛生にならないよう年間5回草刈りをしています。

今日その1回目を終えました。

 

集落には、このように何の作物もつくっていないけど、他人に迷惑が及ばないように定期的に草刈りだけをしている土地がいくつもあります。

右上写真では、手前が我が家の土地になります。

奥の方の柿が植わっているところは他の家の土地ですが、うちと比べて5~6倍もの広さがあり、やはり年間5回ほど草刈りをしているそうです。

 

数年前、たまたま同じ日に草刈りをしたとき、そこの主が、

「この土地、むかしは畑やったんや。柿もよう取りに来たんやけど、今は畑もしとらんし、柿は鳥が食うとる。 … そやけど、草刈りだけはせんならんしのお。いつまでできることやら。 … できれば、〈この土地の〉隣の人にもろうて欲しいんやけど、土地はタダでも登記料が高いしのお … 。」

と、言っていたのを思い出します。

 

同感。

父にはすでに承諾を得てあります。

土地を譲る方ももらう方もお互いにいいと思うんだけど、隣の人にいつ話そうか思案しています。

問題は登記料なんですわ。

花や野菜を育てるのも簡単にはいかない

トウモロコシ、アサガオ、ヒマワリ、インゲン豆の種

終日雨だそうで、午前午後と種や苗をなどを扱っているお店を4軒回りました。

A店では種、B店では肥料と防鳥ネット、C店では作業用の靴下を買いました。

D店では苗を見て回っただけで、何も買いませんでした。
〈ゴールデンウィークのせいか、車と人でごった返し。連休明けに苗を買いに行く予定です。〉

ちなみに今日買った種は、トウモロコシ、アサガオ、ヒマワリ、インゲン豆です。(右上写真)

 

使ったお金は全部で1万円余り。

とくに防鳥ネットは、2年前の今頃と比べ、3割以上も値上がりしていてびっくりしました。
〈2m×50m,1.6㎜角目のもので税込みで4,780円〉

※ ついでに古本屋さんにも寄り、10冊買って1,545円使ってしまいました。
今のところ、花や野菜などの栽培と読書は私にとっての楽しみの双璧。
ここであまりにもケチってしまうと、欲求不満が募りそう。
ということで、どうかお許しを。

 

さて、畑のどの箇所に何を植えるか。

連作障害を考慮しなければいけません。

1か月余り前に植えたジャガイモだけど、育ちが今一つなのは、連作障害のような気がしてならないのです。

そこには、昨年ピーマンとパプリカが植わっていたんですわ。

どうもジャガイモとの相性がよくないみたいです。

 

花や野菜を育てるのも、そう簡単にはいかんもんですな。

何と修理代が無料

イチゴ畑に側面ネットを半分だけ張る

イチゴ畑にネットを張っていると(右写真)、知人から電話がかかってきました。

「この前頼んどったため池の草刈りやけど、今からできそうか?」

「 … 草刈機が修理からまだ戻って来んのや。 … 店〈農機具屋〉に行って確かめて来るわ。」

※ 草刈機を修理に出したことについては、4.23付ブログ記事『うまくことが運びませんな』をご覧ください。

 

で、お店に行くと、祝日〈昭和の日〉にもかかわらず、従業員の方が仕事をしていました。

奥の方に、珍しく社長さんもいました。〈けっこう厳しい社長らしい〉

〈従業員に〉修理のことについて尋ねると、まだ修理をしていないとのこと。

仕方なく帰ってきました。

 

それから30分もしないうちに、お店から修理が完了した旨連絡がありました。

すぐに取りに行きました。

修理代を払おうとすると、何と無料。

憶測ですが、
いくら田植えの農繁期で忙しいとはいえ、丸1週間お客からあずかった草刈機を修理しなかったことに社長から何らかのお咎めがあったんでしょうな。

 

【追伸】

結局〈午後〉4時頃からため池堤防の草刈りを始めました。

まったく人気がなく、今にもイノシシが飛び出て来そうなところでした。

頼まれた理由がわかりましたわ。

作業は6時過ぎに終わりました。

木立に戻ると、ネットを中途半端に張ったままで、道具類は出しっぱなしでした。